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生産局畜産部:
◆BSE 対策酪農互助システム支援事業
1 事業の目的
BSE 患畜が発生した生乳生産者においては、同居牛の相当部分を疑似
患畜として殺処分しなければならないことから、そのままでは経営継続に
重大な支障が生じる。
また、初妊牛等を導入した場合も、搾乳開始までには一定の期間が必要
であり、搾乳開始後も1 頭当たり乳量の減少が避けられない。
このため、生乳生産者団体は、地域で当該生乳生産者に対する互助シス
テムを構築することとしており、このシステムを支援することにより、
もって生乳生産と酪農経営の安定に資するものとする。
2 事業の内容
生乳生産者団体が行うBSE 発生農家の早期経営再開のための地域での
乳牛提供等酪農互助システムの構築、BSE 発生時の互助金の交付、BS
E発生農家の円滑な経営継続への支援並びに地域における取組に対する支援
を行う。
3 事業実施主体
社団法人中央酪農会議
4 所要額(補助率)
199 百万円(3 /4 、1 /2 以内)