【記録】イスラエルがやってる事を一々覚えていたい10【in議論板】

プルサーマルで日本が引き取ってやればいいんじゃねーのソ連のは。

その代わり北方領土返せ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050912-00000292-kyodo-int
「占領継続」と反発も　ガザ撤退でパレスチナ

　【エルサレム１２日共同】イスラエルは１２日、第３次中東戦争以来、３８年間にわたり
占領してきたガザ地区から軍部隊の撤退を完了した。しかし、パレスチナ自治政府は
エジプトとの境界で通行の自由などが実現しない限り「国際法上、ガザ地区は占領された
ままだ」（ダハラン民政相）と反発している。

　自治政府のアッバス議長は「きょうは歓喜の日だ。われわれは長年、この歓喜を奪われ
てきた」と撤退完了を歓迎。一方でパレスチナ国家樹立という目標には、まだ程遠い状態
であることを認めた。

　イスラエルは、武器密輸やイスラム武装勢力による攻撃を理由に、ガザの制空、制海権を
維持し、エジプトに管理権を移管した同国との境界検問所にも当面、軍を残す。
（共同通信） - 9月12日19時49分更新

パレスチナ人をガザ国境で射殺　エジプト当局関与か
http://www.asahi.com/international/update/0913/003.html

　ＡＦＰ通信によると、パレスチナ自治区ガザ地区南端のラファで１２日、パレスチナ人
１人が、エジプト治安当局により射殺された。この日、イスラエル軍が撤退を完了、国境
警備をエジプト側が引き継いでいた。

　現場付近には、エジプト側とガザ側で長年分断されていたラファの村人が、親族と再会
しようと国境に押し寄せていたという。エジプト当局はロイター通信に対し、発砲を否定
している。

イスラエル：ハマス参加ならパレスチナ評議会選挙は阻止
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050918k0000m030027000c.html

　【エルサレム樋口直樹】訪米中のシャロン・イスラエル首相は１６日、来年１月の
パレスチナ評議会（国会に相当）選挙にイスラム原理主義組織ハマスが参加するなら、
選挙を実力で阻止するとの考えを初めて表明した。米紙ニューヨーク・タイムズが伝えた。

　評議会選挙への初参加を表明したハマスは３０〜４０％の議席を獲得する勢い。
ハマスの台頭にはパレスチナ解放機構（ＰＬＯ）主流派ファタハも危機感を募らせており、
今年７月に予定されていた評議会選挙は、選挙法改正の遅れを理由に延期された。

　シャロン首相は選挙阻止のため「あらゆる努力を行う」と言明、「我々の協力無しに
選挙が行えるとは思えない」と警告した。具体的には、占領下に置くヨルダン川西岸で
パレスチナ人の移動の自由を厳しく制限し、投票できないようにすることを想定している模様だ。

毎日新聞　2005年9月17日　18時44分

国家樹立、先延ばし求める　パレスチナ自治政府
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050920-00000132-kyodo-int

　【エルサレム２０日共同】米国などが策定したパレスチナ新和平案（ロードマップ）で、
２００５年末としているパレスチナ国家樹立の目標を先延ばしするよう、パレスチナ自治
政府が米国などに要請していたことが分かった。自治政府議長府筋が２０日までに明らかにした。

　新和平案再生に向けた交渉が再開されておらず、今年末までの国家樹立は不可能なため。
アッバス自治政府議長は０６年末までの国家樹立を目指している。

　新和平案は米国、国連、欧州連合（ＥＵ）、ロシアの４者が策定。米国などはガザ撤退を
新和平案再生の好機と期待しており、ニューヨークでの２０日の４者協議では、ガザ地区の
治安安定化が最優先議題となるとみられる。
（共同通信） - 9月20日17時23分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050923-00000411-yom-int
イスラエル軍、ヨルダン川西岸で過激派３人殺害

　【エルサレム＝佐藤秀憲】イスラエル放送によると、イスラエル軍は２３日、ヨルダン川
西岸トゥルカレム近郊で、パレスチナ過激派掃討作戦を行い、イスラム原理主義組織
「イスラム聖戦」の活動家３人を銃撃戦の末、殺害した。

　同国軍は３人がイスラエルへのテロ攻撃を計画しているとの情報を得て、行方を追っていた。

　イスラエルとパレスチナ過激派は今年２月以降、おおむね相互に停戦を維持しているが、
イスラエル軍は、停戦に背いて自爆テロを続けるイスラム聖戦を標的にした軍事作戦を
散発的に行っている。（読売新聞） - 9月23日19時39分更新

ガザ撤退後初の報復空爆＝過激派のロケット弾で負傷者−イスラエル軍
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000019-jij-int

　【エルサレム24日時事】パレスチナ武装勢力は24日未明、ガザ地区北部から20発以上の
ロケット弾を発射、イスラエル南部の町スデロトに着弾してイスラエル人5人が負傷した。
これを受け、同国軍ヘリコプターが12日のガザ撤退完了後初めてとなる空爆をガザに加えた。

　2月以来の停戦やガザ撤退で情勢は落ち着いていたが、同軍が23日にヨルダン川西岸で
イスラム原理主義組織「イスラム聖戦」の活動家3人を射殺。反発した武装勢力が同日から
ロケット弾攻撃を再開し、急速に情勢は悪化した。
（時事通信） - 9月24日13時0分更新

ハマス車列爆発、１５人死亡　軍事パレード中
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000030-kyodo-int

　【エルサレム２３日共同】ガザ地区北部ジャバリヤにあるパレスチナ難民キャンプで
２３日、イスラム原理主義組織ハマスの軍事パレード中に大きな爆発があり、病院当局に
よると、少なくとも１５人が死亡、８０人以上が負傷した。死傷者には子供も含まれるという。

　ハマスはイスラエル軍の空爆によるものだとしているが、同軍はこれを否定。パレスチナ
自治政府も爆発は爆発物の取り扱いを誤ったためとの見方を示した。

　当時、難民キャンプではロケット弾など爆発物を大量に積んだ車列が、イスラエルの
ガザ地区撤退を祝うパレードを行っていたという。

　アッバス議長はハマスを含む武装組織各派に武力を誇示するパレードを行わないよう
要請。各派は２４日からパレードを自粛することでおおむね合意していた。
（共同通信） -9月24日8時10分更新

