雅子様は皇太子様のチンポを

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●ご結婚に至るプロセス

 多くのメディアの論調に見られるものだが(特に海外のメディアに多いような気がするが)、雅子妃殿
下が「不幸」である理由の一つとして、そもそもご結婚にいたるプロセス自体が、周りからお膳立てされ
たもので、雅子妃ご自身の意志を無視したものではないか、ということを挙げている。
 皇太子殿下と雅子妃殿下との関係が結婚へと発展していくにあたっては、外務省関係者など、いわゆる
「仲人」のような方々の存在があったことは、事実である。
 しかし、たとえそのような状況から始まったご関係であっても、雅子妃殿下は、「皇族の方に求婚され
て断れないから」という理由で、ご結婚を決められたわけでは決してない。ご自分の意志でお断りしても
かまわないということは、最後まで自覚しておられた。プロポーズをお受けするにあたっては、周りの
プレッシャーから決められたのではなく、あくまでご自身の意志で決断された。
 そもそも、雅子妃殿下が、皇太子殿下とのご結婚を承諾されたのは、92年12月12日のことだと
うかがっている。その直前の11月、共通の友人の結婚式で、私と雅子さまとは席が隣同士となり、久々
に、ゆっくりとお話することができた。
 その日は丁度アメリカの大統領選挙の結果が出る日と重なっており、二人で「クリントンが勝つとどう
なるか?」などと話をしたのを覚えている。私が気軽な気持ちで、「オワは結婚はどうするの?」などと
質問を差し向けると、「私はまだまだよ」などと屈託なく答えておられた。

 でも、あとでうかがったところでは、雅子様にはその半年ほど前から、皇太子殿下からプロポーズの
意志が表明されていたという。それから半年程の間に、雅子さまは皇太子殿下の誠実なお気持ちに対して、
ご自身も誠実にお応えしようという気持ちに次第になっていかれたとのことだ。
 学生時代から、雅子さまはどちらかというと、積極的に、あるいは自分から主体的に行動するタイプで
はなく、周りから何かを望まれて行動に出るとか、周囲の期待にご自身の気持ちを協調させていくという
タイプの方だった。おそらく殿下の心からのお気持ちに応えるように、ご自身の気持ちを熟成されていか
れたのだと思う。短いながらもしっかりとした殿下とのお付き合いを通して、雅子様の心の中に殿下に対
する深い尊敬と信頼の念が芽生えたともうかがっている。
 正直なところ、私も突然の「内定報道」には、「オワの女性としての気持ちはどうなのだろう?」など
と心配したこともあった。
 でも、実際、結婚のご内定が明らかになり、報道陣の前に姿を見せた雅子様は、私達友人がこれまで
見たこともないような、幸福な女性でなければ見せられないすばらしい笑みを浮かべていた。それを見て、
私は、「オワは本当に幸せなんだな」とホッとしたのを今でもよく覚えている。また、ご成婚の時のパレ
ードでも、雅子妃殿下は本当に輝いていた。今、お二人の、仲睦まじいご様子をテレビなどで見るにつけ
ても、お二人の気持ちはしっかり繋がれていると確信している。雅子妃殿下は、皇室の中での振る舞い
その他のことでも、皇太子殿下の適切なアドバイスを最も頼りにされており、折りにふれ相談されている
と聞く。