534 :
朝まで名無しさん:04/01/04 17:05 ID:CIx+W7Pg
>>533 それはおかしいだろ?
戦前の日本は政治的には全体主義だが、
経済的には自由主義(資本主義)だよ。
>>534 経済的に自由主義ってのは正しいが、
政治的に全体主義ってのは間違ってるな。
30年代後半から、「全体主義になろう、自由主義の次は全体主義の時代になる」
って議論が盛り上がってきたんだから。
戦「中」はともかく、戦「前」の日本はただの立憲君主制で、比較問題だが自由主義だと言えるね
536 :
tooo:04/01/04 23:31 ID:RCGiJ9QJ
>>535 日本は現在も立憲君主制と、外国には認識されております。
戦前が自由主義とのご認識のようだが、
国家総動員法に特徴的なように、全体主義と判断する方が、正しいように思われる。
537 :
朝まで名無しさん:04/01/04 23:53 ID:oaoWxVpn
>>536 自由主義、全体主義を憲法を中心とした法体系で判断すれば
>>534が正解だろう。
ただし、国民の意識で判断すると
>>536が正しいと思う。
だけど、国家総動員法は、大雑把にいえば戦中だろう。昭和13年施行だから。
538 :
朝まで名無しさん:04/01/05 00:00 ID:In8Qhu41
そりゃ欧州じゃ立憲君主制のほうが
歴史があるし比較的マトモな国が多いからな。
北欧や西欧には立憲君主国があるが、
一番遅れている東欧にはないだろう。
539 :
ガンジー:04/01/05 00:16 ID:BLb99ybp
資本主義だろうが、共産主義だろうが、
「まともな人間だけ」が存在する社会であれば、
ある程度のストレスはあっても、
他人に必要以上の強制を強いる組織にはならない。
うまくいかないのは、根本的に多数社会の精神的貧困が
決して解消されたりはしないからである。
制度の問題ではなく、人の存在レベル全体が2段階ほどうP
しないと、どんな制度でも混乱と対立が待っている。
540 :
tooo:04/01/05 00:25 ID:dtwTnGvU
>>537 国家総動員法は、経済的な統制であるけど、
大正14年制定(昭和16年改正)の治安維持法が、自由な言論を奪っていた。
国家に逆らえなくなった時代と思う。
541 :
朝まで名無しさん:04/01/05 00:37 ID:UtcMXNQD
>>538 スペインなんかすごい遅れてますよ…先日まで独裁者いたし。
542 :
tooo:04/01/05 00:52 ID:dtwTnGvU
>>541 立憲君主制と経済の関係は、一概に
立憲君主制が発展にとって阻害要因になるとは断定できない。
逆に、産業革命が王国のイギリスで起こったこと、
フランス・オランダ・スペイン・イギリスが王国のときに領土拡大主義で、
世界に交易を求めたこと、などを勘案すれば、
立憲君主制のデメリット論は、少なくとも過去に関しては否定できる。
そういやソ連はなんで崩壊したんだっけ?
544 :
tooo:04/01/05 01:30 ID:dtwTnGvU
>>543 長期に亘る経済状態の低迷があり、
ゴルバチョフが、ペレストロイカと呼ばれる改革を実行した。
ペレストロイカには、政治的な発言の自由も入ってたが、
急進的自由主義派のエリツィン(共産党を除名された)が、
軍部を用いた共産党守旧派の反動(自由主義の方向への反対する動き)の動きを、
全世界にアピールすることで、一日にして全権掌握し、ゴルバチョフを追い落とした。
軍事的観測筋の話では、レーガン大統領のスターウォーズ計画と、
ソ連共産党書記長がトイレに入ってても、狙い撃てるほどの精度にアメリカのミサイルが進歩し、
アメリカに対抗してきた軍事費負担を、これ以上国民に求めようが無くなった、
とする説もある。
長期間アフガニスタンへ侵攻していたことも、ソ連の経済を疲弊させたように思われるが、詳細は不明。
545 :
名無し:04/01/05 12:47 ID:3bqOVuH3
ソ連の崩壊は国家にお金が無くなった。ソ連共産党だってマルクスの教え通りやった
のでないし出来もしなかっが、国営企業に皆でぶら下がった。マルクスは金持ちえの嫉妬