ガザ侵攻作戦の準備命令＝報復空爆で2人死亡−イスラエル軍
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050925-00000003-jij-int

　【エルサレム24日時事】イスラエルのモファズ国防相は24日、パレスチナ武装勢力による
ガザ地区からのロケット弾攻撃を受けて治安幹部と対応を協議、ガザ侵攻作戦を準備する
ようイスラエル軍に命じた。戦車部隊がガザ周辺に集結しており、イスラエルのガザ
撤退完了後初めての地上戦に発展する可能性がある。

　イスラム聖戦やハマスの両イスラム原理主義組織は、23日にイスラム聖戦活動家3人が
同軍に殺害されたことに反発。24日までに約30発のロケット弾をイスラエル領内に撃ち
込み、5人が負傷した。

　イスラエル空軍は24日未明からガザ空爆を行い、同日午後には車にミサイルを撃ち込み、
ハマス活動家2人を殺害した。
（時事通信） - 9月25日1時1分更新

ガザ空爆を続行＝閣議、暗殺作戦の再開承認−イスラエル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050925-00000051-jij-int

　【エルサレム25日時事】イスラエル空軍は24日夜から25日朝にかけ、イスラム原理主義
組織ハマスなどがロケット弾攻撃を継続するガザ地区への空爆を続行した。一方、イスラエル
閣議は24日夜、武装組織活動家の暗殺作戦再開やロケット弾攻撃を阻止するためのガザ砲撃を
承認した。
（時事通信） - 9月25日21時1分更新

＜イスラエル＞ハマスの活動家ら２０７人を逮捕　ガザ地区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050925-00000051-mai-int

　イスラエル撤退後のガザ地区での暴力拡大を受け、イスラエル軍は２４日夜から２５日に
かけて、占領地ヨルダン川西岸でイスラム原理主義組織ハマスなど武装勢力の摘発に乗り出し、
活動家ら２０７人を逮捕した。ガザ地区での空爆も断続的に続いており、イスラエルの
ガザ撤退に伴う和平機運は急速にしぼみつつある。
（毎日新聞） - 9月25日20時34分更新

分離フェンス空撮、イスラエル軍が異例の許可
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000518-yom-int

分離フェンス（中央）によって隔てられたハブラ（左・パレスチナ人地区）とマタン（右・
ユダヤ人地区）＝中村光一撮影 　
　【エルサレム＝佐藤秀憲】イスラエル軍は２６日、一部の外国報道機関に、ヨルダン川
西岸で建設を進める「分離フェンス」について上空からの取材を許可した。フェンスの
空撮が認められるのは異例だ。

　民間団体がチャーターしたヘリに乗り、フェンスの建設状況を見た。テルアビブの空港
を飛び立ち、わずか５分で、西岸北部のパレスチナ自治区カルキリヤ近郊に到達した。
カルキリヤやその南方のパレスチナ人の町ハブラの周囲を、フェンスがぐるりと取り囲む。
「フェンスがなかったら、パレスチナ過激派がここからテルアビブまで車で１０分で到達
できる」とイスラエル人操縦士は説明した。

　フェンスの建設は、過激派の侵入防止を目的に２００２年に始まり、全長約７００キロ
のうち、これまでに２００キロ余りが完成した。同年に５６件を数えた過激派による自爆
テロは年々減少し、今年は現時点で３件のみ。同国軍は「フェンスによる抑止効果だ」と
強調する。

　しかし、フェンスはイスラエル本土と西岸の境界（１９４９年の休戦ライン）の東側に
蛇行、至る所でパレスチナ人の生活圏を分断し、人権団体によると、土地収奪など被害を
被る住民は約５０万人に達する。
（読売新聞） - 9月28日0時24分更新

＜イスラエル＞国防相、暗殺の続行を警告　ハマスなどに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000089-mai-int

　イスラエルのモファズ国防相は２７日、イスラム原理主義組織ハマスによる無差別ロケット
弾攻撃の停止宣言に「満足していない」と語り、ハマスなど武装勢力幹部らを標的とする
暗殺作戦や空爆の続行を警告した。イスラエル軍はガザ地区で５件の空爆を行ったほか、
ヨルダン川西岸でハマスのメンバーら８０人以上を逮捕した。
（毎日新聞） - 9月27日19時41分更新

党首選「前倒し」否決　シャロン首相、事実上信任　イスラエル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000027-san-int

　【カイロ＝加納洋人】シャロン首相が党首を務めるイスラエルの与党、右派政党リクードは
二十六日、党首選挙を十一月に前倒しして実施することの是非を問う投票を行い、前倒し
実施は反対多数で否決された。これによりシャロン首相が党内主導権争いに勝利する形と
なり、イスラエル政局の流動化は当面、回避されることになった。

　イスラエルではガザ撤退を推進した首相に対する批判が党内で強まる中、撤退反対派の
ネタニヤフ元首相らが早期の党首選を求めていた。

　ハアレツ紙（電子版）によると、党中央委員会のメンバー三千五十人中、二千七百六十二人が
投票を行い、開票の結果、早期実施に賛成した委員が千三百二十九人、反対が千四百三十三人で、
早期の党首選実施は反対多数で否決された。

　党員投票を行った背景には、八月にガザ撤退計画に抗議して、財務相を辞任したネタニヤフ氏と
シャロン首相との間の党内主導権争いがある。党首選は来年四月に行われる予定だが、
ネタニヤフ氏らは撤退に反対するユダヤ人入植者らの支持を背景に、党首選を十一月に
前倒しして行い、主導権争いで勝利することを目指した。

　今回、投票で党首選の早期実施が否決されたことは、撤退計画を推進したシャロン首相が
党内で事実上、信任されたことを意味する。

　投票結果を受け、ネタニヤフ氏は「われわれは小差で敗れたが、党内には（シャロン首相の）
指導力に反対する大きな勢力があることが明らかになった」と述べ、来春の党首選に立候補
することを改めて宣言した。

　党首選の早期実施が認められた場合、ネタニヤフ氏に有利とみられ、シャロン首相の離党や
早期の解散・総選挙などが予想されていた。
（産経新聞） - 9月27日15時36分更新

