庶民のささやかな楽しみ＝ストリップ売春消滅

日本ストリップ通史

創世記　昭和22年〜

全裸でポーズして立ったその女性〔女優）の名は、甲斐美晴。
ソレを具体化した人の名は、秦豊吉（はた　とよきち）。
七世・松本幸四郎の甥で、東京宝塚劇場の元社長。後に、演出家として、
東宝の舞台（『日劇ミュージックホール』など）も担当した。
名もないダンスホールの一ダンサー、甲斐美晴は、まさか、
”日本のストリップ第一号女”として名を残すようになろうとは、
夢にも思わなかったろう（3月の第三回公演ではソンブレロだけで
下半身を隠した）。

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創世記　昭和22年〜

ところが、日刊紙『サン』が一面一ページ大で掲載したものだから、
観客がドッと押し寄せた。お陰で入場待ちの列が五階階段から一階まで
ビッシリ続いたという。
そのあまりの盛況ぶりに、他の軽演劇場なども続々と後追いを始めた。
5〜6週遅れて、『渋谷東横劇場』で『東京フォリーズ』がラナ田坂に
ブラを外させる（後ろの幕間から外した手の主は田中小実昌）、
8月15日、浅草『ロック座』が開館、ヌード小屋が続々誕生した。
それは、敗戦に打ちひしがれた庶民のささやかな娯楽と生への
かすかな手がかりかもしれない。

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黄金期　昭和23年〜26年

昭和22年だけ見ても、浅草『ロック座』の他にも
大阪には『浪速座』など3館、芝居が主だった日劇5階の
『日劇小劇場』でも、ヘレン滝、鈴木好子、らがヌードになって
踊り始めた。
翌23年には、浅草『大都劇場』の『裸女の饗宴』でも額縁ガールが登場、
浅草『ロック座』では、メリー松原が薄い紗布で覆い妖精役で登場、
浅草『常磐座』ではヘレン滝が薄物一枚でブランコに乗って現れ、
評判となった。
これを演出したのが正邦乙彦で、”ストリップ”の名付け親でもある。
正邦は、”裸ショー”とか呼ばれている現状を憂いて、今後、
”ストリップ”と呼ぼうと提唱した。
とにかく、劇場界は、裸なしでは夜も明けなくなってきた。

浅草のロック座は、女性客開拓のために女子大生を招待して、女だけのストリップ
大会を行いましたね。

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黄金期　昭和23年〜26年

次の年の24年には、『浅草座』が、同年秋には、大阪『道劇』が。
さらには、京都『南座』では、やはり裸ショーが現われた。
さらには、『横浜セントラル劇場』（23年オープンといわれる）にも、
メリー・ローズ（後の春川ますみ）、ジプシー・ローズが本格的に
ストリップをーー。
そして、東京新宿の『セントラル劇場』もスタート、後に大スターになる
吾妻京子が活躍しだしているし、26年には、『浅草フランス座』も開館
している。
こうして書いてゆくと、キリがないくらいの”裸小屋”の誕生模様だ。

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黄金期　昭和23年〜26年

この頃、ヌードスターとしてノシ上がったのは、すでに名が上がった
ジプシー・ローズ、メリー松原、メリー・ローズのほか、伊吹マリ、
奈良あけみ、ファンダンスのヒロセ元美らがいる。
以上のスター群像は、しいていえば、日劇小劇場→日劇ミュージックホール系の
スターとしてノシ上がっていた。
同じヌードのスターで名が残っている者でも、いわば”日劇ＭＨ第二期”に
ノシ上がった者もいる。
それは、小浜奈々子、メリー真珠、アンジェラ浅丘、松永てるほ、舞悦子、
岬マコ、マリア茉莉、朱雀さぎり、大学生に人気の小川久美、そして、
大山節子、高見緋沙子などの群像だ。

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黄金期　昭和23年〜26年

だから、言ってみれば、日本のストリップ史の中では、これも、
しいていえば、日劇ミュージックホール〈東宝）系とそうでない
一つの”流れ”という二つの群像になる。
例えば、前者を”Ａの流れ”とすれば後者の”Ｂの流れ”に
登場してくるのが、いわゆる”ストリップ御三家”の桐かおるであり、
浅草駒太夫なのだ。
さらに、わかりやすく言えば、仮に、日劇ミュージックホール系を、
日本の”中央に位置していた系列”と思えば、その他の地方で生まれ、
名を上げた御三家その他は”地方本流”のスターたちということに
なるだろう。

