896 :
朝まで名無しさん:03/09/18 02:11 ID:/x6FAPE2
>>891 > >責任を主体的に負ってリーダーシップを取ることが主眼。
> それを日本人が欲しているかを問うている。
欲していないだろうね。例えば会社でも上司が現場に一々口出しなんかされ
たらやりずらくてしょうがない。上司はあくまで部下のサポート的役割だけに
徹すればそれが一番やり易いというのが実感。
江田島平八が10人いなかったから
>>896 部下がやりやすいかどうかが問題なのではない。正しいリーダーシップがな
ければ、組織は合理的な判断を、決して取れないということだ。それは非合
理な烏合の衆に過ぎない。
そもそも口出しもしないで、しかも責任を負わないんだったら、いないのが
一番いいということだろ?
漏れも実感から言わせてもらうが、口を出すならそれに応じた責任を負え。さん
ざん会議資料をいじくりまわしたあげく、会議の席上で旗色悪いと見るや、
「いや、わたしは反対していたんだ。」みたいなこと言うな。そういう上司、た
くさんいるだろ?
その種の将官クラスや、政治家、官僚がたくさんいたから、日本は不合理な行動
を重ねてしまったわけだ。その挙句、勝てもしない戦争始めなきゃならないハメ
になったんだよと。そういうことだよ。
>>898はいくらなんでも論旨が飛びすぎてるな。まあ短いスペースで書くと
こうなってしまうってことだ。許せ。
900 :
えICBM:03/09/18 19:14 ID:9kCfIRd8
インドネシア、東南アジア方面に侵略し勢力下に置いたという事によって、戦争を
遂行するのに必要な金属類、ゴム、原油を豊富に手に入れたのは紛れも無い事実だ。
本によると、当時の日本は世界のゴム生産の80%、錫54%、タングステン19%、
膨大な埋蔵量を誇るインドネシアの油田、膨大な鉄鉱石とマンガンを手に入れていた。
そもそも南方進出は、経済制裁による資源入手が困難であったために行ったのである。
日本が太平洋から連合軍を駆逐し、本格的な反撃を受けるまで一年以上の期間があった。
これらの資源を利用し、反撃するであろう連合軍に対処は出来たのではないだろうか?
しかし、事実は全く異なる結果である。
この辺が日本の敗戦を語る上でキーになるだろう。
901 :
朝まで名無しさん:03/09/19 00:01 ID:SEgh1aNO
>>872 >その前近代性というのは欧米諸国にもあったのじゃないかな?
あったんでしょうね。そこでそういうものから脱っして対応できるか、
お前らがやってるんだから俺達もとなるのか。
後者をとった者は、欧米差別主義者のせいで自分達は戦争を余儀なく
されたという被害者意識を持ちます。しかし所詮そういう人は同類という
ことですね。
902 :
朝まで名無しさん:03/09/19 03:58 ID:eklUBX05
>>901 よくわからん.も少し詳しく説明してみて.
そもそも人種主義てのは本当に前近代的なのか?
未だに世界中で大手を振って歩いていると思うし,それが前近代的な社会(別に人物でも良いんだけど)の象徴という
意味あいで語られているのなら,近代社会(あー,近代人でもいんだが)なんてものは未だに地球には存在しないことに
なってしまいかねないよ.
903 :
朝まで名無しさん:03/09/19 04:31 ID:y3C/5EE+
904 :
朝まで名無しさん:03/09/19 05:42 ID:XeJtCxsG
アメリカさんのファイティングスピリッツがにっぽん兵の気合を上回ったから
>>903 ちょっとだけ違うんじゃないかな。
人種差別は大昔からあった。おそらく太古の昔からあった。んで、時代時代によっ
て、その程度が違うし、それを正当化する屁理屈も違っていた。
これとは別に、行き過ぎた近代帝国主義に対する歯止めとして、民族自決の原則が
言われるようになった。国の単位は、民族ごとにするのが合理的だろと。
後者を利用しつつ、実質的に中身を前者にした主義を唱えはじめたのが、ナチスだ。
907 :
唯法院釈奇知碍蓮華居士:03/09/21 12:43 ID:XzvBN4Ge
>>898>そもそも口出しもしないで、しかも責任を負わないんだったら、いないのが
>一番いいということだろ?