シャロン首相、新党結成か　イスラエル各紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000256-kyodo-int

　【エルサレム２７日共同】２７日付のイスラエル各紙は、同国のシャロン首相が与党
リクードの中央委員会の投票で信任を得たにもかかわらず、依然として離党し新党を結成する
可能性が高いと伝えた。

　２６日に党首選前倒しの提案をめぐり行われた投票では、賛成１、３２９に対し、反対
１、４３３で差はわずかだった。首相追い落としを図る党内有力議員のネタニヤフ元首相は
敗北を認めたが「党首選では勝利を収める」と対決姿勢を続けており、リクードの分裂が
避けられないとの分析が背景にある。

　有力紙イディオト・アハロノトは中央委員会の投票結果で得られたのは首相の勝利では
なく、党分裂までの「時間だ」と指摘。党内の対パレスチナ強硬派の反対を押し切って
ガザ地区撤退に踏み切ったシャロン首相への反感は根強く、リクードが再び結束する可能性は
低いとみている。
（共同通信） - 9月27日22時31分更新

武装組織が攻撃停止合意　パレスチナ、衝突収束か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050928-00000002-kyodo-int

　【エルサレム２７日共同】パレスチナのイスラム原理主義組織のハマスやイスラム聖戦
など１３組織が２７日、ガザ地区からのイスラエル攻撃を停止することで合意した。ガザ
地区からの攻撃が実際に止まれば、２４日から続いたイスラエル軍とパレスチナ武装組織の
衝突は収束に向かうとみられる。

　だが合意後もロケット弾がイスラエル南部に着弾したとの情報もあり、軍がロケット弾
攻撃阻止を目的とした空爆を続ける可能性もある。

　ガザ地区では２３日、ハマスの軍事パレードでの爆発でパレスチナ人少なくとも１５人が
死亡した。これをきっかけにハマスが「イスラエルの空爆によるものだ」と主張し
イスラエル南部へのロケット弾攻撃が激化した。
（共同通信） - 9月28日0時25分更新

イスラエル軍がガザを砲撃、地上からの攻撃は撤退後初
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050928-00000203-yom-int

　【エルサレム支局】ロイター通信などによると、イスラエル軍は２７日夜から２８日
未明にかけて、パレスチナ自治区ガザ地区への空爆を続けるとともに、ガザ地区北部を砲撃した。

　イスラエル軍による地上からのガザ攻撃は、今月１２日の同軍のガザ撤退後初めて。
この攻撃によりガザ市のほぼ全域が停電した。

　イスラエル軍はガザ市にある武装組織の事務所４か所を空爆。また武装組織がガザ地区
北部からイスラエル領を攻撃するため設置したロケット弾の発射施設を砲撃した。パレスチナ
自治政府の治安当局者によると、イスラエル軍の攻撃による死傷者はいないという。

　一連の攻撃に先立ち「イスラム聖戦」などの武装組織は２７日、ガザ地区からイスラエルに
対する攻撃を停止すると宣言したが散発的な攻撃が続いている模様だ。
（読売新聞）- 9月28日11時31分更新

イスラエル：パレスチナ武装集団の幹部ら３人射殺　
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050930k0000m030058000c.html

　【エルサレム樋口直樹】パレスチナ・ガザ地区からのロケット弾攻撃を機に、武装勢力の
掃討作戦を続けているイスラエル軍は２９日未明、ヨルダン川西岸ジェニンとその近郊で、
パレスチナ解放機構（ＰＬＯ）主流派ファタハ系の武装集団アルアクサ殉教者団の幹部ら
３人を射殺した。武装勢力側は既にガザからの攻撃停止を宣言し、同地からの攻撃はほぼ
終息しているが、軍側はガザや西岸での攻撃を緩めていない。

　軍当局は、手配中の殉教者団幹部らを逮捕しようとしたが、反撃されたため射殺したと
主張している。また、イスラエル放送によると軍部隊は同日未明、西岸各地でイスラム
原理主義組織ハマスのメンバーら１１人を逮捕した。西岸での逮捕者数はここ数日間で
約３００人に上る。また、ガザでは２８日、軍の空爆によって停電や電話の不通などが起きた。

　ロイター通信によると、こうした事態について米国務省報道官は「軍事行動がもたらす
最終目標（和平）への影響に留意するようイスラエル政府に要請している」と懸念を表明している。

毎日新聞　2005年9月29日　20時07分

＜パレスチナ＞地方選を実施　ガザ撤退後初めて
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000063-mai-int

　イスラエル軍による武装勢力の摘発が続くヨルダン川西岸パレスチナ自治区の一部自治体で
２９日、地方選挙が行われた。イスラエルのガザ地区撤退後初めての選挙となったが、
軍の攻撃を警戒するイスラム原理主義組織ハマスが一部選挙区での参加を見送るなど、
選挙の正当性に疑問を残した。
（毎日新聞） - 9月30日14時52分更新

当て逃げ疑惑のイスラエル船籍船、上海に入港

人が死亡した北海道根室市沖のサンマ棒受け網漁船「第三新生丸」転覆事故で、当て逃げした疑いが
持たれているイスラエル船籍の大型コンテナ船（４万１５０７トン）が２日午後１１時ごろ（日本時間３日午前
０時ごろ）、上海の外高橋港に入港した。

　同船は、予定された接岸場所に別の船が残っているため、約１５０メートル沖に停泊。ただ、衝突の跡が
残る左舷がふ頭とは反対側にあるため、陸からは見えない状態だ。ふ頭には捜査関係者の姿は見えず、
通常通りの荷揚げ作業が行われているが、出入り口では、係員が「今日は日本人は入れない」として、
報道関係者を追い返すなど、当局が神経をとがらせている様子がうかがえた。

　同船の運航代行会社によると、３日午後９時、アモイに向けて出航するという。同船は事故のあった
９月２８日未明、現場海域を航行していたことがわかっており、２９日、韓国・釜山港に入港したのち、
１日未明、同港を出港していた。。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051002i215.htm

イスラエル軍、西岸でパレスチナ人3人を殺害
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-00000335-reu-int

