397 :
:02/02/11 01:04 ID:NHqJXGiZ
31ヶ月の牛が安全じゃなかったと英国では騒がれているらしい。
Friday February 8, 09:20 AM Yahoo! UK&IRLAND
▽BSE setback
Hopes for an early relaxation of BSE export controls received a setback
when government agencies yesterday released details of the youngest
confirmed case for six years.
The cow was 31 months old - just one month over the age at which
animals are considered safe to eat.
http://uk.news.yahoo.com/020208/143/crwn4.html
398 :
:02/02/11 01:54 ID:NHqJXGiZ
399 :
:02/02/11 02:01 ID:NHqJXGiZ
400 :
大天才様1号 :02/02/11 02:02 ID:DfJgMA89
400
401 :
:02/02/11 02:09 ID:NHqJXGiZ
英高級紙『Guardian』が伝える「これまでで最も若いBSEの牛が見つかった」という記事。
31ヶ月の狂牛病の牛が北アイルランドで発見されたと政府系機関が明らかにしました。
Discovery of BSE cow dashes hopes of reducing controls
James Meikle, health correspondent
Guardian
Friday February 8, 2002
http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,4352014,00.html excite翻訳
http://www.excite.co.jp/world/url/?wb_url= http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,4352014,00.html&wb_lp=ENJA&wb_dis=3&wb_co=excitejapan altavista翻訳
http://babelfish.altavista.com/tr?doit=done&lp=en_ja&tt=url&url= http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,4352014,00.html infoseek翻訳
http://www.infoseek.co.jp/Honyaku?webin=http%3A%2F%2Fwww.guardian.co.uk%2FArchive%2FArticle%2F0%2C4273%2C4352014%2C00.html&pg=honyaku_w_out.html&to=EJ&sand=1
402 :
:02/02/11 02:58 ID:NHqJXGiZ
▽「県産牛食べよう」 生産者らがパレード(熊本日日新聞)
http://www.kumanichi.co.jp/usi/kiji/20020210.1.html 「熊本の肉を食べましょう」と呼び掛けながらパレードする生産者代表ら=9日、
熊本市の上通アーケード
県内の農業関連十団体でつくる県JAグループBSE対策本部は「にくの日」の
九日、熊本市で「安全・安心 県産ビーフの集い」を開き、県内の生産者、流通関
係者、消費者の代表約三百人が県産牛肉の信頼回復と消費拡大に取り組むことを申
し合わせた。終了後に市内中心部をパレードし、買い物客らに牛肉の安全性を訴え
た。
JA熊本経済連ホールで開かれた集いでは、対策本部長の坂本榮吉・JA熊本中
央会長が「BSE(狂牛病)の国内発生で、生産・流通現場はかつてない危機に直
面している。生産・流通・消費の三者でスクラムを組み、落ち込んだ牛肉消費を元
の姿に戻したい」とあいさつ。
来賓の潮谷義子知事も「安全・安心な牛肉を食卓に届けてきた生産農家がつらい
立場に追い込まれている。消費者からもエールを送り、肥後の牛肉を支えよう」と
呼び掛けた。
熊本大医学部の二塚信教授らによる県産牛肉の安全性に関する講演に続き、参加
者は同市上通から下通、新市街までパレード。「消費者に安心を 農家に希望を」
などと記した法被を身に付け、道行く買い物客に「熊本の肉を食べましょう」と懸
命にアピールした。
熊本日日新聞2002年2月10日朝刊
403 :
:02/02/11 03:53 ID:NHqJXGiZ
404 :
:02/02/11 13:46 ID:NHqJXGiZ
▽売上総額、初の減少 販売状況まとめ (四国新聞社)
http://www.shikoku-np.co.jp/news/economy/200202/20020211000141.htm 四国経済産業局がまとめた二〇〇一年の県内の大型小売店販売状況によると、百
