「(チャラビが)米英軍が制圧した地域の治安維持などの活動に従事する」と
しながらも今やチャラビはアメリカの駐留を合理化するかのようにアメリカに
よる警備強化の必要性を訴えていることにも注目。NHKなども同じトーンで
報じていました。
ともあれ、私にはイラク南部で工作準備をしていた組織が実は複数ではなく
一つしかないように思えてなりません。
そもそもこれは異教徒支配を強化するイスラムの聖地ナジャフ、「モスク」
での爆破テロ。公式に言われているビンラディンがアメリカに対して憎悪を燃
やしている理由はエルサレムにいるユダヤ人を支援し、メッカ、メディナに米
軍が駐留していること。これからスンニ派うんぬんという理由がもっともらし
く言われるのでしょうが、いいですか。これは「モスク」の爆破です。ビンラ
ディンは我々イスラム教徒という言い方をしていて、イランが悪の枢軸に指名
されたことや、ビンラディンがしきりに抗議していたイスラムの聖地エルサレ
ムに居座るイスラエルの敵、言わば同志にはシーア派系武装組織ヒズボラがい
ることも思い出しましょう。随分アルカイダは「フレキシブル」なものです。
関連 イラク・モスク爆破は国連攻撃にリンク
Iraqi shrine blast linked to UN attack
http://observer.guardian.co.uk/international/story/0,6903,1032718,00.html