どいつ、こいつもアトム、アトム

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無能ジジイのオナニーメディア＝民放

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ジョージ秋山は手塚が好きなのか嫌いなのかはっきりしてほしい

　なお、宮崎氏はアニメーターの給与が低水準になってしまったのは手塚治虫氏の無理な製作の後遺症と考えて批判の急先鋒に立っているのは有名ですが、ディズニー社だって（繰り返しますが）低かったのです。
『ディズニー批判序説』　兜木励悟　データハウス

　しかし、この時期、アニメーションづくりは、経済的に困難をきわめ、事実上アニメーション製作だけで、ひとつの会社を維持していくことは不可能に近かった。
　日動においても従業員に給料が満足には払えなかった。アニメーションをやっていたのでは、食っていけないというわけ。そんなこともあって、昭和２４年には、正岡憲三が、アニメーションから出版美術の方へ転進してしまった。　
　昭和２７年９月、日本動画映画社は社名変更して、日動映画として新発足した。社長にはひきつづき山本善次郎（早苗）が就任した。
　（略）
　昭和３１年７月３１日、旧日動映画を買収改組、東映の傍系会社として、東映動画が発足した。
　（略）
　その間、我が国で初の本格的カラー長編アニメーション作品の製作準備が進められていた。作品は中国の伝統に題材をとった『白蛇伝』である。
　（略）
　当時としては、思いもかけず短期間にできたという印象を持った人が少なくなかったようだ。
　（略）
　なぜこんなことが実現したかといえば、ひとつには、スタッフの技量が、おいおいに向上してきたこと、いまひとつは、言うまでもなく長時間作業に従事したこと、すなわち残業、最終段階ではそれが夜を徹して、ということによるのである。
　以来、アニメーション映画と徹夜作業は切っても切れない仲となるのであるが――。
『青春アニメ・グラフィティ』　杉山卓
集英社

　一九五六（昭和三一）年の夏、東映動画スタジオが完成しました。
畑の中にポツンと人棟、真新しいビルが建って、
まだコンクリートの乾かないうちに、
日動と東映の教育映画部から机や機材が搬入されていました。
　私も、あらためて銀座の東映本社で面接、身体検査を受け、
一二月一六日、やっと東映動画の代一期生として臨時採用ということに決まりました。
日動の推薦ということで採用試験はありませんでした。
参考までに初任給は六五〇〇円、
厚生省の時の三分の一の月収からの出発となりました。
三畳のアパートが三〇〇〇円くらい、ラーメンが３０円の時代です。
『作画汗まみれ』　大塚康生　徳間書店

　玄関から応接室へのびる廊下の、左側が手塚の仕事部屋である。
ドアのノブに手をかけてから、今井は明太をふりかえった。
「そうだ。……月給のこと、まだでしたねェ」
「はあ」
「単刀直入ですけど、三万円でどうでようか？」
「さ、三万円ですかァ」
　明太はびっくりした。おとぎプロの二倍の額ではないか。
しかし、今井は、すくないので明太がおどろいたと思ったらしい。
困ったような顔で、声をひそめた。
「実は、東映動画から坂本さんというベテランのアニメーターがきてましてねェ。
そのひととのバランスで、三万円でお願いしたいんですよ。不満かもしれませんけど」
「いえ、不満だなんて。十分です」
　こんなにツイていていいのかと、こわいくらいだ。
今井はホッとした。
『虫プロ興亡記』　山本映一　新潮社

　なにしろそれまで唯一の大手プロダクションだったＴ社では、
組合の争議のアピールに、「たまにはカツドンを食わせろ！」
といった文句があったという有名な話がある。
カツドンもちゅうもんできないくらいの低賃金だったのだ。
したがって何人かの優秀なスタッフをかかえるのに一作家の原稿料で十分まかなえたし、
そんな微々たる報酬でも喜んで参加するくらい動画界は恵まれていなかったのである。

　しかしね、ぼく個人我慢ならんのはね、こういう声があるんだよ。
手塚があのアトムを売る時、べらぼうな安値できめてしまったから、
現在までテレビアニメは制作費が安くて苦労するんだと。
冗談じゃないよ。そんな世間知らずなことを言う奴らはバカだよ。
『手塚治虫漫画全集』　講談社

下條アトムが小学生の頃、同級生にウランちゃんという女の子がいたらすぃ

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高田馬場