ちょっと違う、今老子を読書中であるがいい言葉があった。「大上下知有之」
君臨すれども統治せず、存在するが空気みたいな存在であることが最善だそ〜だ。
これは日本人の感性に響く言葉だと思う。つまり現場(各方面軍)では好き勝手出来ている
様に見せて、国家の方針としては一本に集約できるそういうリーダーシップが必要だったん
だと感じる。それにおいてやっと一国家として外交できたんじゃなかろうか。
>>900 そうですね、アメリカはParfectでは無くGodでは無い。当然日本にも勝てる可能性は
存在した。
>>907 悪いが、少なくとも漏れの感性には全く響かない。不愉快さだけを感じる。
社会が安定しているときには、上は何もしないで、ただそこにいてくれたほう
が都合がよい。それはそのとおり。特に日本人は個々には大変優れた人が多い
し、伝統的に勤勉だし、それぞれに任せておいたほうがよい。
だが、社会が変革期を迎えたときには、それじゃ困る。個々が好き勝手言って
結局誰も責任持った判断をしなかったら、社会の変革再構成が進まない。誤っ
た方向に進んでしまう。
そもそも各方面軍が好き勝手をやった挙句、ノモンハンや盧溝橋事件が起こっ
たんだろ?またインパール作戦みたいな大馬鹿をこいたんだろ?
909 :
朝まで名無しさん:03/09/21 13:39 ID:gCe5kmQI
普通に日本がアメリカに勝てると思って戦ったわけではない。
どんなに当時の官僚がばかでもわかること。
負けると思っていながら死んでいったんだ・・・
>>907 >そうですね、アメリカはParfectでは無くGodでは無い。当然日本にも勝てる可能性は
>存在した。
可能性が在ったにしても、それが外交上の政策として、採る上に足る程の、「大きさ」であったか否か
が問題になる。
資源を抑えたところで、生かせなければ価値が無い。
結局は海軍は早々に制海権を維持できずに、日本は干上がる事になった。
>>909 負けることは、当時でも、絶対に分かってたね。うん。
が、そいつらのほとんどは死んでない。死んだのは、善良な一般国民だ。
>>910 そうなることも、分かってたはずだ。従って、戦争を始めたこと自体が間違い
であって、個々の戦闘における誤りは、大局から見れば瑣末なこと。実際、
個々の戦闘では、アメさんも結構失敗している。
912 :
朝まで名無しさん:03/09/21 14:38 ID:OkOB8SQh
資源はあったんだが,これを運ぶ船がもともと不足気味だったんだよ.その不足気味の輸送船を軍と民間にわけて使用し
たから,民需を賄いきれるだけの資源はもともと当初から日本には入ってこなかった.さらに軍が徴用した船舶は兵隊や
武器を運んだり,艦隊に随伴して重油を運んだりしていたからなかなか徴用を解除されなかったうえ,昭和17年の後半から
はアメリカの潜水艦が跳梁して資源輸送に従事していた船舶が…てのはご存知の通り.
だからボルネオで生産した原油が現地に滞貨してタンクが足りないから燃やしちゃうなんてばかばかしいことが昭和19年の
後半には実際に起きている.
913 :
朝まで名無しさん:03/09/21 14:44 ID:8G7b15MV
>>912 結局、日本の継戦能力と絶つには、
空母や戦艦など必要無かったって事でしょうね。
潜水艦さえ量産すれば良い。
幾ら戦争に勝っても、上が理由で、米本土を脅かす事など不可能。
戦争後期では、厳重な警戒下に在るはずの、艦隊さえ潜水艦の餌食になる。
914 :
えICBM:03/09/21 23:52 ID:nErGWWZF
日本が戦争に勝つには、緒戦で得た領土の資源を有効活用することしかなかった。
そもそも資源獲得のための連合国への宣戦布告であった。
しかし、開始前にどれだけ資源を安全に日本に送り、その資源を元に戦需品を生産
する計画を立てていたのだろうか?
