>>550 >>489へ、「見方の一つ」を提示すると、
「グローバリズム」と「ナショナリズム」という図式があります。
まだあまり人に説明できるほど咀嚼してませんが、説明を試みます。
産業革命以来の工業発展によって、「交通」が発展し、それに伴ない今までは
遠く離れすぎていて別世界だったところが、一つになっていきます。
「交通」の発展に伴ない、「対話(コミュニケーション)」のためのツールも発展します。
たとえば、「電話」普及以前と以後では、別世界のごとく、「対話(コミュニケーション)」
の限界範囲が変わっています。「印刷」の普及も同じです。webもそうです。
また、「交通」の発展に伴ない、欧州の人間が化粧品の油を求めて地球の
裏側までやってくるようになり、現地の原住民と接触をはじめます。これが
「黒船来航」です。
たかが化粧品の油を地球の裏側まで取りに来るためには、それを支える
経済的発展が本国にある、ということです。
「黒船来航」も、「アヘン戦争」も、イギリスによるインド植民地化も、
「グローバリゼーション」です。
続きます。
559 :
517:03/05/29 00:28 ID:BbEd1Nlk
>>553 レッテルを貼られることを嫌うというのは
レッテルと自分の信条との齟齬があるからかもしれません。
ある事柄については保守だが、別のことについてはリベラルだったりするのが
普通の人間の姿でしょう。
いままでは、議論の相手にレッテルをはることで批判できたり、
思考停止できたりしていたのが、できなくなってきています。
(「イデオロギーの時代の終焉」ですね)
これから言論人の差別化が難しくなるでしょう。
しかし、いちど一貫性の罠から自由になってしまえば
みんな楽なのに(混乱するけど)
インドとイギリスの貿易が活発になる(グローバライズ)と、イギリスは
インドの領主に特権を与えます。
インドの領主層は、イギリス本国の貴族と同じくらい豊かな生活をし、
インド領主層の子弟は英語教育を受け、イギリスの教養を持つようになります。
「グローバリゼーション」は、一面で、上層階層同士の類似化を生みます。
元々欧州で貴族同士は国を超えて婚姻関係を結んだのも、
当時の「グローバライゼーション」の結果です。
続きます。
561 :
517:03/05/29 00:32 ID:BbEd1Nlk
>>556 伏せ字ですか。
>>557 いやいや人間と言うものは
ラベルを貼ることが必要なのです。
ラベル(レッテル)は両刃の刃ですが。
562 :
朝まで名無しさん:03/05/29 00:35 ID:A+AuAnLH
>>558 「より一層のモダンを志向する人間」と「古い価値観(実際には正確に伝承される
事は有り得ない)を志向する人」の対立はソクラテスの時代から既にあった訳で。
(思想と言うホビーが発生し得ないほど社会機構が単純だった時代には
なかったかも。「この新しい弓とふるい弓はどっちが優れているか」みたいな、
優劣の決めやすいものとしてはあったのでしょうが。)
で、先に進化を成し遂げた地域が起こす侵略は倫理的にはともかく、歴史的
必然(疑似科学っぽい言い方ですが)だと思います。
563 :
朝まで名無しさん:03/05/29 00:37 ID:WgGPwvXI
国士無双ぐらいだな。
564 :
朝まで名無しさん:03/05/29 00:38 ID:3U/1IWAp
なかなかいいスレになってきたな。
議論板たるもの、こうあって欲しいと思う。
>>561 オレも普通の意味での「レッテル」ならば、
ある意味
>>559や
>>556に同意なんだよ。
人間は必ず肩書きやらなんやらでイニシャライズされるものだから。
しかし、ここの「レッテル」ってのはそんなものとは無縁の、
ただの罵倒でありただの煽りだろ?議論から逃げるための。
そんなものに必要性なんて欠片も無いよ。
匿名掲示板という場でただでさえイニシャライズが無意味化されて
本来の「レッテル」でさえ必要性が無くなっているってのにさ。
565 :
朝まで名無しさん:03/05/29 00:39 ID:A+AuAnLH
>>561 ただ他人を誹謗したいときは、相手にも自分にもレッテルを貼るのが
楽です。相手がもっとも嫌うタイプの典型を演じるのが一番楽です。
要するに、レッテル貼りが好きな人は「何か溜まってんだろ」とあしらって
あげるのが、一番では?そうすれば、レッテル貼りが左右両陣営の
自作自演であった場合にはその効果は無効になりますし。
566 :
朝まで名無しさん:03/05/29 00:43 ID:mh/HlkCu
もちろん
「労働者の酬われる世であって欲しいが平和や環境なぞどうでもいい」
「自由経済万歳だがアメリカ追従には我慢出来ない」等
色々な選択肢組み合わせはあっていいよね。
でもそうなると今の政党政治、代議制とはどうしても齟齬が出てきて
しまう。
そこに一見分かりやすいスローガン政治家が出てくる危険が
あるんじゃないかな。
567 :
517:03/05/29 00:44 ID:BbEd1Nlk
>>564 なるほど、2chでよくみる「チョン」とか「ウヨ」「サヨ」とかの
レッテルの話をしてたのですね。
それならわかります。
それは他人がつけた蔑称としてのレッテルですね。
ここのスレは「自称『国士』なるものはなんぞや」
ってことだと思います。
自称国士が出現したかどうかはわかりませんが
擁護する人たちは朝が早いようで
いなくなってしまいました。
黒船が来航すると、「異文化」に接触することになります。
「異文化」を見ることで、「自分」を発見します。
「黒船」が来たことで、日本人は初めて「自分は日本人だ」という意識に目覚めます。
これが「ナショナリズム」です。
欧州では、大航海時代にアフリカ・アジアという「異文化」を「野蛮」として「発見」し
同時に、自分たちを「自分は白人である」「自分は文明である」「自分はイギリス人
である」という意識に目覚めます。
これも「ナショナリズム」の目覚めです。
「ナショナリズム」は、線を引いた内側に、同質性を求めます。
「同じ日本人」という意識を作るために、「共通語」を作り、社会上層と社会下層の
生活を、できるだけ似たようなものにしようとします。
「グローバリゼーション」は「身分による格差」をしばしば奨励しますが、
「ナショナリズム」は「身分による格差」をできるだけ小さくしようとします。
概念としては、だいたいこんな感じです。
だから、戦前の日本の右翼思想のうち、北一輝や石原莞爾などは
「国内の身分差解消」論ではほとんど共産主義と区別がつかないような
言説を述べています。
今彼ら右翼イデオローグと同じ論を2ch述べたらサヨク扱い決定です。
>>559 ふむ、一理あるな。
例えば、貴方は
>>522で軍オタに対してレッテルを貼っているが、
軍オタという生物に対する研究不足と言うより他無い。
貴方は軍事板に行った事があるかね?
