199 :
朝まで名無しさん:
右翼に学歴が低い者が多いのは何故か?
それは右翼発生の歴史的必然から来ている
玄洋社以来の右翼の歴史は大衆組織運動では無く
個のテロルという表現を取っている
そのため指導部を残すために末端組織員はロボットみたいな
言う事をよく聞く青年が都合が良かった訳である
これを左翼と比較すれば、左翼は大衆組織運動であり
個がそれぞれ小さなピラミッドの頂点に立つために
末端構成員もある程度の知識が必要になるからである
よってテロなんかが無くなった現在の右翼は低学歴の
構成員がだぶついているのである
200 :
朝まで名無しさん:02/07/30 00:47 ID:igsRcobV
ついでながら全共闘なんかの学生も勉強してなかったと思う
時代に流された主体性の欠如した連中だろうね
この前のW杯でトルコやドイツを応援してた連中と同じで
サッカー(⇔政治)に強い関心が無くても雰囲気に流され
嫌韓(⇔新左翼党派)の扇動で参加している
痛いのは正しい事に参加したという満足感だけを得て
それを雄弁に語る点かな?
そういえば江ノ島のゴミ拾いも同じ構図だね
絵を描く人の下でみんなで病的に踊っているだけだよ(w
201 :
朝まで名無しさん:02/07/30 00:58 ID:igsRcobV
扇動に乗りやすい愚民には付加価値を与えてやればよい
全共闘 ベトナム反戦・平和(⇔政府打倒・革命)
国立応援 不正ジャッジへの抗議(韓国が羨望)
ゴミ拾い 環境保護(フジへの抗議)
どの付加価値もその時代の愚民には受け入れられるから
本当の目的を覆い隠しても充分な偽善性で満足感が得られ
終わってみてから見てみると実に滑稽である
202 :
朝まで名無しさん:02/07/30 01:06 ID:/dgV7g5h
>>201 これも加えろよ(w
左翼(自称高学歴)
反日(民族差別反対)
反日(軍国主義反対)
反日(良心的)
反日(珊瑚)
203 :
:02/07/30 01:18 ID:5RQpSrFX
堺屋太一によると、
資本主義によって貧富の差が拡大した後に、
左翼は生産の均等化を、右翼は消費の均等化を主張し、実現した。
どちらも「みんなが同じ考えをして、同じ行動をし、同じモノを使う」
知り合いの、いつも自分からは何もせずに
他人の文句を言って、足を引っ張ってばかりの奴は、
最初は左翼だったが、落ち込んで、今度は右翼になった。
とにかく、能力もあり、要領もいい人間に嫉妬を抱き、
常に周囲の人間を自分自身と同レベルにしておきたい奴だった。
世の中全員が低レベルになることを望んでいたような奴だ・・・
204 :
朝まで名無しさん:02/07/30 01:27 ID:/dgV7g5h
知り合いのいつも、他人に偉そうに説教したがる奴は
最初は右翼だったが、今は左翼だ。
今の世の中のトレンドは、どうたらこうたらと言って久米や筑紫の言葉の受け売りをしている。
205 :
朝まで名無しさん:02/07/30 01:34 ID:E/FqTwJR
>>199 概ね賛成。そもそも、昭和初期に左傾化した層の多くは、社会人ではなく
学生。教養主義に強くコミットした層。昭和初期の左傾学生の検挙者統計を
見てみると、過半数が大学生である。ただし、比率で見ると、意外なことに実
は高等学校が最も検挙者率が高く(大学生、専門学校に比べて)、高校でも
運動が盛んだったことがわかる。ともあれ、農村青年に基盤を置いた右翼とは、
歴史をさかのぼれば、運動の母体が違うことは明らかだろう。むろん、政治体制
が全く違うため、現在の右翼、左翼とは区別が必要だが。
>>196 前提として、近代=未完のプロジェクトと捉えるわけですか?
>近代state派は、常に国益とローカルな党益を混同し、近代stateはいまだに
>完成されず、かえって国土荒廃に拍車をかけ、非近代nation派はシステムの
>問題と人物の問題を常に混同し、やっぱり国土荒廃に拍車をかけています。
ちょっとよくわからんのですが、ハーバーマス的な公共性の議論をしてい
ると考えていいのですかね?個人的には、nationを非近代と捉える根拠が
よくわからん。そういった分類・整理のしかたも、たしかに可能ではあるの
でしょうが・・・ nation=近代的な想像の共同体と捉えたほうが妥当では?