単純に資源のある地域を抑えたからこれで安心というわけではないだろうが、あまり
にも資源の活用がお粗末であった。
本にはその原因を日本の経済システムにあると書いている。
当時の日本は国家総動員令の元、全ての生産が国家の管理下に置かれた。
そのため柔軟な対応が出来ず、みすみす資源を生かすチャンスを逃した。
一方、米英は国家による経済管理はせず、資本主義の競争原理の元で、資源の獲得、
新兵器の開発等を、柔軟におこなえた。
そのため対戦中の様々な面での進歩が日本では進まなかったが、英米では進んだと。
外人が書いた本であるから英米ひいきな気もするが、的を得てるかもしれない。
またその本にはちょっと長いが、とても印象に残る一文があった。
「日本は戦争と言うものを厳密に軍事的意味でしか捉えていなかった。その目は占
領すべき領土に、戦っている戦闘に、用いられる戦術にもっぱら注がれていた。戦
争は国民の工場や仕事場で勝負するものだということが、日本の最高司令部の中で
はっきり認識されていなかったのである。」
915 :
tooo:03/09/22 00:11 ID:rLy5JIMa
昭和十六年九月六日、御前会議があり、その席上で『帝国政策遂行要領』が決定された。
それは「米英二対シ外交手段ヲ尽シ、十月上旬頃二至ルモ帝国ノ要望達成ノ目途ナキ場合ハ
直チニ対米英蘭開戦ヲ決定スルコト」というものであった。 この会議の席で、
天皇は杉山参謀総長に、「もし、アメリカと戦うようなことになったら、陸軍はどのくらい
の日子を要すると思うか」とたずねた。杉山は自信をもって、「約三ヵ月です」と答えた。
それで天皇は、「杉山は日華(中)事変がはじまったとき、約一ヵ月で解決すると
言ったではないか、それが四年もかかっている」と辞色を柔らげる。言葉に窮した杉山は
恐懼して、「中国はなにぶんにも地域が広いので」と弁解した。天皇は重ねて言った。
「太平洋は中国より広いではないか」と。 十月十八日、東条内閣が成立した。
東条は国策遂行の方途について再検討するため、大本営政府連絡会議を開いた。この時点、
東条は慎重で、むしろ参謀本部の「即時対米交渉断念、開戦決意、十二月初頭戦争発起、
今後の対米交渉は偽装外交とす」という結論に押し切られた観がある。ともあれ、種々の
論議があり、ついに「交渉不成立ノ場合ノ戦争決意ヲ為シ其ノ準備ヲ促進スルモ
猶外交交渉ヲ行フヘキコト」となり、「十二月初頭ヲ目途トシテ」戦争準備に入るのである。
916 :
tooo:03/09/22 00:12 ID:rLy5JIMa
米英の凍結令実施以来、軍需物資とくに石油の輸入はほとんど不可能で、このままでは、
いわゆるジリ貧となり、やがて足腰が立たぬ状態に陥るというのが東条と統帥部の合意点
であった。たしかに石油などの燃料は不足をきたし、海軍は約二年、まったく機能を喪失し、
重要産業も麻痺するという状態であった。永野修身軍令部総長の「一時間に四〇〇トンの
油を消費している。ことは急である」という言葉に緊迫した空気が感じられる。
東条も長期戦は不利と考えていた。それでドイツ依存の予想をたてていた。昭和十七年の
末までにヒットラーはソ連を徹底的に撃破する。したがってイギリスは降伏するであろうし、
アメリカは戦意を失うであろう。ともかく一年間を持ちこたえれば日本は勝つ、と。
これでは非科学的・非論理的といわれても仕方がない。企画院の計算では、石油の場合、
国内保有量は840万キロリットル(七割は軍需用)、国産原油・人造石油はそれぞれ年に