左よりの軍オタ、右よりの軍オタも当然いる。
予算も考えずに「日本も空母買えや!」とか言っているバカもいれば、
コストパフォーマンスを考慮した装備調達を考えている奴もいる。
イデオロギーにとらわれずに、ただ単に軍事物が好きな奴も当然いる。
中身を論じずに「○○=××」とレッテルを張って終わらせてしまうのは思考停止、
知性の敗北他ならない。
570 :
dd:03/05/29 00:47 ID:u9O3ERvB
いやあ、ほんとしかし人類っつういきものはどこにむかってるんだ
っていうのは現代人(特に先進国)では思ってるひとほんとオオイとおもうよ。
いやあ、ほんとわからんわ。頭のいいひと教えてや。
571 :
517:03/05/29 00:50 ID:BbEd1Nlk
>>565 対話をしないですむように、レッテルを貼ることを利用してるわけでしょうか。
しかし「多様性」が尊重される社会になれば
対話を避けようとする「日本的な村社会」とは
矛盾することになります。
お互いの価値観を尊重しつつ、問題を解決するためには
個々人の対話が必要だと思うからです。
さて、これから日本社会はどうなるでしょう…
572 :
朝まで名無しさん:03/05/29 00:54 ID:u9O3ERvB
まあ、軍なんちゅうもんは倫理的殺傷道具を保有してる場所じゃけんのう。
おそろしいところじゃのう。この倫理、と 殺傷という相反するものもって
悦にひたってるのは人類だけじゃけんのう。おそろしいのう。
573 :
517:03/05/29 00:54 ID:BbEd1Nlk
574 :
朝まで名無しさん:03/05/29 00:59 ID:aWqWhkcE
最近増えている国土気取りがウザイ
575 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:00 ID:A+AuAnLH
>>569 ええと…僕は
>>522ではありません。
僕も結構軍ヲタだと思います。多分「費用対効果考えろやゴラァ派」
だと思います。(軍板には行きません。軍事に関しては正に専門外
なので、本を読むと言うインプット専門です。でも実は…僕は
理系で更にエンジニアなので政治なんてもっと専門外だったり…)
>>570 「日本が勝手に作ったアメリカ的イメージ」上のアメリカは好きですね。
議論百出!合理性一辺倒!みたいな。
僕は「色んな問題を抱えつつ、力ワザで突き進むアメリカ」大好きです。
576 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:00 ID:u9O3ERvB
多様性・・・、ほんと今の人間っちゅうもんは個々がなにに興味をもってたり
専門性を帯びているとかわからんもんなあ。学問の種類が阿呆のように
増えたようにね。元は猿だったんだけどなあ。おかしいなあ。
577 :
517:03/05/29 01:01 ID:BbEd1Nlk
>>568 ありがとう。
グローバリズムとナショナリズムというのは
既存のイデオロギー対立に取って代わる
新しい(そして古くさい)イデオロギー対立だと。
そうですね。
そして
長期的に見ればグローバリズムが敗北することは
あり得ないと言ってもいいですか?
ではそのグローバル化された世界の中で
日本をどう位置づけるかを考えるのが愛国者(保守?)で
国の枠組みを取り払った世界規模の階層社会の中で
自分をどう位置づけるかを考えるのがリベラル
ってことでスレの趣旨に戻ればいいのかな?
579 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:06 ID:u9O3ERvB
まあアメリカ国 日本県 ということでよろしく
580 :
517:03/05/29 01:07 ID:BbEd1Nlk
>>578 いやあ、なんか勉強になるなぁ。
先日、天皇が先祖が朝鮮半島からみたいな発言してませんでしたか?
うろ覚えですんません。
581 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:11 ID:A+AuAnLH
>>577 概ね同意です。でも貴方の腑分けでは僕はどっちに属するか
ますます解らない〜!
でも、「何かに属して安心する」誘惑と戦い続けることこそ、
「思想」の本文なのでは?と思う。
文化は文化として、大事だけど、人間それだけでは生きていけないから。
(例:寺社の保存にはスッゲー金がかかる。だから、グローバル経済を
早くモノにして、「日本らしい文化」を維持するために金稼ごう、
みたいな)
ただ、僕の生まれた土地って、無味乾燥な新興住宅、なので、
文化面での日本らしさって良く解らない。
「何にも属さないつもりが実は踏襲していただけだった」と言う
面も…煩悶は続く…
582 :
_:03/05/29 01:11 ID:X7bREhvY
583 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:11 ID:u9O3ERvB
でもどうなんでしょうねえ。史実なんでしょうかねえ。
まあ可能性は非常に高いでしょうけど。
まあわれわれの尻にもモンゴルはんがあるんですからねえ
584 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:16 ID:A+AuAnLH
俺の高校(ミッション)の牧師は「天皇家の由来はユダヤである。起源ごろに、
突然消えたユダヤの一部族「カド族」に「御」が付いて「ミカド」になったのだ!」と
吼えて居られたなあ…
585 :
517:03/05/29 01:17 ID:BbEd1Nlk
>>581 わかりにくくでごめんなさい。
>>577は今のいわゆる「右」と「左」の人が
現在の社会情勢をこう認識したら
こうなるべきなんだろう。
と無理やりスレの趣旨に合わせてまとめたので
別にどっちかに属する必要なんかありませんって。
レッテルの話と同じですが
最近はステレオタイプな考え方をする人が
目に付きます。
(「日本人は」とか、「朝鮮人は」とか、「アメリカ人は」とか
「女は」とか。「すべからく何々」と決めつけることですね)
「日本文化」ってのも、そのひとつで、実際はきっちり
区切ることのできないものなんですね。
これも思考停止の一種でしょう。
日本人全般の知的レベルは低下してるのかも…
と思うと怖くなります。
586 :
tt:03/05/29 01:20 ID:u9O3ERvB
ううん、まあ多様性ってことで知的レベルが低下したってのも
ようわからんなあ。だってその辺の大卒のおっさんよりがきのほうが
マウスの使い方よう知ってるなんて場合もあるしな。
587 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:21 ID:11VCdReB
>>577 んー、グローバライゼーションが長期的に見て敗北しないかどうか、
実は個人的には若干の不安を感じてます。
1;経済にはときどき、収縮期があります。欧州で言うと中世がそうです。
経済的発展のための資源が枯渇する時期というのが、ときどきあります。
古代中国だと三国志の時代がそうです。
第一次大戦後の世界恐慌と「ブロック経済」は、経済収縮期の現象
じゃないかなあ、と、思います。
一応、収縮期にも科学技術発展などは地味に着実にあったとされてますが、
現在の世界的不況は、経済収縮が背景にあるんじゃないかなあ、という
気がします。私は経済は素人なのでよく判りませんが。
経済収縮期には、グローバリゼーションは、「階層間格差を増大する」方向に
向かいます。