　９月３０日、イスラエル軍はヨルダン川西岸で、銃を持ったパレスチナ人２人と１０代の
若者１人を殺害。写真は武装勢力２人の葬儀（２００５年　ロイター/Abed Omar Qusini） 　
　［ナブルス（ヨルダン川西岸）　３０日　ロイター］　イスラエル軍はヨルダン川西岸で
３０日、銃を持ったパレスチナ人２人と１０代の若者１人を殺害した。ガザ地区からの
ロケット弾による攻撃は中断しているが、イスラエル軍は武装勢力に対する空爆の手を
緩めていない。

　この１週間の暴力の応酬により、パレスチナ評議会選挙には暗雲が立ち込めている。

　事前の調査では、パレスチナ自治政府アッバス議長の率いるパレスチナ解放機構（ＰＬＯ）
主流派ファタハが優勢。イスラム原理主義組織ハマスも食い込んでいるもよう。

　今回の攻撃により、過去７カ月間続いている停戦は継続が疑問視されており、イスラエルに
よるガザ地区撤退が平和交渉の再開につながるかもしれないという期待感も後退している。

　アッバス議長はガザ地区で記者会見し、パレスチナ人側に自重を呼びかけると同時に、
「イスラエルは、このような攻撃が容認されないと知っておくべきだ」と警告。「こうした
挑発行為やその継続は、われわれが必死の努力で維持しようとしている平穏状態に、確実に
大きな悪影響を及ぼす」と述べた。
（ロイター） - 10月1日15時22分更新

パレスチナ：ガザ地区で銃撃戦、３人死亡、５０人以上負傷
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20051003k0000e030020000c.html

　【エルサレム樋口直樹】パレスチナ・ガザ地区からの情報によると、ガザ市で２日夜、
自治政府の警官隊とイスラム原理主義組織ハマスの間で銃撃戦が起き、警官１人を含む
３人が死亡、５０人以上が負傷した。イスラエルのガザ撤退以来、両者の武力衝突は初めて。

　目撃者によると、路上で違法武器の取り締まりを行っていた警官と、武装したハマス
活動家らの間でトラブルが起き、銃撃戦に発展。騒動は別の場所にも飛び火し、
手りゅう弾なども飛び交った。警官以外の死者は通行人とみられる。

　ハマス側は、路上の警官がイスラエル軍に殺害された故ランティシ最高幹部の息子を
逮捕しようとしたと非難。一方、自治政府側は「法と秩序を破り、このような事態を
起こした責任はハマスにある」（内務省）と糾弾している。

　ガザでは先月下旬、ハマスの集会中に事故とみられる爆発で十数人が死亡。イスラエルの
関与を主張するハマスがロケット弾攻撃を再開し、イスラエル軍の激しい空爆などを招いた。
自治政府はこれを機会に、武装組織が武器を公然と持ち歩くことを禁止。ハマスはこれに反発していた。

毎日新聞　2005年10月3日　10時32分

漁船転覆：イスラエルコンテナ船が衝突と断定　塗膜片一致
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20051003k0000e040031000c.html

　北海道根室市の落石漁協所属のサンマ棒受け網漁船「第３新生丸」（１９トン）が
９月２８日未明、根室沖で転覆し乗組員７人が死亡した事故で、根室海上保安部は３日、
韓国・釜山港でイスラエル船籍の大型コンテナ船から採取した塗膜片と、第３新生丸の
損傷部分から採取した塗膜片が一致したと発表。このコンテナ船が第３新生丸に衝突したと断定した。

　大型コンテナ船は「ジム・アジア」（４万１５０７トン、２１人乗り組み）。大型
コンテナ船の塗膜片は韓国海洋警察庁が寄航先の釜山港で採取、海上保安試験研究センター
（東京）に２日届けられ、分析していた。その結果、新生丸から採取した他船のもののと
ジム・アジアのものが一致するとともに、ジム・アジアに付着した他船のものも新生丸と一致した。

　今後、ＧＰＳ（全地球測位システム）の航跡記録などから正確な転覆場所や時間を特定し、
海上保安庁を通じ、イスラエル政府に捜査協力を要請した。乗組員らから事情聴取を
求めるが、イスラエル・ハイファにある船会社は、事故への関与を否定しているという。
【西端栄一郎】

毎日新聞　2005年10月3日　11時13分　（最終更新時間　10月3日　12時23分）

フォアグラ生産禁止へ＝強制飼育は動物保護法違反−イスラエル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051003-00000005-jij-int

　【エルサレム2日時事】イスラエル政府は、世界三大珍味の1つとされるガチョウやカモ
などの肝臓「フォアグラ」を目的とした強制飼育は動物虐待に当たるとして、こうした
飼育を禁じる見通しだ。

　2日のイスラエル紙ハーレツ（電子版）によると、カッツ農相は同日の閣議で、美食目的の
フォアグラ生産の継続を求めたが、多数決で却下された。閣議はフォアグラ生産者への
補償措置を検討することも決めた。

　フォアグラは、濃厚な味わいでイスラエルでも人気が高いが、肝臓を肥大させるため、
ガチョウなどを動けないようにしたり、無理やり餌を与えたりしている。同国最高裁は
先に「強制飼育は動物保護法違反」と認定していた。
（時事通信） - 10月3日7時0分更新

　　　終戦６０年ドラマスペシャル

日本のシンドラー　杉原千畝物語６千人の命のビザ
http://www.ytv.co.jp/rokusen/index_set.html

日本テレビ　2月11日（火） 21:00〜23:09

「世界が涙した愛と感動のストーリー　大戦下のヨーロッパで６０００人ものユダヤ人を救った日本人がいた」

【出演者】 反町隆史 飯島直子 吹石一恵 勝村政信 生瀬勝久 伊武雅刀 伊東四朗 ほか


【日本のシンドラー】六千人の命のビザ【杉原千畝】
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/tvd/1127827138/

　

今回のイスラエル船舶衝突当逃げ事件が微妙にスルーされている件。

１４歳に自爆テロ強要？　パレスチナ少年が供述
http://www.asahi.com/international/update/1013/016.html

　イスラエルの治安当局筋は１２日、パレスチナ人の１４歳の少年が「イスラエルに対する
自爆テロ行為を強要された」と供述したことを明らかにした。イスラエルは、パレスチナ
自治政府がイスラム過激派などに対する取り締まりが手ぬるいことに不満を示している。
「少年まで利用している」との情報を流し、自治政府への圧力を強める狙いもあると見られる。