40〜50万キロリットル。これではいくら過大に見積もっても三年間しかもたない。
ともあれ、日米戦力の懸隔は大きく、アメリカ10に対して日本は1、つまり10対1であった。
917 :
tooo:03/09/22 00:12 ID:rLy5JIMa
緒戦における日本の兵士は、陸上部隊一個師団約10万、戦闘用艦艇は空母8をふくむ228隻
83万3937トン、航空兵力は陸海合わせて約2600機である。これに対してアメリカは
空母6をふくむ433隻146万トン、イギリスは空母7をふくむ383隻176万トンで、
太平洋方面の連合軍兵力は陸上部隊35万、航空部隊1300機と推定されている。
アメリカの場合、終戦時の対日戦にあてた空母は26隻、航空機は約1万機である。
その大部分はB29などの大型機である。緒戦時はそれほどの差がないが、終戦時には格段の差が
ついている。これでは「精強無比」の陸軍も「無敵」の海軍も勝算がたたない。
この太平洋戦争はすべてが安易であった。戦争による被害は約1340億円におよび、
30万平方キロの領土を失っている。戦力もさることながら、経済力の差もかなり大きかった。
昭和16年の国民総生産(GNP)額は日本の403億円に対して、アメリカは1264億ドルである。
石炭生産高は、日本463万4000トン、アメリカ4313万トン。
原油生産高日本2万3000トン、アメリカ1578万9000トン。
鉄および鉄合金生産高日本35万9000トン、アメリカ422万7000トン。
鉄鋼生産高日本57万トン、アメリカ626万2000トン。
918 :
tooo:03/09/22 00:13 ID:rLy5JIMa
銅生産高日本8万7000トン、アメリカ76万9000トン。
セメント生産高日本48万6000トン、アメリカ237万2000トン。
アルミニウム生産高日本5万5000トン、アメリカ28万トン。
自動車生産台数日本2750台、アメリカ23万8900台。
商船現有トン数日本447万5000トン、アメリカ1178万8000トン、である。
昭和十六年度の歳出(一般会計・特別会計)の総計は四五七億三千九百万円、
そのうち臨時軍事費は九四億八千七百万円である。これはもう国家予算とはいえないであろう。
新人物往来社刊『日本史 素朴な疑問』より
太平洋戦争直前の日本のGNPはいくらだった?(加藤)氏記述部分より
919 :
朝まで名無しさん:03/09/22 02:37 ID:pYXw0V9y
当時日本は国家社会主義の統制経済だった。
ナチスも同じ。
両国は一時的に統制経済で成功するが、資本主義に敗北した。
920 :
tooo:03/09/22 04:56 ID:rLy5JIMa
レスしたオイが勘違いしてたので、も一度書くが
>昭和16年の国民総生産(GNP)額は日本の403億円に対して、アメリカは1264億ドルである。
3倍の差と思ってたら、360円換算で1000倍超えてんじゃネーか!
昭和16年の換金レート知りたいな。誰か助けて!
921 :
朝まで名無しさん:03/09/22 05:03 ID:aZQDDK6T
922 :
tooo:03/09/22 05:37 ID:rLy5JIMa
>>921 Thank you very much!
するってーと、
>昭和16年の国民総生産(GNP)額は日本の403億円に対して、アメリカは2528億円(1264億ドル)である。
アメリカは日本の6.27倍のGNPだった。
アメが欧州にかかりっきりになって太平洋にはあまり戦力を割けないという読みがあったのかな?