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黄金期　昭和23年〜26年

そして、中央に位置していたはずの”Ａの流れ”は、本来、
日劇ミュージックホールへと上りつめていく構造に支えられていた。
そのため、日劇ミュージックホール解体とともに消滅したのだった。
で、結局、平成時代までの流れを受け継いできたのは、
この”地方本流”から生まれてきたスター群像とも言える。
その原動力は、庶民の哀歓に依拠した故か……。
それは、東八千代（初代は現『ロック座』会長）であり、宝京子であり、
アイドルとしてアピールされた雅麗華であることになる。

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動乱期　昭和27年〜59年

●ハダカ＋１の時代
さて、『帝都座五階劇場』などの人気にあやかって、続々と劇場が
登場したが、ヘアヌード解禁の例でも分かる通り、アキやすいのは
客の常。脱ぐだけでは能がない。
そのため、昭和24年〜26年頃、ヒロセ元美は扇をもってのファンダンス、
川口初子は巨乳を生かし”オッパイ小僧”として売り出し、
ユリー若草は全身にダイヤ粉を塗って”決死の踊り”、メリー松原は
『ハダカ忠臣蔵』を演じた。
その他、奇妙な企画も続出した。”スネークストリッパー”
”お産映画と行水ショー”、客席天井のレールの上のワゴンにストリッパーが
乗って走る”天女の足の裏”、布から乳房だけ出して当てさせる
”私は誰でしょう””歌うストリッパー””ストリップボクシング”
などなどである。

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黄金期　昭和23年〜26年

●暗い不遇の時代
ところが、26年頃から、浅香光代一座がチラリズム女剣劇に乗り出すと、
大入り満員となり、追随する剣劇が続出、客を食われるヌード小屋も出た。
27年には、サンフランシスコ講和条約が成り、”血のメーデー事件”が
勃発した社会背景もあり、厳しい風潮が生まれた。
東宝の小林一三が「丸の内からハダカ追放」を訴えて、不況をかこったり、
閉鎖したりする劇場が出てきた。そして、28〜29年は、劇場の閉鎖、
踊り子の解雇、ストライキが頻発したという。
昭和31年には、ついに、踊りの基本であるヴァンプ、グラインドが禁止され、
バタフライの常時着用が決まった。まさに、暗黒の時代になった。

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動乱期　昭和27年〜59年

●本番ショー時代
しかし、動があれば必ず反動があるのが世の定め。
33年の売春防止法の施行を機にして、厳しさも緩んだ。”アメと鞭”の
関係か。
35年8月に、関西で全ストが出始めると、出し物はエスカレートをたどり、
40年に特出し〈全開）、45年に桐かおるの本格レズショーが始まっている。
その後、盛衰はあったものの、49年に”天狗マナイタ”ショーが登場、
51年の”本番白黒””天狗入れポン””獣姦ショー”へとつながっていった。
そして、出る者はほとんど出尽くしたし、もう、後は”出産ショー”しかないと
囁かれた頃、関西ストリップに大検挙→関東検挙→オールパンティ着用、
マナイタ禁止へ。
それでも、独自の企画、ポリシー、テクニックをもってる踊り子さん〈例えば、
浅草駒太夫、一条さゆり、桐かおるなど）はシッカリ根を張って生き残れた。

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動乱期　昭和27年〜59年

●アイドルストリッパー時代
さて、本番もオープンもダメとなると、何をしたらいいのか。
苦悩の末の答は、客がドキリとする可愛コちゃんヌード、つまり、
アイドルストリッパーであった。
59年1月に仁科有希、2月にスージー明日香、3月に青山未央などがデビュー、
美加まどかも登場すると、あの純情な可愛コちゃんがけなげに、
と評判になった。新聞、雑誌も書き立て、大変な人気を呼び、早朝から、
行列ができた。
それは、ハニー・ラブ、スージー明日香、青山未央、江崎安奈、エンゼル・マコ、
清水ひとみらへと受け継がれ、さらに、六本木樹里、影山茉莉、矢沢裕美などを
通して平成時代にまで至る、いってみれば”ギャルストリッパー超多発時代”
の様相になってきた。

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確立期　昭和60年〜

しかし、どんなに明るい灯火もやがて、勢い薄れ、熱を失う時がある。
昭和天皇が床に伏された頃、精彩を欠き始めたストリップ界は、
昭和の終焉の時、一時、看板の明かりを消した。他の風俗業界も同様で、
”不夜城、新宿”でさえ、漆黒の闇に包まれた。
その後も、客、劇場ともに自粛ムードに包まれてか、華々しい成果は
聞かなかった。
しかし、まず、その沈滞ムードを打ち破ったのが浅草『ロック座』だった。
以前、新築ビル落成直後に、愛染恭子を起用して、当たりを確かめていただけに、
ＡVギャル、豊丸（とよまる）を起用した。そして、補助イスが出るほどの
大当たりを取った。
その噂を聞いて、他の劇場でも、続々とＡＶギャルの起用に動き始めた。