貨店とスーパー計四十六店の売上総額は約千八百四十億円で、前年に比べ3・9%
減少した。年間の売上総額が前年を下回ったのは、記録が残る一九八〇年以降で初
めて。個人消費低迷の深刻な現状を浮き彫りにした形で、県内の大型小売店市場は
大きな岐路に立たされたといえる。一年間のデータを基に「モノが売れない」実態を
検証し、今後の消費動向などを探った。
●狂牛病響く
飲食料品は、狂牛病の影響で肉・肉製品の落ち込みが大きく、特にスーパーが痛
手を被った。さらに家庭用品でも、肉関係のギフトが低調に推移するなど、余波は
飲食料品の枠にとどまらず広がった。
405 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/11 14:05 ID:POUl2UtW
なんだ、このスレは。 不気味ー。
406 :
:02/02/11 22:46 ID:NHqJXGiZ
▽「いずれかの時点農相、辞任決断を」 保守党・野田党首
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/200202/11-01.html 訪中している保守党の野田毅党首は9日夜、桂林で同行記者団と懇談し、
武部勤農相の進退問題について「自ら省みて忸怩(じくじ)たる思いが
あれば出処進退を決すべきなのは当然だ。いずれかの時点でお決めになる
と思っている」と述べ、節目の時点で農相自身が辞任を決断するのが望ま
しいとの認識を示した。
野田氏は時期に関して02年度予算成立後を「一つの選択肢」とする一
方で、「予算関連法案もあるのでベストかどうか別だ」とも述べた。
(桂林(中国南部)共同) (毎日新聞2002年2月11日東京朝刊から)
407 :
:02/02/12 00:09 ID:C93BdIXX
▽考えよう憲法 公務員 「全体の奉仕者」の再確認を
http://www.mainichi.co.jp/eye/shasetsu/200202/11-1.html 狂牛病をめぐる農水省や、公金詐取、NGO(非政府組織)問題を起こした外務
省の対応で、公務員のあり方が問われている。旧大蔵省や旧厚生省など十数年来続
く官僚の不祥事は、ほぼ全省庁に共通する土壌がある。国民を不安と混乱に陥れ、
おごれる体質をさらした今、憲法の「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一
部の奉仕者ではない」(15条2項)という精神に立ち返る必要がある。
憲法は「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」
(15条1項)と明記した。国会議員、自治体の首長と議員は国民が選挙で選ぶが、
それ以外の大多数の公務員は国民が選ぶ形となっていない。なぜ規定が設けられた
のだろう。
公務員の位置付けが、新憲法で大きく転換したことがある。大日本帝国憲法10
条は「天皇ハ行政各部ノ官制及文武官ノ俸給ヲ定メ及文武官ヲ任免ス」と定めた。
官吏は天皇に仕え、天皇主権を体現する役割を担った。旧憲法には、帝国議会に官
僚の政府委員が国務大臣と同様に出席し、いつでも発言できる規定もあった。
新憲法では、根本原理である国民主権を国や自治体の行政を通して実現する公僕
に変わった。新憲法の審議で、金森徳次郎国務相は15条について「民主政治の国
の基本の考え方を言った。最後の権能は主権者たる国民が持っているという趣旨を
もって規定した」と説明。その上で「具体的の姿は法律、その他の規定で別に具体
化される」と述べている。
根本を明確にすれば「全体の奉仕者」の理念は反映すると期待したのだろう。た
だ、官僚には「不親切とか怠慢とか、責任の転嫁というものがある」(金森国務相)
とも指摘していた。最近の行政の機能不全や不祥事を目の当たりにするにつけ、懸
念された体質は助長され、構造改革を阻んだり、国民の暮らしを脅かし続けている。
●諸改革も生かされず
省庁再編も原点は、公務員・官僚の改革を目指し、官主導から政主導に切り替え
ようとしたものだった。情報を握る官僚の非を正すために情報公開制度を設け、行
政の説明責任を明確にする。裁量行政や許認可権を減らし、規制改革も進める。数
々の行政改革は、この精神に基づくものだ。しかも、情報化社会の到来やグローバ
リゼーションの下、公務員が権限や情報を独占する国家の担い手としての役割は変
質し、特別の存在ではなくなりつつある。今回の不祥事は、にもかかわらず起こっ
た。
狂牛病問題は「食の安全」の原点に立っていたら、欧州で問題化した十数年前に
対策を講じていただろう。しかし、「肉」の安全は旧厚生省所管、農水省は「牛」
が対象という縦割り行政の弊害に、その時平穏なら役目を果たしたことになる事な
かれ主義が、重なった。欧州連合(EU)の報告で危険性が指摘されても、隠ぺい
までして誤りを正さなかった。犯罪的体質が明るみに出た時、国民の不信は行政ば
かりか、農水省が守るべき生産者まで押しつぶした。
