北朝鮮系銀行への公的資金投入阻止

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646電波小僧 ◆xqlNKJ6FBE
>>629>>632
北朝鮮の国内体制はかなりガタがきていますが、金正日はこの冬を準戦時体制を
発令する事によって乗り切りつつあります。
北朝鮮の国内体制における次の危機は春窮です。

金正日は春までに援助物資を手にするか、さらに国内体制の引き締めを図るか、
どちらかを選択する必要があります。今回の挑発から推測すると、
金正日はさらに国内体制を引き締める道を選択したようです。

援助物資を手にしようとすれば、米国との交渉に臨まねばなりませんが、
その結果は、これまでにない大規模な援助は得られても、国内での軍部に対する
金正日の権威失墜が甚だしく、クーデターを招きかねないものとなるでしょう。
米国の意図も正にそこにあるわけですが、
金正日もこれに気付いたものと見受けられます。

IAEAの緊急理事会の日程調整がもたついているこの時期に、
IAEAの尻を叩くように新たな挑発行為に踏み切ったところをみれば、
金正日は春窮が始まる頃合いまでには経済制裁に踏み切らせたいのでしょう。
そしてそれを「戦争行為」として、準戦時体制から戦時体制に移行し、
戒厳令を発令する事によって春窮を乗り切るつもりであると推測いたします。

そして春窮による暴発圧力が弱まる夏頃に、大胆な譲歩により危機を収束し、
援助物資を手にいれるつもりでしょう。核関連施設については単なる凍結ではなく、
それなりの対価と引き換えに廃棄まで受け入れるだろうと思います。

戦争によらず北朝鮮崩壊を目指す立場からは、以下の二点が重要となります。
・中朝国境沿いに大規模難民キャンプを作り、春窮による脱北者を受け入れる。
・援助再開の条件に、北朝鮮政府の既得権益(援助物資の闇市への横流し)が
 「実質的に」排除できる項目を盛り込み、これを実行する。