<<狂牛病関連情報蓄積スレ その12>>

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287生産局畜産部
◆BSE フリー肉骨粉供給体制整備事業
1 .事業の目的
 肉骨粉は、と畜場等から発生する畜産副産物(骨、皮等)から製造され、
飼料用原料としてこれまで有効に利用されてきた。しかし、今回のBSE患畜の
発生を踏まえ、現在の国民の不安を取り除くため、暫定的に全家畜への肉骨
粉の給与を当分の間見合わせるよう措置したところである。こうした中で、畜産
資源のリサイクルの再確立が急務となっているが、このためには、BSEフリー
の安全な肉骨粉の製造・供給体制を可及的速やかに確立することが重要である。
 このため、肉骨粉を製造するレンダリング施設において、豚・鶏副産物とそ
れ以外の副産物に区分した処理及び国際基準に適合した高度滅菌処理を
実施する等に必要な施設の整備を早急に推進することとし、もってBSEフリー
の安全な肉骨粉の製造供給体制を確保するものとする。

◆死亡牛緊急処理円滑化施設整備事業
1 事業の目的
 我が国のBSE を早期に根絶し、生産者・消費者の安心と信頼を回復するた
め、死亡牛のBSE 検査を行うこととしているが、この検査を円滑に進めるた
めには、農場で発生する死亡牛を検査場所まで迅速かつ確実に収集、運搬する
体制を整備する必要がある。
 このため、死亡牛の検査・処理体制の構築に必要な施設等の整備、生産者団
体等による集団的な処理体制の確立に対する支援を行う。