　当局筋などによると、この少年はヨルダン川西岸の北部にある自治区のナブルスに
住んでいた。自治政府の主流派ファタハに属する武装集団タンジームの活動家らが、自爆テロを
するよう説得しに来たという。少年は、自分がまだ「子供だから」と断った。しかし
「応じなければ、殺して『イスラエル軍の協力者だった』と言いふらす」と脅されたという。

　活動家は、少年の名前で遺書も書いた。防弾チョッキを着せられた少年は、ライフル銃と
コーラン（イスラム教の聖典）を掲げた姿を写真に撮られたという。

　少年はその後、活動家から逃れ、１０日にイスラエル軍などに拘束された。当局筋に
よると、少年をテロに利用しようとする例は、今年になって相次いでいるという。

銃撃でイスラエル人3人死亡＝ジェニンの過激派指導者を射殺−西岸
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000004-jij-int

　【エルサレム16日時事】イスラエル放送などによると、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区
ベツレヘム南方にあるユダヤ人入植地付近で16日、パレスチナ武装勢力による銃撃事件があり、
イスラエル人3人が死亡、5人が負傷した。

　犯人はベツレヘム市内に逃走したもようで、イスラエル軍が行方を追っている。イスラエルと
パレスチナの間では2月以降停戦が維持されているが、西岸では散発的に衝突が起きている。

　一方、西岸のジェニン近郊では同日、イスラエル軍部隊がイスラム原理主義組織イスラム聖戦の
地元指導者を射殺した。　
（時事通信） - 10月17日1時1分更新

自治政府との接触凍結＝3人犠牲の銃撃事件でイスラエル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000103-jij-int

　【エルサレム17日時事】イスラエル政府は17日、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地付近で
パレスチナ武装勢力にイスラエル人3人が射殺されたのを受け、パレスチナ自治政府との
接触凍結を決めた。イスラエル放送が伝えた。　
（時事通信） - 10月17日19時0分更新

イスラエル軍、西岸でパレスチナ人2人殺害＝パレスチナ治安当局
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051023-00000659-reu-int

　［トルカレム（ヨルダン川西岸）　２１日　ロイター］　パレスチナの治安当局によると、
イスラエル軍はヨルダン川西岸北部のトルカレムで２１日に発砲し、パレスチナ人２人を殺害した。　

　今回の発砲を含め、この１週間で暴力事件が相次いでおり、８カ月前に宣言された停戦のみならず、
先月のイスラエルのガザ地区撤退により高まっていた和平交渉再開への望みも脅かされる状況となっている。

　同事件に関してパレスチナ人の目撃者が語ったところによると、イスラエル軍のジープに向けて非武装の
デモ隊が投石。これに対してイスラエル軍が発砲し、１８歳の青年が死亡した。

　一方、イスラエル軍のスポークスマンによると、先に武装勢力がイスラエル軍に向けて発砲し、
軍用車両を傷つけたという。その後、現場近くで１人の遺体が発見されたが、同スポークスマンは、
イスラエル側は武装した２人に発砲したはずだ、としている。
（ロイター） - 10月23日12時23分更新

イスラエル船長ら３人逮捕　漁船転覆で警察当局
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000068-kyodo-int

　【エルサレム２４日共同】北海道根室沖でサンマ漁船、第３新生丸が転覆し７人が死亡した事故で、イスラエル警察当局は
２３日深夜、過失致死と救助義務違反の疑いで、漁船に衝突したイスラエルの大型コンテナ船「ジム・アジア」船長の
モシェ・ベンダビド容疑者（５０）ら３人を逮捕した。同事故での逮捕は初めて。警察当局は、刑事責任を問える
かを左右する衝突の認識の有無を解明する方針だ。

　警察当局は３人を今月末まで８日間拘置する。船長は保釈金を支払い、自宅での拘置となった。

　警察当局は２３日朝から船長ら５人を拘束し取り調べを続けたが、衝突当時、船橋にいた船長と船員２人については、
さらに詳しく事情を聴く必要があると判断した。５人は調べに対し「衝突には気付かなかった」と供述しているという。

　ほかの逮捕者は、当時操舵（そうだ）室にいた二等航海士ティラストロ・トレブコ容疑者と、船員レイチェブ・ガリン
容疑者の２人。

　警察当局は、イスラエル北部ハイファ港に接岸したジム・アジアを２３日夜まで捜索、他船の接近を知らせる警報装置の
記録などを押収した。

　船体左舷側には船首付近から船尾付近まで数カ所、新生丸のものとみられる白い塗料が付着。コンテナ船を所有する
海運会社「ＺＩＭ」（本社ハイファ）の責任者の１人は「ジム・アジアは数回にわたって新生丸と衝突し、
引きずるようにして転覆させたとみられる」と語った。
（共同通信） - 10月24日11時31分更新

イスラエル軍：イスラム聖戦西岸の最高幹部ら２人を射殺
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20051025k0000m030050000c.html

　【エルサレム樋口直樹】イスラエル軍は２３日深夜、ヨルダン川西岸の
パレスチナ自治区トゥルカルムで、イスラム原理主義組織イスラム聖戦の
西岸地区の軍事部門最高幹部ら２人を射殺した。軍当局は幹部を逮捕しようとして
発砲されたため、反撃したと主張している。同地では２１日にもパレスチナ人
２人が軍部隊に射殺されたばかり。

　一方、イスラエル放送によると、軍部隊は同夜から翌朝にかけて西岸各地で
武装組織の活動家ら約２０人を摘発。多くは別の原理主義組織ハマスのメンバーという。

毎日新聞　2005年10月24日　19時36分

イスラエル軍：再びガザ空爆　ロケット弾攻撃に報復
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20051026k0000m030015000c.html

　【エルサレム樋口直樹】イスラエル軍は２５日未明（日本時間同日朝）、ガザ地区北部と
南部の計２カ所を空爆した。パレスチナ側の情報によると、建物２棟が破壊され老人や
幼児など数人が負傷した。軍当局は武装組織の関連施設を攻撃したと発表した。
２４日夕、ガザ北部からイスラエル領へロケット弾が撃ち込まれたことに対する報復とみられる。

