雅子様は皇太子様のチンポを

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 現在の雅子妃殿下はご自身の妃殿下としての立場を全うしようと尽くされておられるとうかがっている。
そこは、英国の故ダイアナ妃が、二十歳という若さで、王室のメンバーになることの責任と自覚の欠けた
まま結婚し、後になって「こんなはずはなかったのに」とがっかりされたのとは、全く異なっている。妃
殿下は責任と義務のためには、自分の自由を犠牲にして尽くすことを潔く行える方だと思う。
 たとえのレベルが違うかもしれないが、雅子さまが、まだ小学生だった頃、クラスの「動物係」に選ば
れたことがあった。その際、雅子さまは毎日誰よりも朝はやく学校に出かけては、動物の面倒を熱心に見
ていたという。また、その後、大学時代も、外交官試験に受かってからは、私達と一緒によくお茶を飲ん
だり食事をしたりされていたが、私よりも歳が上で早く試験を受けられる状況にあったので、試験が済む
までは、お茶などに立ち寄ることなく毎日、授業が終わるとすぐに自宅に戻られて勉強をされていた。そ
うした意味でも、責任感と達成意欲の大変高い方であると常々思っていた。
 雅子さまはちょっと不思議なところというか、浮世離れしたところがあって、当時から、私や友人が語
る大学の授業やシステムに対する不満なども全く感じない、いい意味での鈍感さをお持ちだった。普通、
人間は誰でも、自分の置かれている環境に対して、「これがもっとこうだったらいいのに」とか、「これ
はこうあるべきだ」という考えを持つものだ。

 だが、雅子妃殿下の場合は、どんな理不尽なことが起ころうとも「柳に風」とばかりに、サラリと受け
止めるという能力を持っておられた。最初に雅子様が妃殿下に内定したというニュースを聞いたとき、私
ともう一人の「仲良しグループ」の友人は「大丈夫かしら?」と心配した。しかし、二人で考えれば考え
るほど、雅子様の「柳に風」スタイルは、日本の皇室の妃殿下という難しい立場にお成りになるのに相応
しいのではないかという結論に達したのだった。
 そのような雅子妃殿下の性格をよく表しているのが、これほど多くの報道がされているにもかかわらず、
妃殿下はご自身に関する記事をほとんどお読みにならないということだ。故ダイアナ妃が、マスコミの取
材対象となることを嫌がりながらも、一方で自分のことを扱った記事や新聞をチェックし、また時には自
分の書いて欲しいことを書いてもらえるように、マスコミや友人に情報をリークしたり、新聞の記者やテ
レビのプロデューサー達をケンジントン宮殿に招いていたのとは大きな違いだと思う。
 日本の皇室でも美智子皇后は、ご自分の記事や番組をご覧になり、またご友人達にもご自身の気持ちを
よくお話しになっているという。そのことで、美智子様のご様子が我々国民に比較的伝わりやすいという
こともあるようだ。
 しかし、幸か不幸か、雅子妃殿下にはそうした「欲」のようなものが一切ない。それがマスメディアや
一般の国民からすると「不自由な、外界との接触が断たれた環境にいる」ように見えてしまう。
 そこに一般の人々が想像する「雅子妃殿下」像と実像との、大いなるギャップがあるのではないか。ま
た、雅子妃殿下をよく知る方のお話によると、妃殿下は自分の妃殿下としての任務と責任を果たすことに
懸命で、不自由や窮屈を感じるようなメンタリティではないとのことだ。