買春文化は日本の恥!2

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154朝まで名無しさん
>>152
でも、こんな酷い事やってるのは日本くらいだと思うけどね・・・

タイからの出稼ぎ女性は、日本からの買春ツアーに対する批判の高まりのなか、逆流する形で急増した。
日本に渡ってくる彼女たちの多くは、確かに形の上では「出稼ぎ」のようであるが、
実はタイと日本を結ぶ国際的人身売買の被害者となっている。80年代半ば頃にはその構造ができあがり、
その後90年代に入ると、年間2万ないし3万人のタイ人女性が、おもにタイの農村で狩られて日本へ送り込まれてきた。
狩られたタイ人女性は、商品として扱われ、女性という「性」そのものに値段を付けられる。
日本には女性の人格を否定した「性・セックス」を買いたいという身勝手な日本人男性の莫大な需要があるからである。
この需要、すなわち「日本の買春市場」に目をつけた国際的人身売買組織が、
東南アジアとりわけタイから、若い女性を組織的に日本へ送り込んでいるのだ。

入国した女性たちはタイ側のブローカーから日本側のブローカーへと転売される。
さらに女性たちは、タイ人女性を働かせる風俗営業店や管理者となるボスママに買われ、
350万から400万という「架空の借金」(現在では400万から450万)を課せられる。
騙されて日本に売られてきたタイ人女性は「借金」返済と称して、
監禁、暴力等さまざまな虐待を受けたうえ、無償での「売春」を長期間強要され、
心身ともに回復不能な被害を受け続けているのである。

そのような状況のなかで89年以降、彼女たちが被害者あるいは加害者となった「殺人事件」は、分かっているだけで約27件も起きている。
なかでも、人身売買の被害者であったタイ人女性がその状況から逃れるために、
ボスママや経営者らをやむを得ず殺害してしまった事件が、道後事件(89年愛媛)、
下館事件(91年茨城)、新小岩事件(92年東京)、茂原事件(92年千葉)、市原事件(94年千葉)である。