ハリーポッターと在庫の山

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1朝まで名無しさん
「ハリ・ポタ」売れ行き鈍化、大量在庫に書店戸惑う

出版科学研究所によると、9月1日発売後第2週までに売れた本は約65%、
190万セットで「おおむね良好」。
しかし「トーハン」調べの週間ベストセラーリストでは
第3週から「冬のソナタ」関連本にトップを譲った。
2002年発売の第4巻が初版230万セットから第3週で310万セットに急伸、
8週間トップを維持したのに比べ遅いペースだ。

2万4000セットを仕入れ消化率67%という大手書店チェーンでは、
「思ったほど売れず困った。このままでは2割はあまる」。
15万セット注文した別のチェーンでは
「前巻から2年近く開き読者が離れたのか、消化率は予想以下。倉庫の確保も考え始めた」
という。

書店が戸惑うのは、売れ残れば出版社に返品できる通常の本と違い、
5%以外は返品できない買い切り商品で在庫が書店の損に直結するため。
2冊セットで場所も取り値段も4200円(税込み)と高額だ。

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041001it05.htm