924 :
唯法院釈奇知碍蓮華居士:03/09/22 11:38 ID:vOFznPHI
>>908>社会が安定しているときには、上は何もしないで、ただそこにいてくれたほうが都合がよい。
卵が鶏を生むか鶏が卵を産むかになっちゃうが、日本の安定とは、お上が働かない事が齎す様に
感じる、下手に動かれたら、享保の改革時の江戸の「新築の家は無きに候…」って事になっちゃう。
その対比で尾張名古屋は繁盛していたんだべ。
>そもそも各方面軍が好き勝手をやった挙句〜
彼らは大正デモクラシー時の差別や、腐敗した政党政治を不自由に感じていたんだべ。自由とは
「自らに由る」訳でありそれぞれの主観の賜物である。であるならば、彼らに自由に感じさせれば
よかった筈。例えば徳川家康の逸話にこんなのがある。
「軍議においてまず家臣に意見を求める。そしてそれに同意しておき質問を投げかけながら家康自身の
自説に誘導させ、その自説をやがては家臣の口からその自説を発せさせる」
丸め込みながら、自説に傾かせ発せさせる事により従わざるを得なくなる訳だ。これが日本のリーダー
シップではなかろうか。政府も官僚も軍部も国家社会主義を是としていたはずだ。ならば、この丸め込む
作業は(僕には出来ないが)難しく見えて容易だったんじゃなかろうか。
>>910 そこが戦略的概念の欠如に当たる訳だ。
925 :
朝まで名無しさん:03/09/22 11:50 ID:4v9SyC2l
自由とは
「自らに由る」訳でありそれぞれの主観の賜物である。であるならば、彼らに自由に感じさせれば
よかった筈
なるほど、君の理解においては「自由」とは気分の問題なのか。
"自由らしい気分"にしておきさせすれば構わないのだと。
926 :
唯法院釈奇知碍蓮華居士:03/09/22 11:57 ID:vOFznPHI
そうだべ。
>>925 逆を考えてみれば、その通りとしかいいようがないような。
いくら、他から見てその状態が自由であっても、本人が自由と思わない限りは、その人にとって自由ではない。
絶対的価値観か相対かの違いだけど、政治的には相対的に自由ならば問題ないでしょ?
928 :
朝まで名無しさん:03/09/22 12:17 ID:4v9SyC2l
>>926 もし、"自由らしい気分"を感じた「彼ら」が、
のちに、家康のリーダーシップのからくりに気付いたならば、
彼らは自分達が「自由」であったと思うだろうか?
>他から見てその状態が自由であっても、本人が自由と思わない限りは、その人にとって自由ではない。
そうでしょうか?私は"気分として自由"という意味で「本人が自由と思」うことは
必要でなくて客観的に自由であること(本人が行動を制限されていないと知っていることも含む)
が満たされているならば、「自由」と言ってと良いように思います。
929 :
朝まで名無しさん:03/09/22 12:28 ID:4v9SyC2l
>>927 「相対」「絶対」の意義がよくわからないのですが、
上記の家康の例においては、軍議という文脈においてのものとして、
客観的に見て発言の機会は保障されていたとはいえるので、
「自由」であったと言って良いのだと思います。
"気分"故にではなく。
唯法院〜氏のは「戦略」の問題であって、「自由」の問題ではない
のだろうと思います。
因みに、「逆は必ずしも真ならず」です。
930 :
唯法院釈奇知碍蓮華居士:03/09/22 12:46 ID:vOFznPHI
>>930 了解。消えます。なお、スレは立てません。面倒なので。
>>930 しかし、この場合「自由」とは、組織としての政治的影響力の行使という形での要求であるわけで
これが「認められた」
と認識すれば、既得権として、更に大きな「自由」を欲する可能性さえある。
現実にも、ガス抜きの為に、大臣の採用に関して妥協し
それを足掛かりにに・・・という形で暴走を許したわけだし
軍の不満に対して理解を示し
大正期の「ガス抜き」が必要で、やりようにやっては出来た
と考えるのはどうでしょうね?