嫉妬ルサンチマン下克上を理論にしたが、人間の欲望の怖さと効用を教えなかった。
彼は、「資本主義には必ず失業が発生する」といったが、その逆は必ずしも正しくないのに
マルキストは資本主義を否定すれば失業は無くなると考えた。か、利用した。資本主義以外にも
失業があることを考えなかったのかも、と小室直哉は何かの本でそういっていた。
ケインズは[神の見えざる手]を考え出して、欲、自由競争、信用約束を利用した。
つまり人を信用するか、嫉妬するか、の差が崩壊するか、繁栄するかに繋がったのでは。
神の見えざる手はアダム・スミスだろ、
ケインズは「ハーヴェイロードの前提」エリート主義で
マクロレベルでの政府の市場介入を主張、半分統制経済。
547 :
名無し:04/01/05 22:31 ID:3bqOVuH3
546 :朝まで名無しさん :04/01/05 14:01 ID:wtxa6un5
神の見えざる手はアダム・スミスだろ、
訂正545 スミスが正解です。スマン
548 :
朝まで名無しさん:04/01/05 22:48 ID:XtBys3V0
新古典派のモデルは実は計画経済のモデルにそっくり
たぶん今の不況はソ連の崩壊と同じシナリオなんだな。
ソ連だって外国にあんなにばら撒かなければ、そこそこやっていけた
という説もあるでよ。
独裁国家になるシナリオは「動物農場」をよむとよろし。
549 :
広島太郎:04/01/06 00:22 ID:NUZsTHh/
テレビの見過ぎで愚民になった。
>>543 >そういやソ連はなんで崩壊したんだっけ?
情報を統制 (独占管理) しないと、体制が維持できないってことだろ。
中国の農村部が暴動を始めるのは、いつだろうね〜?
551 :
朝まで名無しさん:04/01/06 13:58 ID:twaNm5/J
552 :
名無し:04/01/06 20:09 ID:0RjHQzvm
>>543 >そういやソ連はなんで崩壊したんだっけ?
だから、命題の解を間違えた。[資本主義には必ず失業が生じる]マルクス先生の
教えが必要十分条件だと考えた。
553 :
朝まで名無しさん:04/01/06 20:18 ID:+p4Pratc
>>550 敗戦で価値観が180度反転したにも拘らず、日本では暴動なんぞ起きませんでしたな(w
554 :
朝まで名無しさん:04/01/06 20:20 ID:mRFPWuh6
ソ連は崩壊するが。物の売り買いや生産事態はなくならないから
勝手にやるだけだろう。混乱で政府は崩壊してもその状態自体はなくならない。
そもそも共産主義なんぞ狂人の妄想だからうまくいくはずないんだよ。
556 :
tooo:04/01/06 22:24 ID:w1+OGFJo
ケインズは、資本主義に積極的に介入する政府の姿を示した。
公共事業の考え方は、ケインズ以降に顕著。
アメリカで起きた新自由主義とは、考え方を異にする古いイギリスのケインズではあるが、
社会資本整備を国家が行い、資本主義の発展に寄与するとする考え方は、アメリカでも様々に生きている。
特徴的なのは道路に関してで、日本と違い国土が広いアメリカでは、
歴史的に一貫して国家が道路を整備してきたし、未来に対してもその考え方を堅持し続ける。
1998〜2003年のTEA21(Transportation Equity Act for 21st Century)は、2179億ドル(26兆円)という巨大予算を用いて、
全米の道路整備をしてきたが、車のフロントウィンドウに各種情報を映し出すなど、
ドライバーの視点に立った安全策などを新たに提案し、車産業の新展開にも貢献している。
穴を掘って埋めても公共事業で、経済効果があると考えたケインズには、
重大な落とし穴がありそうに感じるが(無意味なもののために通貨発行していれば通貨自体が価値を失うと思う)、
現代の資本主義には、良くも悪くもケインズの公共事業の考え方が反映されている。
昔から
カルト宗教団体とコミュニスト国家が同じ匂いがしているような気がしてならなかったんだが
最近になって ひとつ共通点に気づいたよ。
盲目的にふりかざす【絶対正義】だ。
