収益を新潟被災地に あす大久保小で校内バザー
小六女児同級生殺害事件があった佐世保市立大久保小の六年生が、YOSAKOIさせぼ祭りで受けた
「感動賞」の副賞のジャガイモを七日の校内バザーで販売、収益を義援金として、新潟県中越地震の被災地へ送る。
同小六年生は先月二十三、二十四日、同市であった祭りに、チーム「鵜己輝庵(we can)」として出場。
感動賞の副賞としてジャガイモ百キロをもらった。
児童は大量のジャガイモをどうするか、祭り翌日の道徳の授業で話し合った。
ジャガイモは事件で亡くなった御手洗怜美(さとみ)さんの好物。
「怜美さんにあげたい」「わたしたちに励ましの千羽鶴をくれた小学生に送ろう」。
さまざまな意見が出る中、「みたっち(怜美さん)がいたら新潟に送ろうと言うんじゃないか」。
優しかったクラスメートの思いをくみ取り、被災地へ送ることを決めた。
生ものは義援物資として受け付けられないため、七日に同小PTAが同小グラウンドで開くバザーで、一袋百円で販売。
別に義援金箱も設ける。担任の栗嵜和正教諭(44)は
「祭りで励ましや激励の手紙などを受け、子どもたちは多くの人に支えられていることを実感している。
自分たちもできることを発信していくべきだと感じているようだ」と話した。
ttp://www.nagasaki-np.co.jp/press/syou6/kiji/2004110601.html 大久保小で校内バザー 近く収益を新潟被災地に
新潟県中越地震の被災者に義援金を送ろうと、小六女児同級生殺害事件があった
佐世保市東大久保町、市立大久保小の六年生が七日、同小のバザーで、
YOSAKOIさせぼ祭りの副賞にもらったジャガイモを販売した。
六年生は十月二十三、二十四日、同市で開かれた祭りで感動賞を受賞し、ジャガイモ百キロを贈られた。
その扱いを話し合った結果、「みたっち(事件で亡くなった御手洗怜美=さとみ=さん)がいたら
新潟に送ろうと言うんじゃないか」としてジャガイモを販売し、収益を被災地へ送ることにした。
児童たちはバザーで「ジャガイモいかがですか」と元気な声を響かせ、保護者らに販売。
ジャガイモは約一時間で売り切れ、別に設けた義援金箱もいっぱいになった。
収益を合わせ約五万円集まり、近く新潟県に送るという。
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