　ロケット弾攻撃はイスラム原理主義組織イスラム聖戦が行ったもので、負傷者はいなかった。
ヨルダン川西岸で２３日深夜、イスラエル軍が同組織最高幹部の一人を殺害したことへの報復だった。
イスラエル軍は９月にガザ地区から撤退した後、西岸での武装勢力の掃討作戦を強化している。

毎日新聞　2005年10月25日　17時49分

＜イスラエル＞ハマスの選挙参加黙認へ　米に従い軌道修正
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051026-00000146-mai-int

　来年１月のパレスチナ評議会選挙で、イスラエルのシャロン政権はパレスチナ自治政府の
政治判断を尊重する方針の米国に従い、イスラム原理主義組織ハマスの選挙参加黙認へ
軌道修正した。首相府当局者が２３日、ロイター通信に語った。これまで、シャロン首相は
ハマスの参加に反対し、選挙の実力阻止を警告していた。
（毎日新聞） - 10月26日23時40分更新

市場で自爆テロ、４人死亡　イスラエル、ガザ撤退後初
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051026-00000265-kyodo-int

　【エルサレム２６日共同】ロイター通信によると、イスラエル北部ハデラの市場で２６日、
パレスチナ武装組織による自爆テロとみられる大きな爆発があり、少なくとも４人が死亡、
２０人が負傷した。

　パレスチナのイスラム原理主義組織、イスラム聖戦がイスラエル・テレビで犯行声明を出した。

　パレスチナ武装組織によるイスラエル国内でのテロは、９月中旬にイスラエルがガザ地区からの
撤退を完了して以降、初めて。
（共同通信） - 10月26日23時50分更新

モサド関与示唆する声明は「タイプミス」＝ＮＺ事件でイスラエル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051027-00000178-reu-int

　［エルサレム　２６日　ロイター］　イスラエル当局は、モサド（イスラエルの諜報機関）が
昨年ニュージーランドで活動したことを認めたとも受け取れる先の政府声明について
「タイプミスだった」と釈明した。

　ニュージーランドで昨年、ニュージーランドのパスポートを不正取得しようとしたイスラエル人
２人が逮捕される事件が発生、外交問題に発展した。イスラエル当局は同件について謝罪したものの、
２人をスパイとするニュージーランド側の非難についてはコメントしていなかった。

　その後、イスラエル・シャローム外相とニュージーランドのヘンダーソン・駐イスラエル大使による
会談を発表する声明文の中に、今回のような対話は「モサドが関与した事件以来」という文言が含まれていた。

　この声明を受け、モサドの関与をイスラエルが公式に認めたとの憶測が浮上したが、
イスラエル外務省報道官は、（モサド関与については）ニュージーランド側の主張であり、
そのことが分かるよう「『モサドが関与した事件』以来」とかぎかっこをつけるべきだった、と釈明した。
（ロイター） - 10月27日16時19分更新

ガザ空爆、聖戦幹部ら7人殺害＝市民も巻き添え−イスラエル軍
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051028-00000018-jij-int

　【エルサレム27日時事】パレスチナ自治区ガザからの情報によると、イスラエル
空軍は27日夜、ガザ地区北部のジャバリヤ難民キャンプを走っていた車にミサイルを撃ち
込み、イスラム原理主義組織「イスラム聖戦」の地元指導者と活動家の2人を殺害、
巻き添えになったとみられる10代の少年を含む5人が死亡した。　
（時事通信） - 10月28日9時0分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051029-00000387-reu-int
イスラエル、ガザ地区を空爆

１０月２８日、イスラエルがガザ地区を空爆。写真は空爆で大破した車（２００５年　ロイター
／Mohammed Salem） 　
　［ガザ　２８日　ロイター］　イスラエル軍は２８日、ガザ地区を空爆、パレスチナ武装組織の
メンバー１人が死亡した。　

　米政府は、イスラエルにパレスチナ自治政府との交渉再開を求めているが、イスラエルは
パレスチナ武装組織を徹底的に取り締まる方針を示している。

　イスラエル軍が２８日に空爆したのはガザ地区北部。パレスチナ武装組織「アルアクサ殉教者旅団」と
「イスラム聖戦」のメンバーが乗った車両２台の近くにミサイルが着弾、メンバー１人が死亡した。

　「アルアクサ殉教者旅団」は、アッバス・パレスチナ自治政府議長が率いるパレスチナ解放機構
（ＰＬＯ）主流派ファタハ系の組織。「イスラム聖戦」は２６日の自爆攻撃でイスラエル人５人を殺害している。
（ロイター） - 10月29日13時44分更新

＜イスラエル軍＞ガザ攻撃を強化　３日間で空爆２３回
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051030-00000047-mai-int

　イスラエル軍によるガザ地区への空爆や砲撃が激しさを増している。３０日付の
イスラエル紙によると、攻撃が始まった２７日からの３日間で戦闘機などによる襲撃は２３回に
上り、イスラエル領からの砲撃も繰り返されている。軍側は武装勢力のロケット弾攻撃を
防ぐためだと説明しているが、イスラエル側に被害は出ていない。
（毎日新聞） - 10月30日20時19分更新

＜イスラエル軍＞イスラム聖戦の活動家ら２人を射殺
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051031-00000026-mai-int

　【エルサレム樋口直樹】イスラエル軍は３０日夜、ヨルダン川西岸ジェニン近くで、
イスラム原理主義組織イスラム聖戦の活動家ら少なくとも２人を射殺した。ロイター通信が
伝えた。軍部隊は２６日の自爆テロに関与した疑いのある活動家の家を包囲し、激しい
銃撃戦になった模様だ。

　イスラム聖戦は３０日午後、イスラエル軍の攻撃停止を条件に、ガザ地区からのロケット弾
攻撃を停止する方針を示していた。だが、西岸で新たな死者が出たことで再び態度を硬化させている。
（毎日新聞） - 10月31日10時49分更新

＜イスラエル＞ガザ国境検問所開放を承認　ＥＵの監視下で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051101-00000144-mai-int