いまだに何故負けたかなんて考えてる人がいるなんて。。唖然
気持ち悪い人達だネ
934 :
朝まで名無しさん:03/09/22 13:25 ID:ABls5BX6
歴史から学ぶなら むしろ、
「負ける戦争をなぜするハメになったか」 だろ。
935 :
唯法院釈奇知碍蓮華居士:03/09/22 13:26 ID:vOFznPHI
>>931 See you again。
>>932>更に大きな「自由」を欲する可能性さえある
自由を貪るという事はやがてはそういう帰結に終わる様に思う。彼らを騙しきれなかった
んだべ、政府も国民も。
>大正期の「ガス抜き」が必要、やりようにやっては出来たと考える
理解を示すと言う事は重要だと思う。例の軍縮会議でも丸め込む事は出来ただろうが、
結局は極東裁判の迎えが来た時の石原莞爾がいう「ペルリを呼び給え」という所に落ち着く
んだべ。
自由の究極は結果の自由。
大きな自由とかそういう問題じゃない。
本質的に無理なものを、大きさに置き換えて追い求めてるだけ。
>>924 このカビくさいヤシ、だんだん鬱陶しくなってきたな。
あんたは日本的なのがいいと思っているみたいだが、その家康の逸話はな、
家康のリーダーシップはむしろ欧米的だということを物語ってるんだよ。
欧米人リーダーは決して強制的なトップダウン型ではなくて、むしろその家康
の逸話のように、コミュニケーションを大事にする。ゴーンさんは好例だ。部
下と綿密なコミュニケーションを持って意思統一を図ろうとするし、現場にも
頻繁に足を運ぶ。
むしろ日本人リーダーがこれをやらない。下から提案が上がってくるのを口あ
けて待っているだけか、意見を聞かずにトップダウンに走るかだ。現場にも、
セレモニーとしては別として、足を運ぶことがない。
こういうリーダーは現場の危うさを理解しないので、現場が暴走する原因にな
る。戦前の日本しかり、戦中なら、例えばインパール作戦しかり。最近なら、
雪印にみずほ銀行だ。
日本人のリーダーは、ごく少数の例外を除いて、最低だ。
>>935 石原莞爾なんぞを誉めているところも、どうしようもないな。
あんなの、現場の暴走の最たるものだろうが。奴に大局観があるか。ほとんど
妄想に近い最終戦争思想(思想というのもおこがましい)にとりつかれた狂人
だ。
941 :
朝まで名無しさん:03/09/23 10:13 ID:RFWaLyli
>>940 今は安定してないから、問題なんじゃないの?
戦力の差で戦争の勝ち負けが決してしまうなら、だれも苦労しない。
戦力差を逆転して勝った戦いはいくらでもある。
日本だけに目を向けても、日清・日露での日本の勝利など当時国以外は
だれも予測していなかっただろう。日米戦で日本が有利に戦争を継続することは
可能だった。緒戦の日本軍の大戦果はめざましく、マッカーサーをフィリピンから
命からがら本国に逃げさせたほどだった。ただその緒戦勝利に目がくらんでしまい
油断をしてしまったのが日本の敗因。軍中枢部に緊張感がかけていたのだろう。
この失敗を次には生かさないといけない。
943 :
tooo:03/09/23 11:29 ID:a5h7GtVR
>>942 >日清・日露での日本の勝利など当時国以外はだれも予測していなかっただろう。
そうらしいね。
日清も列強は大中国に日本が勝てるわきゃないと踏んでたら、
日本が勝ってしまい、列強の中国進出が始まってしまったと言う。
日露においても、アメリカが仲介してくれて恵まれていた。
もっとも当時の一般の民衆は、賠償金よこせと、
日比谷焼き討ち事件まで起こすほど、乞食根性丸出しだったけど。
>>942 大間違い。
欧米列強の見方が間違っていただけ。日清は明らかに日本に分があったし、
日露でも日本海で勝負を決する限り、日本にも勝ち目はあった。
太平洋戦争に関しての評価は、上のほうのレスの流れのほうが正しく、負け戦
を始めたこと自体が誤り。各々の戦いにおけるミスは瑣末なこと。
945 :
朝まで名無しさん:
>>942 単なる「戦術」の範疇でしか日本の敗因を語れないとは...
>この失敗を次には生かさないといけない。
その程度の教訓を活かしたって、次もまた負けるだけだよ。
>>944 同意。