雅子様は皇太子様のチンポを

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●お世継ぎ誕生のプレッシャー

 最近の女性週刊誌などは、皇室の「お世継ぎ問題」を抜きには存在しないというようなありさまだ。
 このテーマから抜け出せないところに、「キャリアウーマン」出身の妃殿下が、皇室に革命的な変革を
もたらすことを期待しながら、一方で日本古来の家族制度的価値観から抜け出せないという、マスメディ
アの自己矛盾を感じる。
 お二人の間にお子様がまだ生まれていないことで、「もしかして夫婦として仲がよくないのでは?」と
いう疑問を差し挟む向きもあるようだが、お二人に実際にお会いしている人々から話をきくと、雅子妃殿
下は心から殿下のことをご尊敬しているし、お二人が一緒に(公の席ではなく、プライベートに)いらっ
しゃるときも、大変仲睦まじいご様子であるという。
 現在の雅子様は、カメラ、音楽、テニス、山登りなどを殿下と共に愉しむというご様子で、お二人にお
会いしている方の話によれば、「ご結婚前は、充分時間があってしょっちゅうお会いしていたお二人とい
うわけにはいかなかった分、ご結婚生活の中で恋愛感情をお育てになっている」とのことだった。そうし
た意味でも、ご結婚されて数年間はお子様がいないお二人の生活の中で、お二人の関係をさらに育んでい
かれているのは、むしろ望ましいことで、夫婦仲のよろしいことの証左ではないか。
 ただ、お子様のことについては、雅子妃殿下ご自身もプレッシャーを感じておられるようだ。宮内庁関
係者によると、天皇・皇后両陛下もお子様を早くと期待されている。また、宮内庁でも、お世継ぎができ
るまでは、外国訪問の行事は入れにくい空気があるらしい。
 実際に外務省には海外から招聘の申し込みが数多く届いているようなのだが、宮内庁にまわってきた段
階で、なるべく控えるという結論を出さざるをえないという。たとえば99年は、ドイツで「ドイツにお
ける日本年」という国をあげてのイベントが始まっている。その名誉総裁でいらっしゃるのが皇太子殿下
なのだが、そうした背景があってか、ドイツの招きを受けて、9月の開会式典に出席されたのは秋篠宮殿
下だった。
 こうしたことは、日本にとってもまた諸外国にとってももったいないことであろう。いっそのこと、お
世継ぎが生まれるまでという考えを改めて、積極的に外国訪問を行っていってはいかがだろう。
 皇太子殿下と妃殿下の魅力と資質をもってすれば、素晴らしい仕事をされると思うし、お二人ともまだ
若く体力もおありになるのだから、以前にも行かれた中東だけでなく、いわゆる発展途上国にも行かれて、
日本の皇室外交を充実していただきたいと願うものである。