　イスラエル政府は１日の閣議で、先に撤退したガザ地区とエジプトを結ぶラファ国境
検問所について、ＥＵの監視下でパレスチナ人に開放することを承認した。６７年の第３次
中東戦争でイスラエルがガザ地区とヨルダン川西岸を占領して以来初めて、イスラエルの
管理を受けずにパレスチナ人が外国へ出入りできることになる。
（毎日新聞） - 11月1日23時18分更新

＜イスラエル軍＞ガザの難民キャンプで車を空爆、２人殺害
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051102-00000007-mai-int

　イスラエル軍は１日、ガザ地区北部のジャバリヤ難民キャンプで走行中の車を空爆し、
パレスチナ解放機構（ＰＬＯ）主流派ファタハ系の武装集団アルアクサ殉教者団の幹部ら
２人を殺害した。イスラエルは先月２６日に５人の犠牲者を出した自爆テロを受け、
ガザとヨルダン川西岸で過激派の掃討作戦を展開している。
（毎日新聞） - 11月2日1時49分更新

中東情勢：イスラエル・パレスチナ間　衝突泥沼化に
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20051104k0000e030021000c.html

　【エルサレム樋口直樹】イスラエルで先月下旬に起きた自爆テロを発端とするイスラエル・パレスチナ間の衝突は報復合戦の
泥沼状態に陥っている。２日にはヨルダン川西岸の戦闘で双方に死者が出た。イスラエル軍によるさらなる報復も予想され、
緊張が高まっている。

　２日、西岸北部ジェニン近郊でイスラエル軍兵士の１人がパレスチナ側の銃撃で射殺された。軍は数時間後、武装勢力
メンバー１人を射殺。これを受け、ガザの武装勢力がロケット弾を隣接するイスラエルの町に撃ち込み、数人にけがを負わせ、
電気施設などを破壊した。

　イスラエル軍は当初、自爆テロを行ったイスラム原理主義組織イスラム聖戦に狙いを絞っていたが、１日には別の
原理主義組織ハマスの活動家も殺害。ハマスのザッハール最高幹部は３日、「平静な状態（停戦）は敵（イスラエル）の
攻撃停止と全パレスチナ囚人の釈放が条件だ」とロイター通信に語り、年内を期限とする停戦期間を延長しない可能性を示唆した。

　一方、イスラエルも「ガザからのロケット弾攻撃には必ず反攻する」（シャローム外相）と強硬姿勢を崩しておらず、
ガザへの空爆や砲撃、西岸北部での武装勢力掃討作戦を強化、続行する構えだ。

毎日新聞　2005年11月4日　10時21分　（最終更新時間　11月4日　10時47分）

＜ラビン元首相＞暗殺から１０年、再発懸念の声　イスラエル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051104-00000102-mai-int

　【エルサレム樋口直樹】パレスチナ解放機構（ＰＬＯ）との歴史的和解を果たし、オス
ロ合意（パレスチナ暫定自治合意）を導いたラビン元イスラエル首相が暗殺されてから、
４日で１０年の節目を迎えた。シャロン首相主導の占領地ガザ地区からの撤退によって、
和平反対派の極右勢力による政治的暗殺の再発を懸念する声が世論の８割を超え、１０年
前の世相と似通った政治情勢を指摘する声が出ている。

　ラビン元首相は９５年１１月４日夜、テルアビブで行われた平和集会の席上、極右思想
を持つユダヤ教原理主義者のイガル・アミール服役囚（当時２５歳）に射殺された。９３
年のオスロ合意によって占領地のパレスチナ人に初めて自治権を与え、「土地と平和の交
換」に踏み切った元首相は、占領地を「神から与えられた地」と信じるアミール服役囚に
とって裏切り者と映ったからだ。

　シャロン首相は今年８月、ガザ地区の全ユダヤ人入植地２１カ所の撤去を柱とする撤退
を強行。これに反対する極右勢力から「裏切り者」「独裁者」などと激しい非難を浴び、
自らが率いる右派の最大与党リクードは賛否両派に分裂した。ラビン元首相もシャロン首
相も手詰まり状態にある占領政策の打開を目指し、極右勢力の反発を招いた点で似ている。

　独立系の研究機関「イスラエル民主主義研究所」が７月に行った世論調査によると、
「再び政治的暗殺が起こる可能性はあるか」との問いに、８４％近くが「イエス」と答え
た。世俗派や左翼の回答者では９０％が暗殺の再発を危惧（きぐ）している。

　実際に撤退に反対するガザの宗教右派のラビ（ユダヤ教導師）がシャロン首相を呪う秘
儀を行うなどしており、首相周辺には本人の姿が隠れるほど多数の警護員が配置され、首
相府や官邸などの警備は厳重を極めている。

　ラビン元首相の暗殺後、オスロ合意で高まった和平ムードは急速に冷却化した。ガザ撤
退は和平プロセス再開へのチャンスを内包しているだけに、撤退に賛成した大多数のイス
ラエル人は懸念を強めている。

　イスラエルでは１２日に元首相を追悼する大規模な記念集会が予定され、クリントン元
米大統領が演説するほか、ライス米国務長官らが参列する予定。ガザ撤退を機に和平ムー
ドを喚起する狙いも込められている。
（毎日新聞） - 11月4日20時34分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051106-00000116-kyodo-int
最古のキリスト教会跡か　イスラエル、最終戦争の地

　イスラエル北部メギドで発見されたキリスト教会跡の床面の発掘作業（ＡＰ＝共同） 　
　【エルサレム６日共同】イスラエル考古学庁は、新約聖書に記されたハルマゲドン
（世界最終戦争）と関連が深い同国北部メギドで６日までに、３−４世紀のものとみられる
キリスト教会跡が見つかったと明らかにした。これまで発見された中で世界最古の教会跡という。

　ハルマゲドンは本来は「メギドの丘」という意味で、新約聖書の「ヨハネの黙示録」では
世界の終末に際して善と悪との最終決戦が行われる場所とされている。

　没後のイエス・キリストにささげられたことを示すギリシャ文字の碑文があり、専門家らは
４世紀ごろまで古代ローマ帝国に迫害されていたキリスト教の歴史を研究するための大きな
手掛かりになるとしている。
（共同通信） - 11月6日23時11分更新

イスラエル労働党党首選でペレス元首相が敗北、連立反対のペレツ氏が当選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000534-reu-int