このあいだの、イラク戦争がそれです。いわゆる世界資本は現在はアメリカ
という国家を離脱して、最上層階層の中で利益再分配し、大衆との格差を
広げるため、場合によっては戦争も作り上げ、「軍需産業(食糧や衣類も含む)」
を潤すために、
大衆には、イギリス人が植民地政策で常にかつてやっていたように、
小集団に分裂させた上で、それぞれに素朴な「ナショナリズム」意識を吹聴し、
小集団同士で抗争させることで、さらに最上層階層にのみ利益が回るように
する、という動きが昨年あたりからけっこう露骨になされているように思います。
日本国内を「右翼」と「左翼」に分断しているのも、そういう一種「植民地政策」
なんじゃないかなあ、とか、日本と韓国の民族対立を煽っているのも、
やっぱり「分断統治政策」なんじゃないかなあ、とか思います。
日本と韓国の仲が悪ければ、在日・在韓米軍は安泰ですから。
588 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:24 ID:A+AuAnLH
>>585 同意。
僕もつい「身内でしか通じないアメリカと言う単語、身内でしか
通じない日本という単語」を使ってしまいました。
言いたかったことは「精神のコンディション等によって「僕は、何かに
属して安心する」と言う気持ちに囚われることって多いなあ」ということです。
589 :
御魚ふえち:03/05/29 01:26 ID:wnREhS/V
>>980 ゴメン。頭悪く、「人間社会に当てはめると」っていう前提を受け入れちゃったよ。
それと、もう一度ウィットなのかどうか確認してみたんだけど、どうも本気で書いているようにしか読めないんだなぁ
zezera.tripod.co.jp/200303b.html
カワウ「タイワンザルも駆除がいよいよ開始です」
ゼゼラ「外来魚の場合は、『人間にとって「害」だから』という考え方―蚊を潰すようなもの―で一応捉えられるけど、
交雑の場合はそうはいかないんだよね。見た目などがほとんど同じものに対して、『タイワンザルだから』というだけで
駆除してしまう。考え方に危険なものを感じる人がいるのもわかる」
カワウ「記事中で、『日本霊長類学会などが「混血が全国に広がり、純粋なニホンザルの種が脅かされる」と指摘』
と説明があるけど、これだと『純粋なxx民族が...』というのと全く同じなんだよね」
zezera.tripod.co.jp/200302a.html
ゼゼラ「あとニコル氏の講演ね。誰か『ニコルさんも外来種なのではないか』と質問してみると面白いかも」
カワウ「確かに人とそれ以外の生物をどんな理由で区別するかというのはなかなかむずかしい。」
ゼゼラ「『人は外来種を持ち込んで生態系を撹乱したりしてはいけない』というのが駆除派の考えだと
思うのだけど、そういう考えの根源には『人は特別な存在ではなく、勝手なことをしてはいけない』と
いう考えがあるのではないかと思う。でもそうすると、人の『外来種』だけを特別視できなくなってし
まうような気がする。ところが人の『外来種』も排除するとなると、社会通念に反することになってしまう」
カワウ「駆除派はこのあたりをどう説明するのでしょう」
590 :
517:03/05/29 01:29 ID:BbEd1Nlk
>>587 >んー、グローバライゼーションが長期的に見て敗北しないかどうか、
>実は個人的には若干の不安を感じてます
短期的には私も危惧してます。
今回の「グローバリゼーション」は経済だけではなく
情報のグローバル化も同時に起こっています
(過去がどうだったかは知りませんが…)
そして、先進国のサービス経済化と情報のグローバル化は
重要な意味を持つと思います。情報サービスの資源は枯渇しないからです。
まあ、ちょっと楽観的な見方かも知れませんね。
> 日本国内を「右翼」と「左翼」に分断しているのも、そういう一種「植民地政策」
> なんじゃないかなあ、とか、日本と韓国の民族対立を煽っているのも、
> やっぱり「分断統治政策」なんじゃないかなあ、とか思います。
利用はしてると思います。あおる必要はないでしょうが。
591 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:30 ID:A+AuAnLH
ま、政治も思想も実はどうでも良い。僕にとっては趣味に過ぎない。
アメリカに逆らうにも具体的な方法が見つからない限り無益だし。
アメリカ経済が衰退するとせっかくとった外資系ベンダーの資格が
無意味になるかもしれないことが一番怖い。
592 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:30 ID:u9O3ERvB
ううん、まあ国が市民権を獲得するにはまず公営ギャンブルで小市民から
金を巻き上げることはやめることだな。結局国なんて市民権の
発行元の癖に市民権獲得してない輩の集団ってことなんじゃないの
593 :
:03/05/29 01:32 ID:32L32273
満たされない帰属欲求…
それがどこから生まれるのか、見極めねばなりません。
そのうえで、社会生活をおくる人間として発言すべきでしょう。
短絡的な思考の共有は他人の欲求を自己の欲求と見誤る落とし穴として
つねに口を開いてそこにあるのです。
594 :
517:03/05/29 01:35 ID:BbEd1Nlk
>>588 べつに責めてるわけじゃないから。
むしろ慰めたつもりだった。
もっといっぱい書けば良かったかな。
要するにもし、あなたが「自分は日本文化を実はよく知らん」
と思っても嘆く必要はないよってこと。
文化を拡大解釈して言えば
・あなた個人の文化
・家庭の文化
・育った地域社会の文化
・メディアで体験する日本文化
を身に付けているでしょう。
それがあなたの日本文化でいいじゃない。
ってことを言いたかったです。
595 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:36 ID:11VCdReB
>>583 日本人とモンゴル人とインディアンは同じモンゴロイドではありますが、
少なくとも天皇家というものが誕生する遥か前にそれぞれの土地に
住みつきました。
そんなことは、明治時代の学者だって知ってます。(まあ多少の異説は
あったにせよ)
たとえば昭和天皇に歴史学を教えた白鳥庫吉は、言語学者でもありましたが、
韓国語と日本語は全然別な言語で、古事記や日本書紀はフィクションであり、
日本人が大陸から渡って来たのは天皇家が王朝を開いたのより遥かに前だ、
ということを述べてました。
ただし昭和天皇には直接そうは教えず、フィクションの古事記と日本書紀を
教えていました。
白鳥庫吉は東洋史学者で、古代中国史に登場する「三皇」はフィクションだ、
ということを初めて論証した人でもあります。「所詮アジアなんて歴史が浅いんだ、
どうせ長い伝統なんていったってみんなフィクションなんだ」というシニカルさを
白鳥の人生からは私は感じますです。
「民族」というカテゴライズ自体、白人が植民地経営する過程で生まれた概念
だったり、フランス革命によって白人が我が物とした概念だったりするので、
「民族」概念自体が現在ではかなり解体されています。
50年代に言われていた「民族」は「大衆」という意味だったり、現在「右より」な
方々が使っている罵倒語としての「市民」という言葉は元々共産党がブルジョアを
罵倒する時に使っていた言葉だったりします。
596 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:39 ID:A+AuAnLH
