▽2月22日 学校給食の牛肉偽装疑惑 産地表示の確認要請(読売新聞・高松総局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news002.htm ・県教委が市町教委に
産地を偽った牛肉が、関西の学校給食でも使用されている疑いが浮上した二十一
日、県教委が、各市町教委に給食向け牛肉の産地表示を確認するよう要請するなど、
県内の給食関係者にも波紋が広がった。
県教委の要請は、来週半ばまでに回答をまとめる。
国内で狂牛病が発生した昨秋には、県内の複数の市町教委が給食への牛肉使用を
見合わせる措置を取ったが、地場産業の衰退を食い止めるため、県内産だけを使う
などの条件で再開の動きが広がっていた。それだけに、市町の給食関係者は「食材
は各調理場で発注通りのものかチェックしているが、産地を見分けることは事実上、
不可能」と困惑した表情だった。
また、高松市教委と市学校給食会は、市内の精肉加工販売会社「カワイ」による
国産牛偽装問題を受けて二十日に、給食納入業者に偽装の有無を確認するよう指示
したばかり。