一方、特殊法人改革では、債務が計306兆円、役割を終え税金のたれ流しと言
われる法人まで、省庁が改廃に抵抗し、日本道路公団など主要な改革が進まない。
近畿郵政局の高祖派選挙違反(公務員の地位利用)は、国会の議席を不法に占め
てでも、権益を死守しようとする官僚と郵政族議員の結託ぶりが明るみに出た。
アフガニスタン復興をめぐるNGO問題では、鈴木宗男衆院議員が会議前、後に
排除する団体を叱責すると、同席した官僚が「(代表を)すぐ呼び返します」と応
じる場面があったという。役所の主張を声高に代弁してくれる議員には横やりでも
受け入れ、共同して復興に当たるNGOを官の下部機関とみてきた本音が表れた。
408 :
:02/02/12 00:10 ID:C93BdIXX
(記事の続き) ●民意をより尊重する こうした不祥事は、新しい在り方を考える契機にすべきである。まず、何事も官 に頼り、公的サービスを求める社会意識だ。国の隅々にまで行政が関与し、口出し する仕組みがある。官と同時に国民の側も脱却する姿勢がなければならない。阪神 大震災の際、行政の指揮系統がマヒすると、民間に救助の動きがあっても、有機的 に動かなかった。NPO(非営利組織)が国の成立前から活動していた米国では、 150万も組織があり、成人の半数以上がボランティア活動に携わる。市民の自立 性も公務員のあり方を変えていく。 許認可権はなお、旧来の業界や特定分野を過剰に保護する根拠となり、天下り先 を残す。汚職と癒着の温床は消えない。 自民党長期政権は、霞が関の政策を、国民多数の意思を反映したものだと錯覚さ せる状況を生んできた。英国では、政党が総選挙の際に取り組む主要政策を示し、 公文書として保管する。政権に就けば実行責任を負う。その場限りの公約を排し、 民意と無関係に官僚の政策が登場することを防ぐ。役所への要望は、窓口を一本化 して受け付け、内容は公表される。 役所も国民の側も、情報公開を通じて、課題がどう検討され、政策化されたか、 その過程を透明化させる努力が必要だろう。 田中秀征・元経企庁長官は、官僚組織を「閣僚を送らず内閣を動かし、議席を占 めずに国会を動かし、一貫して国家経営の基軸となってきた最強の政治集団」(著 書「民権と官権」)と分析、官によらない行政改革を訴える。公務員を真に「全体 の奉仕者」とするためには、官僚も政治家も国民も、社会の変化に応じた一層の改 革が求められる。 (毎日新聞 02-11-00:02)
409 :
:02/02/12 08:34 ID:C93BdIXX
410 :
日経新聞 :02/02/12 08:49 ID:tvpRq53f
配合飼料の需要続く・狂牛病で牛の肥育頭数増加
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2002020708815bs 牛、鶏、豚などの肥育に使う配合飼料は、狂牛病の影響で高水準の出荷が続いてい
る。飼料メーカーの1月の出荷数量は前年比3-9%増が多く、2月も堅調のもよう。狂牛病
発生後の肉牛の出荷停滞で農家に滞留した牛向けの需要が増えたうえ、最近では牛代
替肉としてのブロイラー向け需要も増え始めた。配合飼料の需要堅調はトウモロコシなど
シカゴ穀物価格の下支え材料にもなっている。
聞き取り調査にもとづく1月の全畜種合計の出荷数量は協同飼料が前年比9%増、日本
配合飼料が同5.7%増、日本農産工業が同4.5%増と高い伸び率を示すなど商社系は前
年実績を上回ったところが大半。配合飼料販売で約3割のシェアを占める最大手の全国
農業協同組合連合会(全農)の出荷も1月は前年を上回っており、国内出荷が全体でも増
えたのは確実。
11月分まで発表済みの農水省の配合飼料飼料生産・出荷・在庫状況統計によると、狂
牛後の発生以降昨年10月、11月と2カ月連続で前年を上回った。業界では12月は前年
実績を下回ったとの見方が多いが、これは1月以降基金から補助金が出て配合飼料の実
質購入価格が下がるとみて買い控えがあったためで、年明け後の状況からみると依然需
要は堅調なようだ。
狂牛病発生で飼養頭数が減少し、飼料需要が減退するとの当初の見方がはずれ、出
荷が遅れている牛向けに需要が増える状況が続いている。
またブロイラー向けも増え始めた。協同飼料や日清飼料、丸紅飼料などでは1月にブロ
イラー向けが増えた。牛肉からの代替需要で鶏肉の相場が上がったため「ブロイラーの肥
育羽数が増え、養鶏向け需要が増えた」(丸紅飼料)という。
牛肉の代替需要で豚肉価格も比較的堅調。「養豚場での親豚導入が増え始めた」(全
農)ことで豚向けの需要が増える兆しも出ている。ただ牛の肥育頭数は国が廃用牛を買い
取る方針を示していることなどで今後減る公算が大きいが、鶏、豚の需要増で相殺される
もようだ。
[2002/2/8 日本経済新聞]
411 :
日経新聞 :02/02/12 08:51 ID:tvpRq53f
買い上げ牛肉を8日から検査・農畜産業振興事業団