そろそろ寝ますので。
:サンプルとして。
僕はどうせ生きるなら激動の時代に生きたい。
(分が良く見える、また属すこと自体が大変であると思える)グローバル経済の側について、
各経済圏の衝突をよりヒートアップさせることに微力ながら身を投じたい。
597 :
:03/05/29 01:40 ID:32L32273
長い歴史を振返るまでもなく、文化の衝突といわれるものは常に起こるものと
認識できる時代に我々は生きているのです。
598 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:44 ID:u9O3ERvB
まあ要は天皇は日本に王朝を造るべく渡海してきたのか。
日本にいながらにしてそうなったのかということで考えたら、
遺跡の発掘物をみても前者の可能性が強いってことでしょ。
まあ宮内庁は隠してるんだろうけどね。高度に政治的tっていうことでね。
まじで笑うね。
599 :
朝まで名無しさん:03/05/29 01:46 ID:A+AuAnLH
まだ寝てない。
MY経済的な衝突への参戦。
:ゲイツの僕になる為の資格取得のため電車の中でも読書、あげく
車酔い。
MY文化的な衝突への参戦。
:米国人の上司に「スシを手で食うな!」と影口を叩く。
おやすみです。
私も寝ます(こんなこと2chで言うの久しぶりだな)
余談です。
フランス革命のスローガンで、3色旗がシンボライズしているものは一般に
「自由・平等・博愛」
と、言われてますが、正しくは
「自由・平等・戦友愛」
なのだそうです。
だから、フランス革命は、「ナショナリズム」の始まりで、敵はグローバルな
「王族・貴族」だったのだそうです。
では皆さん、おやすみなさい。
601 :
517:03/05/29 01:48 ID:BbEd1Nlk
2chでまともな議論ができたのははじめてだよ。
ありがとう、そしておやすみ>>みんな
602 :
:03/05/29 01:57 ID:32L32273
ミシュル・フーコー的に言えば、フランス革命は神の座に鎮座した王侯貴族を人間
そのものとしての市民の手により成敗した…
いわゆる神殺しということになるのでしょう。
神聖視される人間を人間の手により排斥する西洋史、そのことが日本の史実に
直接結びつくかどうかは分かりませんが、世界のグローバリズムの歴史を見ると、
フランス革命はナショナリズムの先駆けという解釈を受け入れざるを得ないでしょう。
いいスレになってるな。
ただ分かりにくくなってきてるのも確かだが。
604 :
朝まで名無しさん:03/05/29 06:59 ID:YNFStMcD
>>600 >「自由・平等・博愛」
>と、言われてますが、正しくは
>「自由・平等・戦友愛」
それ嘘だよ
605 :
朝まで名無しさん:03/05/30 00:48 ID:Z9kV041s
弱いものほど吠えたがる
これ、古今東西の真実。
>>600 その民主主義の代名詞となっているフランス革命だが、
革命後に5割増の重税になりそれに怒った民衆が蜂起したら逆に虐殺されたらしいが。
革命と名の付くものはかなり胡散臭い。
607 :
朝まで名無しさん:03/05/30 03:08 ID:cOw1Tb7o
国家のために身命をなげうって尽くすことなど考えない
見当違いの注釈者(コメンテーター)は確かに余計だ
610 :
朝まで名無しさん:03/05/30 03:31 ID:MrsmB/+Y
>>606 国民国家の出発点=共和制=民族的自覚、と
言う説もある。
611 :
朝まで名無しさん:03/05/30 03:45 ID:SloLg2/H
国家のために身命をなげうって尽くすとか書くと不味いのですかね、この御時世…
国のためには戦わない、守ってくれるなら
アメリカでもイギリスでもどこでも良い。けど北朝鮮とか韓国、中国は嫌だなぁ
>>611 国から見ると、あっけなく死んでしまうより生き抜いてくれたほうが都合がよい。
人間育てるのはタダじゃないので、一生掛けて利益を返して欲しいのですよ。
614 :
朝まで名無しさん:03/05/30 08:24 ID:SloLg2/H
国士気取りが駄目ならちゃんとした国士になれば良いのかと思ったのですが
国士も国士気取りもウザイと言うことなのでしょうか?
615 :
朝まで名無しさん:03/05/30 08:27 ID:bnuSB68y
国士館大学は国士の養成所ですか?
教授による日本刀殺傷事件もありましたが・・・。
ちゃんとした国士を目指すんだったら今の保守言論界の感情的な論評に疑問
を投げかけてくれ。まぁ、日本を代表する保守系マスコミが嫌韓厨を煽っているようじゃ無理だけどなぁ。
617 :
朝まで名無しさん:03/05/30 11:25 ID:Y4Ktq9Dm
>>616 韓国にたいして疑問をもって聞いてみただけなのに嫌韓厨といわれたおれは
嫌韓厨なんでしょうか?
おれが思うに、すぐにサヨっ在日っていいだすヤツもアレだが
すぐに嫌韓厨、国士気取り、ウヨなどといいだすヤツも同様にあれだ。
必要以上に韓国や在日を貶すやつもいるが
事実しか言ってないときにも嫌韓厨といいだすのはどうにかしてくれ。
「国士気取りが多くなった」と言って自分たちは違うと思って悦にはいってるのかもしれないが
たいしてかわらんと思う。
619 :
朝まで名無しさん:03/05/30 17:11 ID:rx78DBYK
国を憂えない事がもっとも憂国的な態度だと思う。
「草の根政治運動」が常にロクな結果をもたらさないのは歴史を見れば
明らかだ。
最近は論点として挙がることの多い、「戦前の日本における、右翼による、
政治家や企業家に対する暗殺や民衆の反資本主義的暴動」のような愚を繰り返さない
為に、国士気取りウザイ、と言う視点には同意したい。
とは言え、戦前のそう言った運動が敗戦を導いたことで今の日本のような
他に類を見ないほど平等な社会が出来た、とも言えなくも無いような…
>>618 だったらサヨ在日認定も何とかして欲しい。
鸚鵡返しになるが新潮に取り上げられて悦に入ってるのが多くないかな?
>>620 新潮は読んでないけど、いいたいのはどっちもどっちってことね。
622 :
朝まで名無しさん:03/05/30 19:29 ID:WUsZbfM1
愛国心を求めるのは、国家である限り当然だぞ。
国民の愛国心の表現の仕方にはいろいろあるだろうが
国益を追求することも国家である限り当然だぞ。
利益追求をする際に優先順位をつけることは必要だが。
。
623 :
朝まで名無しさん:03/05/30 19:33 ID:4QFGtC7B
てか、愛国運動の殆どは、「国から愛されたい」運動である。
624 :
朝まで名無しさん:03/05/30 19:33 ID:Y4Ktq9Dm
愛国心は他国を憎む戦争用の合言葉です。
国益第一主義は国益のためなら国民の生命財産を犠牲にする主義です。
625 :
朝まで名無しさん:03/05/30 19:37 ID:4QFGtC7B
>>624 質問させてください。
「雇用を生み出す側」と「創出された雇用に恩恵を受ける側」の人間が
居ます。どちらか一方を優先せねばならない事態において、
どちらが優先されるべきだと思いますか?
626 :
朝まで名無しさん:03/05/30 19:51 ID:Y4Ktq9Dm
>>625 優先して問題が無い方を優先すればよい。ok
627 :
朝まで名無しさん:03/05/30 19:52 ID:Y4Ktq9Dm
愛国心はヤクザな心だよ。
628 :
朝まで名無しさん:03/05/30 19:55 ID:4ipcEnoM
>>626 では貴方はどちらを優先すると問題がないと思っているのですか?
