どいつ、こいつもアトム、アトム

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20朝まで名無しさん
去年の「韓国音楽友の会」で慶尚道の浦項というところに行きました。
そこには浦項製鉄という東洋一の製鉄所があります。実を言うとそれは
日本の新日鉄が、プラント輸出してできた製鉄所なんです。でも、ぼくら
がそこで見せられた浦項製鉄の成り立ちについての映画は、ぜんぶ自分たち
の力でやったことになっていて、日本の「に」の字も出てきません。「東洋一
の製鉄所である。どうだ、まいったか!」という、そればっかりですよ。

それどころか、その浦項製鉄はプロのサッカーチームを持っているんですが
このチームマスコットが、なんと「鉄腕アトム」なんです。

「アトムというのは原子の意味だから、別に著作権とは関係ないんだ」

と。そりゃそうだけど、あの漫画のキャラクターは手塚治虫先生のものなのに。
 きっと手塚先生は、ご存知なかったんでしょうね。また知ってても、ご自分か
ら訴えたりなさらなかったでしょう。でも鉄腕アトムがボールを蹴っている
浦項製鉄・プロサッカーチームのキャラクターを見ると、複雑な気持ちになる。

それで日本にきた韓国人が、アトムを見て、「日本人はけしからん!無断でわれ
われのアトムを使っている」なんて言っている。

                 高信太郎 「おもろい韓国人」光文社


「鉄腕アトム」が日本の漫画だと知って衝撃を受けた韓国人
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/10/18/20021018000033.html