絶対正義のためには誰を何人殺してもいいという
極論がまかり通りうる 素地 が似ている。
これは統一教会とかオウム、イスラム原理主義カルトの他にも
他の意見を抹殺する 各種独裁体制団体、国家 にも共通のことだと思うけど
・・・多分どっかの人が書いた本とかに とっくに指摘されてることなんだろうけど
558 :
tooo:04/01/06 23:47 ID:w1+OGFJo
正義をふりかざし、それで自然で自由な個人さえ束縛しすぎると、
それはもはや悪としか呼びようのないものへと変質している。
国家主義も、国家の正義を押しつける点、一緒で、
そのような外圧から個人を守るため、良心の自由、思想信条の自由、宗教の自由が求められてくる。
正義は様々にあり得るが、ただ一つ、悪とは自由を奪うこと、と考えたい。
ま、あれだ、ぶっちゃけ共産主義が良くないのは、
根底にある理念がルサンチマンだからだろ。
マルクスが罪なのは、資本主義はダメチンだよと言い残して、
じゃあどうすりゃ良いのさってことを言わずに
逝ってしまわれたことだな。
561 :
名無し:04/01/13 22:25 ID:O76p8xBC
560
そうなんだ。マルの弟子ども先生の言うこと鵜呑みにして、待てよ、って考えなかった。
資本しゅぎにくしで政策の変更も、自由競争の一部も認めず突っ走った。
銃口でかき集めた、金持ちの資産、弱い周りの国の資産があるうちはよかったさ。
今だって、お金になるのは自前の石油と、兵器だぜ。
562 :
朝まで名無しさん:04/01/25 22:10 ID:sWSH58a4
563 :
朝まで名無しさん:04/02/02 13:54 ID:jYjAL3Se
社民党や共産党が政権とったら・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
564 :
朝まで名無しさん:04/02/02 15:15 ID:/qVrfaMB
ここのスレもかなりズレてるね
どこの工作員?
CIA?
モサド?
アメリカが推し進める新自由主義も現実はかなり独裁色が濃いやん
およそ民主的とはいい難い面がある
中南米ではそのせいで民主的な政権が打倒されてきた歴史があるしね
まあバランスっすよ
>>565 それらの国は基本的に領土拡張主義を取らない
そこが共産系独裁国家との大きな違いだ。
それは違うぞ、ブラジルのアメリカ化がどういう結果をもたらしたか
(市場と金融の自由化を取り入れた、押し付けられたとも言う)
アメリカの投資家に莫大な富、ブラジルのごく一部の人間の億万長者化
もともと世界でも低レベルな賃金だった圧倒的大多数の労働者のさらなる貧困
ワシントン合意は領土拡張主義をとらない新しい搾取の形になっとるがな
フリードマンなんかの経典を批判するつもりはないけど、現実はそうなってる
この手の批判はチョムスキーなんかが言っとるけど、その通りだと思う
>>567 それはブラジル国民の選択でそうなっとるんじゃ
日本と基本的には同じ条件で、
その選択権を国民がどう使ったかが問題なんじゃ
日本だって戦後しばらくしてから
戦前型中央集権国家を目指す選択もあったが
(保守独裁・反対政党は解体、組合は弾圧)
そうしなかったというだけのことだ
569 :
朝まで名無しさん:04/02/04 13:50 ID:w3F1qCRP
選択なんてないって
アメリカや国際銀行、IMFなんかの国際機関の実質的圧力があるわけで
選択権はないよ、この辺は市場原理主義の欺瞞だな
東南アジアだってそうだろ、自由化を押し付けられたあげくのヘッジファンドが危機を起こしたわけでさ
と、日本の例を出してるみたいだけど、自由化は70年代からの話だから基本的に関係ないぞ
>>569 それと政権の独裁化、冨の一極集中がどう関係すんのよ。
アメリカに絞られたのと、政府の軍事政権化がどう関係すんのよ
ブラジルで富の一極化が起きました。ここまでははいよ。
それを再分配するような制度を国民が選択すりゃええやん。
ブラジルはアメリカに収奪されきって、
富の一極集中すら起きないほど疲弊したというなら話は別だが
バングラディシュとかはそうなったぞ?