629 :
朝まで名無しさん:03/05/30 19:59 ID:Y4Ktq9Dm
>>628 問題内容を知りませんので、どちらを優先するべきか私は知りません。ok
国士って山口二矢とかオウムのドアに銃弾打ち込んでるのとか、だろ。
2ちゃんのモナー愛国と根本から意味がちがう。
631 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:01 ID:4ipcEnoM
>>329 では「雇用を生み出す側」が優先されるべき事態をいくつか、
教えてください。
632 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:02 ID:Y4Ktq9Dm
>>630 国士とは通り魔予備軍やテロリスト予備軍でもあります(藁
633 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:03 ID:Y4Ktq9Dm
634 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:06 ID:Hmn+YrxM
>>629 はたして、しばらっくれてるだけなのか。
マジで質問の意図と答が分からないのか。
ワクワク ドキドキ
635 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:07 ID:4ipcEnoM
636 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:08 ID:Y4Ktq9Dm
>>634 軍事力で戦争から国や国民の生命財産を守る具体的かつ現実的な方法を答えてください。
637 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:09 ID:Y4Ktq9Dm
>>635 レスの付け方を学んで出直してください。ok
638 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:10 ID:4ipcEnoM
(やっぱオマエか…良かったよ、似たような既知外が一杯居るわけでは
なかったのね。)
先に質問したのはこっちです。
それと、話題をそらすならもっと上手くやってね。
あー、彼ID:Y4Ktq9DmがKOUEI君か。
640 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:16 ID:Y4Ktq9Dm
>>638 さっきから君は意味不明なことばかり言っていますね。馬鹿ですか?(藁
641 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:18 ID:Hmn+YrxM
Y4Ktq9DmがKOUEIだったらこのレスの意味ないと思うが。
雇用を生み出す側、サヨ語のブルジョア階級や国家が富み栄えることが、
サヨ語の労働者階級の雇用の創出にダイレクトにつながるわな。
雇用の拡大→金持ってる奴増える→消費の拡大→生産の拡大→雇用の拡大
この流れが国益以外の何者でもないんちゃうか?
Y4Ktq9Dm応えろよ。
642 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:20 ID:Y4Ktq9Dm
>>641 軍事力で戦争から国や国民の生命財産を守る具体的かつ現実的な方法を答えてください。
やっぱりKOUEIかよ。。。
644 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:22 ID:Y4Ktq9Dm
さっきからKOUEIとか言ってるけど頭大丈夫ですか?
645 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:22 ID:Y4Ktq9Dm
>>643 軍事力で戦争から国や国民の生命財産を守る具体的かつ現実的な方法を答えてください。
646 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:29 ID:Y4Ktq9Dm
答えられないぞ、と・・・φ(。。)
今回はこのくらいで勘弁してあげます。私が去ってからのいつもの罵詈雑言
は一人一回までにしてください。
以上、ウヨ系毒電波解毒プログラム・レベル2を終了します。サンキュー
647 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:30 ID:r7hBCFxA
そもそも、軍事力と言うのは戦争をするためにあるわけだ。
で、戦争の目的は「他国の脅威から国体と国民を守る」事なわけで。
軍事力と言うのは「戦争から」ではなく「他国の脅威や侵略」から、
国や国民の生命財産を守るためにある。
また、抑止力としてなら、戦争そのものから国や国民の生命財産を
守ることは出来るよ。
648 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:31 ID:bnuSB68y
こんばんわ〜♪
国士で〜す。♪
みんな呼んだでしょ。?
なんでも聞いて〜。
忙しいんであんまり長居できないけど。ごめんなみんな〜。♪
649 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:31 ID:uAKh176t
気取りも何も生活懸かってるんだからみんな必死だろーさ。
このままほっといても状況は悪くなる一方なんだし。
何も考えて無さそーな女の子が社会の事を考えてる時代だよ今は。
一般の人が政治の事を考えることは良いことだと思うよ。
それがウザイってゆーなら仕様が無いけど。
650 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:32 ID:r7hBCFxA
戦争そのものを嫌う奴がいかにアフォかと言う事がよく解る良スレ
ではあるよね。
651 :
:03/05/30 20:37 ID:IE4O9O+p
>>647 koueiに答えても無駄無駄無駄ァーですよ。
彼は人の愛情に飢えているだけの、かまって君だからね。
652 :
朝まで名無しさん:03/05/30 20:40 ID:r7hBCFxA
頑固に平和!(w
戦争そのものを嫌う奴を嫌う奴はもっとアフォだがな。
654 :
朝まで名無しさん:03/05/30 22:48 ID:r7hBCFxA
↑こう言う意見が平和主義者への偏見を助長する。
>>653 そんなあなただから人に向かって「自衛隊に志願しておけ」などと罵れるわけ
ですな。そんなことばかりいっているからみんなからバカだと…
656 :
朝まで名無しさん:03/05/30 23:07 ID:A/ADww5p
自分の考え方を強要する人間が一番ウザイ。
>>655 ののしり?お前ら国士の望みをいってやったまでだが何か?
658 :
朝まで名無しさん:03/05/30 23:13 ID:r7hBCFxA
↑こう言う意見が平和主義者への偏見を助長する。
659 :
朝まで名無しさん:03/05/30 23:44 ID:ZhU+GXZW
平和主義者の国家の末路は悲惨であると歴史が証明している。
歴史から物事を学ばない馬鹿。
反戦反戦の念仏主義で平和になるならそれこそ世界が平和な証拠。
あ、怠惰な連中は争いごとが嫌いと言う事実があった。
660 :
:03/05/31 00:17 ID:caSNHRWc
現在、日本が抱えている問題の全てに朝鮮(韓国)人が絡んでいる。
奴らは、日本のあらゆるところに入り込み、弱者のふりをして
卑怯な手段で、日本国民の財産を盗み、体を汚し、命を奪う。
我々の土地を盗み、文化を汚し、教育を歪め、子供たちの未来を壊す。
奴らのために、我々は平穏な生活が出来なくなっている。
敵とは、強弱は関係ない。我が国に害をなす者のことだ。
アメリカが敵だという者もいるが、多少の利害の不一致もあっても
我が国にとって、経済的にも軍事的にもなくてはならない国である。
恩を仇で返し、寄生虫の如く我が国を食い荒らす朝鮮人こそが、
我が国にとっての最大の敵であり、彼らを排除するのに一切の情けは
無用である。敵としての立場を選んだのは奴らだからだ。これはすでに
戦争であり、容赦のない生存競争である。
最早、話し合いで済むときは過ぎた。善人ぶるのはもうやめよう。
身を守るために戦うことは、悪いことではない。奴らがどんなに「差別だ!」と
わめいても、耳を貸してはならない。連中の戯れ言にかまうことはない。
国内にいる全ての朝鮮人を敵として認識しよう。犯罪者共を、我々の国から
叩き出さねばならない時が来ているのだ。
日本人よ。今こそ、立ち上がって戦おう。
我々の生活のために、子供たちの将来のために、我が国の未来のために。
661 :
朝まで名無しさん:03/05/31 00:21 ID:8cMx8HGy
>>反戦反戦の念仏主義で平和になるならそれこそ世界が平和な証拠
争いごとは、日本語勉強してからだね!
662 :
朝まで名無しさん:03/05/31 00:23 ID:/Ykv1CXX
663 :
:03/05/31 00:25 ID:AH38yDpL
いままでの朝鮮との関係を清算して、
新たな関係を築いて行かなければならないことは確かだと思う。
664 :
朝まで名無しさん:03/05/31 00:29 ID:/Ykv1CXX
>>663 清算したんだよ、でも後の政治家に過去の圧政と蛮行を正当化したり美化したり
する輩の声が大きくなり、彼らは激怒してるんだな。
665 :
朝まで名無しさん:03/05/31 00:30 ID:/Ykv1CXX
でも後の政治家に×
でも後の政治家で○
666 :
朝まで名無しさん:03/05/31 00:43 ID:R2b/pgh7
>>662 戦争を起こすのは軍隊じゃ無いよ。
政治や世論が起こす物だよ。
その他、勝てる見込みの無い戦争をやらかす事は余り例が無い。
攻め込まれて負け戦を戦って玉砕したとか、追い込まれてやむを得ない戦争に追い込まれた例は沢山あるが。
武装しない事が良い事では無い。
>>661 補足します。
>>反戦反戦の念仏主義で平和になるならそれこそ世界が平和な証拠
↑
彼等の置かれた
現実の社会では絶え間なく戦争は行われている。
668 :
:03/05/31 00:49 ID:AH38yDpL
朝鮮総連やマンギョンボン号なんかは今のままでOK?
