朝銀がやったことを邦銀がやったら磔獄門ですよ。

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399電波小僧 ◆xqlNKJ6FBE
>>388
国連安保理への提議について説明を補足しておきます。

安保理提議は、日本の「引き返せない圧力」とは違い「引っ込められる圧力」です。
「引き返せない圧力」には北朝鮮を対話の場に引き出す効果が無い事は >>388 にて
説明いたしました。案の定、北朝鮮は以下のような態度にでています。
 「多国間協議に北同意せず 中国外務省報道局長」
 http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20030624/20030624a3610.html
北朝鮮を対話に引きずり出すには「引っ込められる圧力」が必要であり、
それが安保理提議なのです。
「北が多国間協議の場に出て来るなら提議を引っ込める」とする事ができるからです。

では何故北朝鮮を多国間協議の場に引きずり出したいのでしょうか?
金体制打倒を決意してルビコン河を渡ってしまったなら、もう対話はいらないのでは?
という疑問を抱く方がいるかもしれないので、多国間協議の必要性を述べておきます。

・日米中露韓、全ての周辺諸国から面と向かって核放棄を迫られる場である。
 これもまた一種の圧力です。この圧力は核放棄が実現するまで続きます。
・金体制が勝手に内部崩壊するまで各種の圧力を掛け続けるにあたって、
 最後まで対話による解決の努力を尽くした、という大義名分を得る。
・対話を継続させる事により、北朝鮮の行動に制約をかける。
 そもそも>>262-263,>>266でも述べているように暴発を起こせる国ではありませんが、
 対話の最中でも平気で軍事的挑発を仕掛けて来るヤクザな国ですし、
 対話を継続する事は、相手の万が一の暴発を未然に防ぐ基本的な手段ではあります。
 軍事的な抑止力だけではなく外交的な手をも活用して悪いわけはありません。