571 :
朝まで名無しさん:04/02/07 15:31 ID:2jO1X2ZA
>>570 アメリカに絞られたのと、政府の軍事政権化がどう関係
これは明確にいえることだけど、ラテンアメリカ(得にニカラグアやコロンビアが代表的か)では
明らかにアメリカの協力によるクーデターが引き起こされたのが原因になっとるね
アメリカに非協力的な民主政権は軒並み倒されとる
麻薬戦争と賞して、最悪の人権侵害国家コロンビアに軍事援助をしているのがアメリカであることを考えれば明白
ちなみにこういう現象はラテンアメリカに限られたことではないけどね、まあ一例だ
ちなみに569の国際銀行は世界銀行の間違いだな、恥かしー
572 :
???:04/02/07 15:41 ID:BD4R58jR
コロンビアの左翼ゲリラに日本人が殺されたね。左翼政権やゲリラはこの地上から
永遠に抹殺しないか。
573 :
朝まで名無しさん:04/02/07 15:58 ID:0tG50WwL
まず普通の大人は万民を満足させられる「理想社会」
などというものが存在し得ないことを知っておるのじゃが
若者やつらい生活を垣間見てしまった人はそれに満足できない。
だから、「理想社会はこれだよ」といってくれる共産主義者や
カルト宗教家につい惹かれるのじゃ。あるいは「民族独立」
見たいなスローガンにはまりやすい。
いづれも、世というのはよりましな悪を選択をするのが肝心なのだ。
「正義」を語るものは100パーセントの確立で悪魔である。このことに
一生気づかずに人生を送るものが後を絶たないのもこれまた
悲しい現実。日本も「よりましな悪」を上手に選択せねば悲劇的な
結果しか生まれてこないのである。
>>570 マハティールが言った言葉で、うろ覚え、だけど
反共のために戦ってきたが、共産主義の敗北で窮地に立たされたのは我々だ
唯一の超大国を前に、我々は寝返る、という選択肢を失った
ってのがあるんだけど、これは逆説的ではあるけど、真理だと思う
アメリカのご都合で振り回されてしまうのが現実で、インドネシアなんかもそうだべ
イラクなんかは究極の例かもしれないな
バングラディッシュも将来どうなるか、はわからんよ
575 :
???:04/02/07 16:04 ID:BD4R58jR
大国は知力、経済力がともに優れているわけだから、それに従うのが正しい
姿だね。悔しかったら、大国になればいい。
576 :
???:04/02/07 16:05 ID:BD4R58jR
なお、共産化すれば弱体化することが目に見えているので、お薦めできません。
帝国への道を目指しましょう。
そう、究極的に新自由主義っては
>>575のような開き直りを産む
それが独裁的で、テクノクラート的理想であることには知らんふり
この辺はレーニン主義と非常に似通ってる、皮肉だね
578 :
???:04/02/07 16:14 ID:BD4R58jR
日本でも強力なネオコン組織を前面に出そうじゃないか。テロとの戦いこそ
これからの日本の姿。
国家プロジェクトで日本の過疎地域のどこかに擬似社会主義国を作ってみては
どうか?国内の社会主義者は全員そこに移住。行政、経済、防衛、教育(言論)
を自由にやらせてみる。
まず教育、言論、文化から腐っていくと予想するが・・・
社会主義者に魅力的な文化を生み出す智慧はない。
>>579 革新首長の地方自治体は、ほとんどが人件費の高騰で破産寸前に追い込まれたって教訓が既にありますがな。
582 :
tooo:04/02/13 04:05 ID:3M+yjYOP
>>581 いかにも。
東京都知事の美濃部が何百億?かの赤字を出し、
その赤字を自治省出身の鈴木が1期目で解消した。 と言う。
しかし、湾岸開発して、下手すりゃ兆にとどく赤字を出し、
未だに東京都民は苦しめられている。
革新・保守を問わず、殿様気分で箱物造られちゃ、民衆はたまらない。
しかしたいてい、その時の民衆は、手放しで喜んでる風情なのだ。
>>582 箱物は使えるからいいの。経済価値も創生するし。
革新自治体の問題点は「税金」を取っておきながら
「役人」分の経費を抜いて
残りを原資にして福祉にばら撒こうとするところ。
これなら最初から税をとらないほうが
役人分の経費をハネられない分だけ
福祉に回る金は多いという矛盾を生む
そうしないために結局は「税収」を超える分は借金して作り
「税収」と同じ金額を福祉に回そうとして巨額の赤字を生むと言う結果になった。
簡単に書くとあなたが両親を食わせるために月に二十万仕送りするのを
もし福祉にまかそうとすると三十万かかってしまうということだ。
でも原資は二十万なので足りない十万円は赤字分になる。
革新自治体はほとんどこの調子で倒れて行った。