669 :
朝まで名無しさん:03/05/31 00:49 ID:/Ykv1CXX
>>666 >政治や世論が起こす物だよ。
そのような政治や世論は軍隊が起こしているんだよ。だから軍隊は存在するだけで
悪なのだ。
670 :
朝まで名無しさん:03/05/31 00:56 ID:yNxy5jW9
671 :
:03/05/31 00:57 ID:AH38yDpL
クーデターが戦争ってこと?
被支配階級が権力を奪取し生産関係の変革を図るような場合は戦争とは言わない?
>>669 戦争を起こした国は全てクーデター政権だったのか...知らなかった!
673 :
朝まで名無しさん:03/05/31 00:58 ID:yNxy5jW9
それと挑戦に対する差別はやめよう。
恥ずかしいと思う。
674 :
朝まで名無しさん:03/05/31 01:00 ID:/Ykv1CXX
675 :
:03/05/31 01:01 ID:AH38yDpL
朝鮮と真に平等な関係を築くには今までの既得権的行為の清算が必要だと思っただけ。
差別をしようとは思わない。
676 :
朝まで名無しさん:03/05/31 01:01 ID:yNxy5jW9
お前ら、もう少し脳味噌使って書け。
素朴な「軍隊はあるだけで悪」論は、しばしば、軍拡論を後押しする。
日本の場合、法の独立性・司法の独立性が弱すぎ、武力を文民統制する
制度構築に、伝統的に難があることが問題だ。
現在日本の防衛費は世界2位で、その「統帥権」は、日本の首相にはなく
アメリカ軍司令官にあることとか、
「軍隊」は「特殊法人」の一種であることとか、「戦争」は乱暴な「公共事業」
であることなどを視野に入れて、考えるべきだと俺は思う。
678 :
朝まで名無しさん:03/05/31 01:04 ID:/Ykv1CXX
朝鮮総連は解体すべき組織だし、マンギョンボン号は日本出入り禁止にすべきだ。
北は日本が付き合える国の体をなしていない。
679 :
朝まで名無しさん:03/05/31 01:06 ID:/Ykv1CXX
>>674 >>676 日本には「右翼の信じる歴史」と「左翼の信じる歴史」があるから、
自分自身がどういう歴史認識をしているのかを他者に説明する能力が
自身にない場合、他者に「歴史を勉強しろ」と云っても、無内容だ。
歴史修正主義者の本ばかり読んでもアホになるだけだし。
681 :
朝まで名無しさん:03/05/31 01:07 ID:yNxy5jW9
>>677 貴方の言っている背景的な事は事実として認識しているつもりです。
ただ、
>素朴な「軍隊はあるだけで悪」論は、しばしば、軍拡論を後押しする。
が解らないので詳細の説明をお願いします。
682 :
朝まで名無しさん:03/05/31 01:10 ID:/Ykv1CXX
>>680 「信じる人」相手に説明は無力だ。だから私は事実を言うだけにしている。
>>678 北朝鮮という国家を崩壊させることで、一番困るのは、韓国と日本だ。
北朝鮮の貧民難民が韓国と日本に大量に押し寄せる。
だましだまし北朝鮮を開放政策に持っていき、韓国経済と一体化させるのが
極東安全の観点からは賢明だ。
北朝鮮が壊れることで、仮に得する国があるとしたら、中国だ。
中国の国境線が38度まで進出する可能性がある。
2番目に得する国があるとしたらアメリカの軍産複合体だ。
3番目に得する国があるとしたら、台湾だ。米中の関係が緊迫すると
台湾の国際的重要度が増すからだ。
日本にはデメリットしかない。
強硬論者はバカか、これらの国から金もらっている売国野郎か、
北朝鮮とパチンコや麻薬取引で金銭的癒着していたことが
日本国内にバレルと困る売国警察官僚あたりじゃないかと、オレは思う。
684 :
朝まで名無しさん:03/05/31 01:14 ID:yNxy5jW9
685 :
:03/05/31 01:18 ID:AH38yDpL
>>683 それが脳味噌を使って書けという次元の話か?
>>683 大筋で同意だが、難民の流入は地続きの国程深刻では無いと思われ。
687 :
朝まで名無しさん:03/05/31 01:26 ID:osytAZaO
うん、中国国境には朝鮮族がいるはずだが。
>>681 「軍隊は存在するだけで悪」というのは、高度に哲学的な命題だと思われる。
日本では偶然、ここ60年間、「軍隊は存在するだけで悪」論が平和論の
中心だった。
だが、日本の「政治活動」「市民活動」はしばしば念仏を唱えるだけのものに
なりがちであり、実効性を初めから放棄していることがけっこうある。
ごく一部にそういう念仏を唱える人がいることはあってしかるべきだが、
日本の「平和論」が、ことごとく念仏化して、他からの観点を排除していたのは
問題がある。
たとえば、世界2位の武力へ、シビリアンコントロールするために
知的エネルギーを注ぐべきではないか、という観点はありうる。
日本の「平和運動」は、この観点を排除するのを「純粋性」だとしてきた部分が
ある。その結果、「平和運動」参加者が揃って軍事音痴・国際政治音痴に
なってしまった部分がある。
結果、「いかに(防衛庁という官庁や、軍隊という特殊法人を)コントロールするか」
という、議論が、「平和運動」周辺では広がらず、結果「平和運動」が無力化・
空洞化している、という側面がある。
(続く)
また、「平和運動」業界では、「軍国主義者」というものを仮定して考える
クセが比較的あるように思われるが、戦争は思想によって行われる観点より
経済的理由から行われる観点の方が重要だと思われる。
イラク戦争がアメリカにとっての公共事業であったのと同様、満州事変・
日中戦争は、「ムダな道路をバカスカ作る」のと同じ「公共事業」だ。
ドカタの代わりに兵隊を使い、自分の国の土地を穿り返すかわりに
他人の国の建物をぶち壊して、「消費行動」するのが、「戦争」だ。
「ムダな公共事業(戦争)をやめさせるために、どう政府をコントロールするか」
という観点が、重要だと思う。
「平和運動」周辺では、「平和論者」の野中の評価が高いが(高いらしいんですよ)、
以上の観点から見た場合、野中を肯定的に評価するのはアホだと私は思う。
690 :
朝まで名無しさん:03/05/31 01:38 ID:yNxy5jW9
>>688>>689 前半には同意。
後半については、今自分が享受している「便利な生活」は、
途上国の人たちを踏みにじってこそ、成立していると思うので、
軍産複合体や戦争と言う名の公共事業を否定することは
僕には出来ない。
(個人的には「せめて確信犯で居たい」と思っている。)
691 :
朝まで名無しさん:03/05/31 01:43 ID:/Ykv1CXX
>>690 >軍産複合体や戦争と言う名の公共事業を否定することは
>僕には出来ない。
`'''ヾー`: . :. :: : :ヽ
. : .: .::::: : ::::::_::;_,,、-; 〉
. : .:.::::::;;;,、‐'~ ̄、~−`‐、/
. : .:.:::::::::,、-"" ,、‐"',、‐-、 `ヽ、
. : .:.:::::::::,、‐"/ / / / 人=‐-、、ヽ、
\ . : .:.:::::::::/ / / // //;、-‐-、、 ;i,
\ . : . :.:.:.:::;:イ / ,/ ;/ / / ///;>ー、ヾ ; i
ゞ\ . : .:.::::::.// // / / //;;r'"´ 'ヾ; ;:i,
,;彡 \. : :.::,-"// / ,/ / ;:/,/ リ, i
'リ 人 ;;`ー;"/ / ノ/; ;/ ; ,:,: ;/ ,;'i| |
从' ノ, ii_ / /; ; ,/ ,、'",ノ;i, i
ノ ''リi ,、从ヾ〈i!ヽ, ノ ,、‐イi / ; ://;'`"'`'‐ ∠テ、|;. i
ノ' i! | 人, ミj 'i! .:;;ゞ,、,_彡";リ / // /;'。;テ'ゝ :.``゛i'; ノ
ノ! リi、‐从ゞ ノ;、 ;" ;!; ;;i / / //'```゛ ::. iリ从
,、‐' ii!'' jノリイ !O‐c-ヘ; ノ!;; ///' yリ!
