307 :
上:
院生が、素人だと思っているバカへ・・・
知人に車で送られて自宅近くに戻った際、そばにいた男女が知人の車の駐車方法を批判してきた
まずい893だ・・ そう思った友人は不安そうに言った
友人:「おい、やべんじゃねえの? とっとと誤って 関わらねえ方がいいぞ」
その友人の言葉を聞いていたのか 聞いていないのかは 判らないがガイシャは、こう答えた
ガイシャ:「すぐに終わらせる」
ガイシャが車から降りた時、
893:「どこに車を止めているんや」
そう言いながら、893が殴りかかった
まともに受けるガイシャ だがダメージはあまりないようだ
相手が893だと知らないのか 平然と答える
ガイシャ:「いけないのかい? ここは駐車違反じゃねえぜい くだらねえ言いがかりはよしてくれや!」
893:「威勢がいいのぉ 兄ちゃん ・・・893なめとったら あかんぞぉお!!」
何も答えないガイシャ それを見てビビッてると思ったのか
「今やったら 土下座して靴をなめたら許したる」
だがガイシャは シャイニングウィザードで 893の顔面にクリーンヒットさせる!!
893の鼻からは、鼻血が出てしまった。
そして、足を取り 相手を転倒させ ひきずり回した後
すぐさま マウントポジションの体制にもっていきパンチの嵐を食らわせる
まずい、このままではこっちがやられる
そう思った893は、DQN女に携帯で仲間を呼ぶように指示した
「若いモンを呼べ!」
DQN女は、携帯で手下を呼ぶ
DQN女:「大変や!!パパが!!パパが!! 素人にコテンパンにいかれとう!!」
「はよ来て!!パパが死んでまう!!助けに来てよ!」
10分したころだろうか・・
車に乗った手下がやってきた
続く
308 :
下:02/05/18 00:16 ID:lOT6R/fb
院生が、素人だと思っているバカへ・・・
893は ガイシャに近づくなり いきなりガイシャの胸ぐらを掴む
手下:「おう 兄ちゃん この落とし前どうつけてくれんだよ」
だが、ガイシャは少しも怯える様子はない
それどころか、相手を挑発かのように不敵な笑みを浮かべ答えた
ガイシャ:「落とし前? どうつけろって言うんだい?」
その言葉と笑みにぶち切れた手下が、殴りかかろうとしてきた
手下:「なめんじゃねえぞぉぉぉお! ガキャァァァアア!!」
だが、ガイシャはその腕を取り 1本背負いで地面に叩きつける!
叩きつけた相手を見下し、またも不敵な笑みを浮かべるガイシャ
その隙を狙って、893が後ろから 襲ってきた
だが、ガイシャはその動きすら予測していたかのように
まわし蹴りでのカウンターを食らわせる!!
そして、ガイシャは自信たっぷりに言った
ガイシャ:「貴様らがケンカのプロなら 私は格闘技のプロだ!!」
「貴様ら 893など眼中にはない!」
「今から、貴様らに痛みというものを わたし浦中邦彰が身をもって教えてやろう!」
そう言うなり、1人の893に突っ込んで行く
しかし、893もパンチをしかけてくる
それをかわし、アッパーを放つガイシャ
ガードする893
だが、そんなものは彼には通じない
ガードを突き破り、893の顎に思いきりヒットする
よろめく893、そこにすばやくガイシャがローキックの連打を放つ
彼のローキックは、金属バット数本をへし折ってしまうほどのものだ
そんな蹴りを連続で食らえば、さすがの893も溜まらない。
893:「アゴガゲェェエエ!!!!」
その893の姿に一瞬驚愕したが、さすが893ともいうべきか、逆に火をつけてしまった。
893:「上等じゃねえか!!」
一斉に襲いかかる893
だが、ガイシャはものともしない
鬼神の如き強さだ 強い 大の大人 それも893がまるで子供扱いだ・・
そう、この漢 浦中邦彰はキックボクシングのプロだったのだ
だが、いくら格闘技のプロとはいえ
ここまえの多人数を相手にするのはあまりにも不利だった
一瞬の隙を突き ガイシャの頭に鈍器のような物を叩きつける893
一瞬よろめく ガイシャ
そして その隙を狙い 一斉に襲いかかる893たち
地面に這いつくばされるガイシャ
殴る 蹴る 叩く 切る 刺す
もはや これはケンカでも 格闘技でもなく ただのリンチだった
だが、ガイシャはまだ倒れていなかった
ガイシャ:「おんどりゃぁぁあああ!!!!」
そういいながら、立ちあがるガイシャ
今にも死にそうな だが力強い そう最後の灯火のように・・・
だが、そこで信じられないことが起こってしまう。
その時には、もうガイシャは息をしていなかったのだ。
(終)