206 :
左派:02/07/30 01:37 ID:vuycG83H
>>204 >最初は右翼だったが、今は左翼だ。
そりゃ若いんでしょう…
もうちょい歳をとれば、また右派になります…
あと、右左では現在ひと月単位でのマスコミ振幅があります…
>204
俺の周りとはちょっと違うな。
「俺は違いのわかる男(死語?)」って感じで、酒飲んで説教するやつは
ほとんど産経読者だ。しかも団塊で学生時代はゲバ棒を振るっていたりする罠。
こいつらを見るたび「所詮権力を持つと秩序が欲しくなるのねえ」って感じで、ウヨにもサヨにも
幻滅する。
208 :
朝まで名無しさん:02/07/30 01:40 ID:BrgBN8/o
右でも左でも草の根政治活動してる香具師ってのは
DQN度高い気がする
209 :
196:02/07/30 01:43 ID:vuycG83H
>>205 >nationを非近代と捉える根拠がよくわからん。
stateに対応する適切な言葉が見つからなくって…ヽ(;´Д`)/
stateはフランス革命によって成立した近代国家を原型とした、啓蒙主義的国家
(道理によって形成された国民国家)、それに対応するのが、ドイツロマン主義的
国家(不合理を聖化するシンボルとしての国家)、というイメージです。
すみません、2つ3つ余計な論を混ぜてしまいました。ワケワカメでごめんなさい。
210 :
朝まで名無しさん:02/07/30 01:43 ID:/dgV7g5h
いちいち回線切って、IP変更確認するのめんどくさいので、もう寝るよ(w
珊瑚
211 :
朝まで名無しさん:02/07/30 01:49 ID:igsRcobV
>>208 草の根政治活動は既成の政党がだらしないからでは?
地方で中央との逆転現象が起きる時があるがあれと酷似していて
住民に一番近い問題を票の獲得に結びつける傾向があると言える
尤も国政が地方の利権誘導に終始していた昭和後半を見れば
そういう形態の政治活動を一概に否定は出来ないと思う
DQN度が高いという具体例があるのなら提示してみて欲しい
212 :
朝まで名無しさん:02/07/30 02:03 ID:75ne2/c8
>>209 そんなに恐縮しなくてもいいですよ。歴史学の方ですよね?当方、社会学
系ですが、歴史学についてはドキュソなもので、むしろご教授頂きたい
くらいです・・・
>stateはフランス革命によって成立した近代国家を原型とした、啓蒙主義的国家
>(道理によって形成された国民国家)、それに対応するのが、ドイツロマン主義的
>国家(不合理を聖化するシンボルとしての国家)、というイメージです。
なるほど。私、歴史学の知識は不充分ながら、実際の諸国の歴史で展開
した国家の理念型としてはほぼその通りだと考えます。ただ、戦後ドイツ
のフランクフルト学派第一期は近代啓蒙主義に対する痛い反省があったわけ
ですし、80年代以降のポストモダン論の隆盛の中で、噴出した近代批判等々
を考えあわせれば、ちょっと疑問だったわけです(単に、社会学と歴史学の
枠組みのずれということだと思います)。
もう読まれているかもですが、国民国家論については、ベネディクト・ア
ンダーソンの『想像の共同体』と吉本隆明の『共同幻想論』あたりがよいかと。
213 :
朝まで名無しさん:02/07/30 02:11 ID:igsRcobV
>>205 右翼の低学歴傾向ではもうひとつ興味深い事があるんだ
自由民権運動に見られる反政府・表現の自由等の権利運動は
共産主義勢力が定着するまでは概念として右翼の運動だった
これは勿論国家としての日本がその根底に在るため
それ以後も右翼の活動の一部ではあったのだが…
その運動での獲得対象だったインテリ層はやがて共産主義の
発展により左翼陣営に取り込まれる事になる
一方で右翼は獲得対象が軍部の青年将校や憂国の士という
一部の限定された国民だけになってくる
戦後に軍が解体されてからは右翼は主体的な活動は質的転換を
余儀なくされ、遅まきながらの大衆啓蒙活動をする事になる
しかし純粋な部分での部落解放や街頭演説は左翼に取られて
形式化した活動しか出来ない現状がある
また三島事件は古い形で軍部に檄を飛ばすやり方が既に終了した事を
物語っていると見る事ができる
こうして右翼は単なる政府批判団体にまで堕ちる事となり、活動しても
それが大きな潮流を生み出す事が非常に困難になってきた
対照的に政治家や文化人という本来テロの対象となった層から
保守⇒反動的な人士が出ているのは何とも皮肉な結果と言えよう
214 :
朝まで名無しさん:02/07/30 02:26 ID:igsRcobV
つまり右翼は用無しになりつつある
形式を変えないと生き残ってはいけない
昔の流儀を継承しても存在価値が無くなってきているから
知識人も必要が無くなりつつある
宗教を軸にした結びつきで勢力の維持なんかしてたら
益々人は育たなくなる
書いてて欝になるな
215 :
205:02/07/30 02:44 ID:kpP2VBDs
>>213 >右翼の低学歴傾向ではもうひとつ興味深い事があるんだ
>自由民権運動に見られる反政府・表現の自由等の権利運動は
>共産主義勢力が定着するまでは概念として右翼の運動だった
なるほど。212でも書いたように、漏れは歴史をきちんと知っ
ているわけではないが、ここでいう右翼と、昭和初期頃の右翼
とはどの程度連続性があるのだろうか? 広田照幸の『陸軍将校の
教育社会史』、あれはおもしろかった なあ。天皇制イデオロギー
の過度の内面化はなかった、という命題 を論証している。考えて
みれば、左傾学生にしろ、将校の右翼にせよ、すそ野が広いわけで、
細かく資料に当たってみれば、やはりWW1とWW2の戦間期がポイント
なんだろうね。 213は歴史か思想史やってる人?