-'` ',、‐' ;i i!'` ヽヽ,..::ヽ. リノ /'" -、 _/
ノ; ;、 `; ヽ,.:::ヽ、i!リ _,、ラ
`;、 ヽ::::::`‐、 ‐=二:シ’ 順番がきたら呼びますので・・・
/ '!, ヽ; . :.:..>‐、_ /
/.:::.ヽ、 ヽ/;;;1 ゛' ‐-‐'"
i;::、 ;\ `ーン'
.i;::::ヽ, ;::...ヽ、..:.:/
i.:.: .::;;i:::::...  ̄1
i.:.: ...: ;;;;i:::..:.:.:... ノ
現在は日米同盟の転換点にある。
冷戦がとっくの昔に終わったので、在日米軍の存在理由が不明瞭になり、
日本とアメリカの軍事的目的一致が怪しくなったからだ。
アメリカ自身、極東の軍備を縮小させる論が国内ではかなり強い。
共通の敵を持たず米軍基地が日本にあり続けるのは、ある意味、アメリカが日本を
軍事占領している、植民地占領しているのと、同じだと見ることができる。
防衛庁はその本能として予算を増やしたがる。日本の官庁は日本政府をボスだと認めない
傾向があるので、アメリカ植民地政策に従属することで予算を増やせるのならそれはそれで
万歳、という思考がある。
ここを厳しくチェックしコントロールする必要がある。
(続く)
また、日本の「平和運動」は、最近はそれほど金が動いてはいないだろうが、しばしば中国政府の
代弁行為を素朴にしていることがある。
中国の観点から見た場合どうであるか、には、充分な感度を持つべきだし、中国政府の代弁をする
人もまあ民間に多少はいていいと思うが、「平和運動」と「中国政府の代弁をする」ことは、
参加者は分ける感度がほしい。平和活動のために中国政府を利用するのはOKだが、
平和活動を中国政府に利用されるべきではない。
余談だが、防衛庁には台湾政府から金をもらって台湾政府の代弁をしている人がかなりいる。
ちょっと前に問題になったが、なぜか有耶無耶になってしまった。
「平和」と「国防」の名のもとに、中国と台湾の代理戦争を日本国内でそれと知らずに日本人が
するのは、バカな話だ。冷戦期には比較的よくあった話で、たぶん現在もよくある。
695 :
朝まで名無しさん:03/05/31 02:11 ID:yNxy5jW9
>>694 長文ありがとう。正に獅子身中の虫ですね。
なんと言うか日本では第2、第3の勢力がそれなりに権益を持っていて、
それらがまた、共産主義的「親方日の丸におんぶにだっこ」的に
予算を食い荒らしている例が良くあるみたいです。
野党勢力が「何でも反対するだけ」「ただ要求するだけ」の態度に留まっている
のは、与党が「野党が育たないように画策している」面があるのかも知れませんね。
それと、
中国と台湾の代理戦争に利用されていると言うのは、戦前の日本が
国民党と中共の争いに利用されたと言う一説を思い出さずには居られません。
>後半については、今自分が享受している「便利な生活」は、
>途上国の人たちを踏みにじってこそ、成立していると思うので、
>軍産複合体や戦争と言う名の公共事業を否定することは
>僕には出来ない。
ふむふむ。面白い観点だと思う。ぜひ確信犯であることを表明した上で、
自説を展開いただきたい。
スレの上のほう、558あたりで、「グローバル化」と「ナショナリズム」が現在対立している、
という観点を私は提示したが、
他者を植民地とする最上層集団は「グローバル化」して(国境を越えて)、最上層同士で
財を再配分する。
私は、日本人の多くは、「植民地化されている側」だと考えている。
一時期、「総中流」論があったが、あれには実は経済的根拠がない。
「自分を中流だと思っている」という「自己イメージ」を持っているだけで、日本社会の多くは
低収入層だ、という研究もある。
国内の「ムダな公共事業」によって潤う層が、官庁とコネのある一部土建屋だけなのと
同じく、軍需産業という「公共事業」によって潤う層は、最上層だけだ。
「戦争という公共事業」により、大衆層は、最上層を潤すために、イデオロギーを動員され、
生命と身体を「消費」させられる。
最上層の財を増やすために、何の権利があって「大衆」に血を流させるのか、私には理解できない。
経済活動としては、もっと穏やかで効果的なものがいくらでもある。
戦争経済は他の経済活動を侵略し破壊する。だから戦争は否定されるべきだと私は考える。
697 :
朝まで名無しさん:03/05/31 02:15 ID:yNxy5jW9
>>691 あえて相手にしてやるけど、
おまいは石油製品使うな。電気も使うな。水道も使うな。公共機関を
使うな。(国の予算で作られた)道路を歩くな。道路があって初めて
動作する流通機構の世話になるな。暴力装置である警察の恩恵も
受けるな。あらゆる国家が森林を管理することで生み出される酸素を
吸うな。解ったかい?
>>695 >戦前の日本が国民党と中共の争いに利用されたと言う一説
そういう説があるのですか? 宜しければ論者をお教えいただけますか?