　［テルアビブ　１０日　ロイター］　イスラエルで９日に行われた労働党党首選で、
現党首でノーベル平和賞受賞者のシモン・ペレス特別副首相（元首相）が敗北し、与党
リクードとの連立に反対しているアミール・ペレツ労働総同盟会長が勝利した。

　得票率は、ペレツ氏が４２％、ペレス氏が４０％。

　当局者は、党の選挙管理委員会が、ペレツ氏が優勢だった複数の投票所で不正があったと
するペレス氏の訴えを却下したと説明した。
（ロイター） - 11月10日16時43分更新

パレスチナ　イスラエル軍殺害の少年の臓器、イスラエルへ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000018-maip-int

ギターを抱えたアハマド君のポスターを見つめるイスマイルさん＝８日、樋口直樹写す 　
　イスラエル軍に殺された１２歳のパレスチナ人少年。その臓器が、６人のイスラエル人に
移植された。報復が報復を呼ぶ「憎悪の連鎖」は断ち切れるのか。家族の真意と少年の死の
真相を追って、戦闘が続くヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ジェニンに入った。
【ジェニン樋口直樹】

　武装勢力の拠点であるジェニンは、絶えずイスラエル軍の攻撃にさらされてきた。０２年
４月には５０人以上の住民が殺害され、数百軒の家屋が破壊された。がれきの山と化した
難民キャンプの一角で、イスマイル・ハティブさん（３９）一家は暮らしていた。

　３日午前１０時半ごろ、三男アハマド君（１２）は、自宅近くの路上でイスラエル軍に
銃撃された。イスラエル北部ハイファの病院へ運ばれたが、５日に死亡した。「父親から
もらった小遣いを握りしめて家を出た。絵を描くのが好きな、やさしい子だった」。
母アブラさん（３４）は、声を震わせた。

　脳死状態に陥った段階で、イスマイルさんは臓器提供を決断する。「兄は肝臓の移植手術を
受けられずに死んだ。肝臓の提供者がいれば死なずにすんだ」との思いがあった。
「アラブ人でもユダヤ人でも、息子の体の一部が役立てばいい」と申し出る。心臓や肝臓
などが６人に提供された。全員がイスラエル人。「たまたまだ」と、移植コーディネーターは
言う。

　移植のニュースはイスラエルの新聞やテレビで大々的に報じられる。パレスチナ人の
臓器がイスラエル人に移植された例は過去にもあったが、子どもを殺された家族が相手方に
提供するケースは「聞いたことがない」（病院関係者）からだ。だが、美談の陰に少年の
死の真相は隠されていた。

　　　■　　　■

　軍当局は「部隊が銃撃され、約１３０メートル先の武装した男に発砲した。その場で
見つかった銃は、プラスチック製の（おもちゃの）銃だった」と発表。遺憾の意を表しながらも
「兵士らの行動は正当だった」と主張した。

　疑問が残った私は、目撃者を訪ね歩いた。

　「塀の外へ出るな」。激しい銃声に、自宅の窓から外を見た警察官のハバイバさん（２７）は、
目の前の塀の内側で遊んでいたアハマド君と友だちの２人に、大声を張り上げたという。塀の外では、
パレスチナ武装勢力とイスラエル兵士が銃火を交えていた。

　銃声が途切れ、アハマド君が塀の外へ出た時だった。銃弾が右側頭部を貫いた。助けようとした住民にも
銃撃が浴びせられ、さらに１発がアハマド君の足に命中した。

　「あの子はおもちゃの銃を持っていなかった。持っていたのは塀の内側にいた友だちだ」と、
ハバイバさんは証言する。現場が戦闘状態にあったことも、おもちゃの銃があったことも事実だが、
「武装した男に発砲した」という軍の主張は極めて疑わしい。

　パレスチナでは、イスラエル側に殺された人のポスターを「殉教者」として作り、街に張り出す。
殉教者らしく、子どもでも銃を構えた姿が一般的だ。でも、イスマイルさんらが作ったアハマド君を
悼むポスターは違う。

　「パレスチナの子どもたちはなぜ殺されるのか」。ポスターには、大きな「？」とともに、こう書かれていた。

　「うちの子は銃を持っていなかった」。イスマイルさんは息子の死について、これしか語らない。
一方で臓器移植については「平和の実現を望む我々のシグナルだと思ってほしい」と、泣き腫らした目に力を込めた。

　臓器移植の善意は伝わるか。死んだ息子は喜んでくれるだろうか−−。ポスターをじっと見る
イスマイルさんに、理想と現実との相克に苦しむ父親の姿を見た。
（毎日新聞） - 11月10日17時19分更新

労働党連立離脱へ、イスラエル・シャロン政権揺らぐ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051112-00000315-yom-int

　【エルサレム＝佐藤秀憲】イスラエルのシャロン政権の基盤が大きく揺らぎ始めた。

　９日行われた連立与党・労働党の党首選で、ペレス党首（特別副首相）を破った和平推進派の
アミール・ペレツ氏（労働総同盟委員長）が、対パレスチナ強硬路線を貫くシャロン首相との
対決姿勢を鮮明にしているからだ。

　ペレツ氏は近く、リクード党首のシャロン氏に連立離脱を通告する方針で、イスラエル政局の
流動化は避けられない見通しだ。

　労働党の党首選に関しては当初、ノーベル平和賞受賞者で閣僚経験も豊富なペレス氏の優勢が
伝えられていた。得票率４２％対４０％の接戦とはいえ、ペレツ氏の勝利は驚きをもって受け止められている。

　ペレツ氏はモロッコ生まれ。９５年から労働総同盟委員長を務め、賃上げを求めてストライキを連発、
労働者階級の救世主として人気を集めた。党内左派に属し、福祉政策を重視する党の伝統路線への回帰を主張する。

　ペレツ氏勝利の要因としては、シャロン首相が主導したガザ地区からのユダヤ人入植地撤去計画が完了した以上、
政権にとどまる理由はないとの意見が党員の間で強まったほか、和平プロセス再生や高齢のペレス氏に代わる
新指導者を望む声が予想以上に根強かったことが挙げられる。
（読売新聞） - 11月12日22時38分更新