216 :
205:02/07/30 02:45 ID:kpP2VBDs
>>213 連続カキコすまそ。改行がおおいらしいので・・・
WW2後に、戦前を否定されて、右翼の大衆に対する求心力が急速に低下した
ことは否めない事実。もし、この時期に、右翼の低学歴傾向が徐々に進行し
た、というデータ があれば、
>>1が立てた問いに対して、歴史的な観点から
の答えが導け て、興味深いんだがね。どっちにしろ、一般人口の高学歴化が
進行した 戦後期に、右翼が思想的に高学歴層を全く取り込めなくなった、
よって 低学歴層がやたらと右翼に多くなったということだろう。それでも、
なぜ低学歴層が右翼を愛するのか、というポジティブな面について
の疑問は残るが。
右翼は単なる政府批判団体にまで堕ちたというのは、的確な評価ではあるな。
運動として、国民の一定層を取り込めなくなったのは確か。言い方は悪いが、
教育によって充分な知識を与えられていない層だけが右翼に残った。
>対照的に政治家や文化人という本来テロの対象となった層から
>保守⇒反動的な人士が出ているのは何とも皮肉な結果と言えよう
これ、おもしろいな。しかも、保守、反動政治家は実権を持って
いるようだし。それにしても、奉仕活動を入試で評価対象にするとは、
中教審のドキュソぶりにはあきれた。右翼が健在なら、こうした事態
は防げたのかな?(w
217 :
朝まで名無しさん:02/07/30 03:21 ID:igsRcobV
>>215 >213は歴史か思想史やってる人?
高学歴の左翼とでも名乗ったら笑えるだろうな
昭和初期と現在の右翼についての連続性については
戦前のままで現在も啓蒙すれば滑稽だし
内容が変化すれば大衆迎合になってくるし
その辺で苦労してるのではないかな?
たとえば共産党だって戦前と戦後、さらに今とは違うけど
そこに連続性があるかどうかは意見も分かれると思うので
この質問は相反する答えが二つあると考える
WW1とWW2の間といえば大正デモクラシーの時代だよね
戦後の好景気と庶民文化が花開き、
同時に社会主義運動、普選運動、女性解放運動が興る
これを当然ながら右翼は取り込む事は出来ないが
世界恐慌からブロック経済が進行して不況になると
国策としての侵略行為を行う軍部の一部と結びつく
この部分で既に武士階級を含めた庶民の代弁者だった頃の
明治時代に生まれた右翼の源流とは異質に感じている
218 :
nanasi:02/07/30 03:24 ID:VUwje9tK
上のほうで吉本の共同幻想論がどうとか出ていたが、読んでおいた方がイイ本らしいと前から聞いてるんだが、
分かりづらい本でもあるとか聞いて、ビビッて手に取ったことさえありません。
原書に入る前のトレーニングとして左右それぞれの人が書いた批判本でいいものがありますか?
2.5流程度の大学で何も勉強せず、社会人になってから読書に目覚め、呉智英とか佐伯啓志がすきな分野です。
219 :
朝まで名無しさん:02/07/30 03:36 ID:igsRcobV
>>216 右翼の求心力が失われたのではなく、右翼と庶民が共有して
政治的に利用されていた天皇制が崩壊したと解釈したい
庶民の高学歴化で右翼が取り残された部分には同感
同時に社会主義的な環境整備を国や企業が努力したため
左翼は活動が賃金闘争を主軸とするはめになった
安保問題で負けた時点で左翼も政治的には必要無くなったし
ソ連崩壊により革命すら意味を失ってしまった
ちなみに組合活動では日本よりも欧米の方が生活者の権利を
守る点では過激であるが、必ずしもそれが政治と結びつかないのは
日本には終身雇用神話が有り、欧米には無かったから
未曾有の平成不況と国としての信用が落ちていく中で
不平不満分子や大衆を右翼・左翼が取り込む事が出来るのか?
少なくてもオウムがいち早く知識層を取り込んでいたのは
非常に興味深いと言える