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確立期　昭和60年〜

そんな中で、伝説ともいうべき記録を打ち立てたのが、東京・新宿の
『ＤＸ歌舞伎町』での『超淫乱ＡＶギャルBig4』大会（豊丸、沙也加、
有希蘭、さくら）であった。10日間連続”満員御礼入れ替え制あり”の
伝説的な人気ぶりとなった。
これで、さらに、全国の各劇場とも、ＡＶギャルの出演を図るようになり、
顔を出すたびに、
「誰か、イイＡＶさんを知らない？」
と、聞かれる始末だった。
もう一人忘れてはならない初期のＡＶ嬢はといえば、ＴＳ系で回っていた
千代君（ちよぎみ）がいる。
もう、度胸の良さ、サービス度は満点で、こちらも大変な人気ぶりであった。

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確立期　昭和60年〜

そして、知る人ぞ知るＡＶ嬢をもう一人といえば、菊池エリである。
優しい表情、超ボインに甘いマスクで、ステージでは、黒人の彼氏と
強烈な絡みを演じ、ポラやＡＶが飛ぶように売れていたものである。
他にも、小林ひとみ、村上麗奈、樹まり子、東山絵美、井上あんり、
芦川美紀、林由美香、早川優美、細川しのぶ、大倉由紀恵など、
ストリップを盛り上げてくれたコたちは枚挙にいとまがないほどだ。
ただ、その陰で、ひたすら、踊り子としての本道を歩み続け、実力を
磨いてきた、千堂あやか、御幸奈々、美鈴、きららなどの踊り子さんたちも
数え切れないほどいる……。
逆に、限りなく踊り子さんに近づいて研鑽したＡＶギャルたちもいる。
そのいい例が日吉亜衣である。
その成果を試すかのように、可愛直と組んでのレズビアンショーは光っていた。
こうして、全体を眺めると、ストリップ界も幾多の変転を経て、庶民の娯楽の
一助としての確固たる地歩を築いた感がある。また、その奥には、シッカリと
ショーを組み立て、独自の人材育成に努めようとする各劇場の意欲と努力が
伺い知れるようである。

了

生麦ミュージックホールが、マナ板本番ショーのメッカだったのでしょうか？

age

白黒ショーを見た人いますか？

公明党の浜四つ敏子は舛添えよりも票取ったらしいな。
婆から選挙権取れ。

西船OSじゃないの

バーバラ寺岡とアンジェラ浅岡が、ごちゃごちゃになってたなあ。

アンジェラ寺岡は、左右の乳首を自由自在に回転させられたよねぇ。

西船OSって、今でもありますか？

最近のストリップは、マンコの奥を見せなくなった。

昔に戻ったんだ。

>>373
しっかり見せろや。

公明党死ね。

当局の行政指導が入っているのでしょうか？

まんぐり返し大会ない？

ストリップに当局は介入するな。

まんこぐらいじっくり見せてえや。

公明党の陰謀です。

ストリップ売春を復活させよう。

とにかくストリップ劇場増やせ。劇場が足りんからどこも満員。

よく分かりませんが
いい時代でしたね

マッチ売りの少女も１９８０年代にありました。

解説しよう。
マッチ売りの少女とは、スカートの下のマンコをマッチが消えるまで、客に見せて
いた女のこと。
終戦直後いたが、１９８０年代に一時復活した。

マッチが消えるまでマンコが見れる。

マッチ売りの少女を復活させよう。

ストリップの本家はフランスですか？

若い人がうらやましい。
若い人がセックスするのを妨害したい

日本には女体盛りがあった。

>>389
ぐにゃぐにゃでセックスできなくても舞台に上がってじゃんけんするんですね。
じゃんけんに勝てば、妨害できますよ。だけど、セックスできなくて他の客か
ら何やってんねんって言われるよ。

本番ショーがなくなって、今まで本番をしていたストリッパーはどうしたのでしょうか？

売春婦になったのでしょう。

ストリップは、売春婦の予備校？

本番ショーがなくなったのですか。
代わりにピンクサロンショーどうでしょうか？

とにかくマンコをしっかり見せろ

マンコを見て、触って、入れる。
これが基本

ストリップのライバルは、ブルーフィルム

ブルーフィルムを上映した後、出演の女優をエッチできた。