私の歴史観では、
1;満州事変と2・26事件により、日本は軍隊へのシビリアンコントロールを
完全に失い(法治国家の終焉)
2;満州事変という「統帥権干犯」をした石原莞爾の行動を天皇が承認した
ことにより、軍隊内の法治原則が崩壊し、
3;石原莞爾を習って、出世しようとアホな将校たちが中国に全く無意味な
戦闘行為をして、(戦争の無限拡大)
4;国民党への戦闘行為が結果として中共を利し
5;宣戦布告のない日中戦争によってアメリカ軍産は国民党・日本双方へ
軍事物資を売って儲け、
6;三国同盟というアホな選択を日本がしたことで、英米が日本を敵認定し
7;アメリカが日本へ対し経済制裁した途端、日本はパニックになって
太平洋戦争へ突入
という風に見てます。まあ、「戦争」は目標を明確にしていかに終結させるかが
重要なのに、目標の定まらないままフラフラと戦争していたら、そりゃ利用して
下さいと大声で言っているようなものだと思います。
>>697 「公共」と「国家」は、分けて考える必要があるように思いますよ。
国家は「公共」に益するサービスをすることを公的には目的とした機関ですが、
日本のように法治主義が徹底していない国では、官僚独裁が比較的簡単に
行われる傾向があります。
結果、「国家」を構成する一部官庁が暴走し、「公共」の利益を破壊することが
あります。
極端な例としては、
>>698に挙げた、自分の出世のために無目的に戦闘行為
はじめたアホ将校とか、法治国家をぶち壊す模範を示した石原莞爾とか、
彼らを追認して後づけで「東亜新秩序」なんて口走って英米を敵に回した
近衛文麿なんかは、「公共」の利益を破壊した人々だと私は考えます。
700 :
朝まで名無しさん:03/05/31 02:34 ID:yNxy5jW9
>>696 自説を言わせていただきます。(自慰的な精神論に過ぎない自覚はあります)
古来、地球には沢山の小さな経済圏が互いに交流することなく、存在して
居ました。で、それらは時代とともに少しづつ大きくなり、その境界にて
衝突を繰り返し、吸収合併が行われ、そしてまた、その領域を広げるごとに
新たな衝突と吸収合併を繰り返して来たと思います。
その衝突が何をもたらしたか、考えるには、その衝突が起こらない期間に
おける各経済圏、文化圏の内部を見るのが良いと思います。
一言で言って、「あらゆる面における停滞」だと思います。
個人的意見ですけど、停滞した時代に生きると言うことは僕にとっては
「何の為に生まれてきたか解らない」と感じられます。
戦争に行く、行かされることはきっと辛いことだと思うのですが、
少なくとも今の僕の現実の中では、経済的な摩擦以上の事は起こって
居ません。ですから、今身の回りで起こっている数々のイベントが
楽しくて仕方が無い。これだけでは戦争を肯定する理由には足らないので
すが、これ以上の個人的な事はちょっと書けません。
ただまあ、なんと言うか、自分の愛する人間をもっと「裕福にしたい」と
言うことです。一番大事なものは金銭では無いとする価値観は
自分にとっては言い訳にしか聞こえないし、見えません。
少なくとも、人類が連綿と繰り返してきた闘争の歴史を止める権利は
誰にも無いと思っています。
>>700 うむうむ。
>今身の回りで起こっている数々のイベントが楽しくて仕方が無い。
何よりでしょう。
>その衝突が起こらない期間における各経済圏、文化圏の内部を
>見るのが良いと思います。
>一言で言って、「あらゆる面における停滞」だと思います。
ここは私とは歴史解釈が違いますね。
日本の国風文化は、唐との交流を消極化した後に生まれたものですし、
戦乱のない時代は、文化を生みますよ。
異文化交流という「グローバル化」は、文明を活気付けますけどね。
>人類が連綿と繰り返してきた闘争の歴史を止める権利は
>誰にも無いと思っています。
ふむふむ。ちょっと雑学述べますね。
「自衛」以外の国家間の戦争は、第一次大戦後、「パリ不戦条約」で
国際的に違法になりました。
日本憲法9条も「パリ不戦条約」の流れを汲みますが、あまりパリ不戦条約に
言及する「平和論」者はいないですね。寂しく思います。
また、19世紀以降の「戦争」は、ぶっちゃけ、それぞれの国の会社が儲ける
ための戦争がほとんどでした、現実面では。
日本とドイツは後進国だったので、英米仏の「民間会社群」に、「国策会社」で
対抗したので、「国家」を協調した、という側面があります。
今は「国際資本」は、南の島に籍を置いてどこの国にも税金払わず、軍事マネー
操作をしている状態です。
「国際資本」は、先進国大衆をも「植民地化」して、経済格差を拡大することで
大衆の抵抗能力を低減させ、最上層の資金を増大させている、と、私は考えます。
702 :
朝まで名無しさん:03/05/31 03:25 ID:yNxy5jW9
>>701 確かに、例えばアメリカ国民は借金をしてまで無理な消費をして、
上層階級を富ませているなあ、あほだなあとは思います。
でも、全ての労働者階級がそうでしょうか?消費とは実質搾取である
(労働力の提供は、「仕事を貰う為に、自分の所属する共同体の運営費は
絶対に必要」と思うので、搾取とは思いません)と言う面もあるとは
思いますけど、実際、苦労してステイタス(ブランド品なども含む)
を手に入れるのは楽しいです。所詮作られたステイタスに過ぎないとも
思いますが、作られたものではないステイタスなんてものは実際には
存在しないと思います。少なくとも、それらは努力しなければ手に入らない
訳でして、努力をして、それを手に入れた実感というものは僕にとっては
最も現実的な、実感のあるものです。(健康や家庭の幸福などもそう思います)
節度を持って消費に勤しめばそれで良いと思います。
喧伝されるCMやCMの一種である芸能人のライフスタイルなどを本気にしている
人は愚かかもしれませんが、少なくとも、上記した節度を持ちうる人間に
取っては何らかの経済効果を齎しているわけですし。
少なくとも僕は先祖代々被支配階級なので、「何かを苦労して手に入れる」事、
その他の人生に伴う苦痛はあって当たり前のことです。
そしてこう思います。資本階級、支配階級の人たちもどうせ、それなりに
苦痛や苦労があって、現在手に入れていないものを手に入れるために人生を
送り、結局個人の人生において、欲しいものを全て手に入れることは出来ない
筈だ、と。
たとえは悪いですけど、鼠から見て、ライオンは凄く良い生活をしている
ように見えるけど、ライオンはライオンで生存競争があり、それなりに
大変である、と僕は思うのです。
>>702 なんか複数の議題が積め込まれているように思うですが、
「社会最上層もそれなりに苦労しているだろうから、戦争経済を
動かしているのも、同情してあげようよ」
というマトメだと、乱暴過ぎますか?
私は全く同情しません。
社会最上層が最上層にいるのは当人の努力の結果ではなく、
たまたま最上層に生まれ知的資源経済資源に恵まれていたからです。
余談になりますけど、日本では高度経済成長の一時期に、それぞれ
親に比べ一ランクずつ階層が上昇したとか、階層間格差が縮小したという
研究結果があるそうですが、70年代以降、階層間格差は今度は開いています。
現在の教育改革も「日本の中ではかなり上層」の人たちが制度設計した結果、
階層間格差を開くための教育改革がなされているそうです。
同じタイプの、階層間格差を開く教育改革は、アメリカではレーガン政権時代に
なされました。
社会階層が低いところで生まれたら、努力が全く無意味な社会に現在
制度改革がなされています。
そして社会上層の人々は、「自分が社会上層にいるのは自分が努力したからだ」
と自己肯定するためのイデオロギーマシンとして「教育」が機能することと
なります。