<<狂牛病関連情報蓄積スレ その10>>

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▽第6回BSE問題に関する調査検討委員会の概要について<暫定版>
(平成14年2月13日)(14.2.19)
http://www.maff.go.jp/work/press020219bse.pdf

関係資料について事務局からの説明後、質疑等が行われた。その中では、
次のような御意見・御質問があった。
・BSE が社会的に大きな問題となった時期は、BSE の発生が1 万頭を超し、
人にうつるという話が出てきた90 年、vCJD との関連が公表された96 年、
ヨーロッパで急増した2000 年の3 つの時期である。96 年、2000 年につ
いては検証はだいたい終わっているが、90 年については検証が十分でない。資
料としても、90 年のOIE のBSE に関するミーティングレポート、91 年の
WHO の動物とヒトの海綿状脳症に関する専門家委員会報告とそこで言及されて
いる91 年のOIE のガイドラインなどが提出されていないが、これらを受けて
日本はどのような対応をしたのか。90 年からBSE が各国に広がって行った。
90 年は96 年よりも重要な時期である。
・90 年に、英国政府から日本政府に対し、肉骨粉の使用禁止に関する通知が来
ていたとの報道があるが、その資料があるのであれば提出して欲しい。
・90 年には農林水産省が英国で調査をしているが、90 年、91 年当時のこと
をもう少し検証する必要があるので、一連の資料を提出して欲しい。
・英国では農漁食料省(現:環境・食料・農村地域省)と保健省との間の覚書は
あるのか。
、、、・諸外国の行政組織の説明があったが食の安全というのは科学的基盤に則り
行政は科学者と相談して取り組む必要があるが、そういった面での組織はどうな
っているのか。例えば英国では、研究推進のための組織である海綿状脳症諮問委
員会が中心となって、科学的な見地からBSE の安全対策を進め、EU でも科学
運営委員会が科学的な面を検討し、行政に対して発言してきた。行政組織だけで
なく、そのような点についても整理して欲しい。
・ドイツにおける連邦リスク評価研究所、連邦消費者保護・食品安全庁の創設に
ついては、アウトラインができただけでまだ動いていないのか。そうするとどの
ように機能するかの評価はまだ難しいのか。
・主要国の畜産・食品行政における役割分担について、いくつかの国について説
明があったが、全体を通してある筋書きが見えるのか、見えないのか、リスク評価
とリスクマネージメントをそれぞれどこでやっているのかについて説明して欲しい。