<<狂牛病関連情報蓄積スレ その10>>

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▽2月22日 県産牛肉履歴、HPに(読売新聞・盛岡支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news001.htm

・49店にパソコン、パックの番号で検索
 県は、牛肉の生産履歴や餌の情報を店先や家庭のパソコンで簡単に調べることの
できるシステム「トレーサビリティ」(TBC)をきょう二十二日から、県内の一
部スーパーで開始する。国でも同様のシステム導入を検討しているが、県産牛肉の
信頼回復のために、県単独での実施に踏み切った。
 TBCは、店頭の牛肉のパックに張られたラベルに印刷されている数字を、県の
ホームページで検索すると、生産者の名前や与えた飼料、出荷団体、と畜した年月
日などが表示され、牛肉の履歴が一目で分かるシステム。
 二十二日から、県内のいわて生協十五店舗、ジョイス三十四店舗の計四十九店舗
で牛肉パックに識別番号を表示し、店頭にパソコンを置いて店で履歴を調べること
が可能になる。ただし、対象になるのは県内でと畜された牛だけで、他県から来た
牛肉や輸入肉には番号は表示されない。
 県内では、国の狂牛病緊急対策として、すべての牛の耳に十けたの個体番号をつ
ける作業が行われている。しかし、この作業には今年度いっぱいかかるため、当面
は県畜産流通センターで牛を枝肉にした時につける四けたの枝肉番号を個体識別番
号に利用する。四月以降は十けたの識別番号に移行させる予定。
 県畜産課によると、長野県でも同様のシステムを取り入れているが、「与えた餌
の情報まで分かるのは岩手が初めてではないか」(同課)という。
 二十一日の定例会見でモデル実施を発表した増田知事は、「牛肉への信頼回復の
究極の手段ではないか。将来的には牛肉以外の食品にも拡げていくべきだと思う」
と話した。