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2002020708832bs 雪印食品の牛肉偽装事件を受け、狂牛病対策で業界団体が買い上げた約1万2000トン
の牛肉に対する農水省の徹底検査が8日から始まる。検査の実施主体となる農畜産業振
興事業団は、かつて輸入牛肉の検品業務を担当していた職員ら10数人を急きょ動員。
「見極めのプロ」が全国の倉庫を回って、目を光らせる。
検査は6つの業界団体が買い上げた肉が保管されている全国259カ所の倉庫すべてが
対象。約2万2000あるロット(1ロット=約40箱)ごとに数箱を抜き取り、開封してチェックす
る。問題が見つかれば、そのロットの全箱を調べる。
検査は東京にある農畜産業振興事業団の職員10数人が全国の倉庫に出向いて行う。
農水省は「3月末までに終わるよう全力を挙げる」としており、1人当たり千数百ロットを期限
までにチェックする“強行軍”となりそうだ。
同事業団の前身である旧畜産振興事業団は1991年に牛肉の輸入が自由化されるま
で、輸入牛肉の買い入れ・売り渡しを担当。今回検査に当たるのは当時、輸入牛肉の検
品業務を担当していた職員で、輸入牛肉の品質などを見極める“眼力”は折り紙付きだ。
ただ、買い上げ制度の対象とならない昨年10月18日以降に解体された国産牛肉を、ラ
ベルの加工日などを偽って紛れ込ませていた場合は見抜くのも困難。事業団は「包装の
状態がおかしくないかなども点検する」(食肉生産流通部)としている。
[2002/2/8 日本経済新聞]
412 :
日経新聞 :02/02/12 08:52 ID:tvpRq53f
北海道の肉牛農家、助成金入れても所得半減
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2002020707859bs 北海道がまとめた狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)の酪農・肉牛農家に対する経営影響
調査で、マイナスの影響は酪農家より肉牛生産農家に大きく出ていることがわかった。牛
肉消費の低迷に伴う牛の販売価格低下が生産農家の経営を直撃している。
肉牛生産農家は肉専用種繁殖、同肥育、乳用種育成、同肥育の四種類に分類される。
食肉用のホルスタイン雄の子牛(乳用種)を出荷まで肥育する農家の2001年の農業所得
は、牛の出荷遅延や単価下落によりBSE関連対策費の助成金を入れても1304万円と前
年比52%減と大幅に減っている。
酪農経営についてはBSE発生以降は子牛、廃用牛の価格が大幅に下落したが、生乳
生産量が2.2%増加するなど堅調だった。ただ飼料費など経営費が増えたため、農業所
得は1450万円と1.6%減にとどまる見込み。国が廃用牛の買い上げに対する助成措置を
決めたことから、酪農経営への打撃は緩和される見通し。調査は酪農家と肉牛生産農家
計300戸を対象に実施、酪農家148戸、肉牛農家144戸を集計した。(札幌)
[2002/2/8 日経産業新聞]
413 :
日経新聞 :02/02/12 08:55 ID:tvpRq53f
首相、食品表示を改善・参院代表質問
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2002020703087bs 国会は7日午前、参院本会議で小泉純一郎首相の施政方針演説に対する各党代表質
問に入った。首相は金融危機への対応について「金融機関が万一風評などによって資金
繰りが困難に陥った場合には日銀が流動性供給に万全を期すことが必要だ」と語り、政
府・日銀が一体となって危機を回避する考えを強調した。公的資金の注入については「預
金保険法において資本増強をはじめとする例外的な措置が可能となっている」と指摘し
た。参院自民党の竹山裕議員会長への答弁。
竹山氏は日本道路公団など道路四公団のあり方を検討する第三者機関の委員の人選
を巡っては「メンバーの公平性が確保されるべきだ」と主張。首相は「優れた識見を有し、
改革意欲に富んだ公正な方々を選任したい」と述べた。
首相は狂牛病や雪印問題などを踏まえ「食の安全」への不安が高まっていることに関し
て「JAS法など食品の表示制度を見直し、改善強化を急がせるとともに食品衛生法などに
基づく規制、基準の遵守の徹底を図る」と語り、消費者の信頼回復に取り組む決意を表明
した。
武部勤農相の罷免要求については、衆院で不信任決議案が否決されたことから「立法
府の信任を得られた」と反論した。民主党の江田五月氏への答弁。
同日午後には衆院本会議でも代表質問を続行する。
<日経新聞2月7日>
414 :
日経新聞 :02/02/12 08:56 ID:tvpRq53f
農水相「3月以降も職にとどまりたい」
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2002020802051bs 武部勤農相は8日の閣議後の記者会見で、農水省などの狂牛病(牛海面状脳症=BS
E)問題調査検討委員会が報告をまとめる3月にも辞任すべきだという与党内の声に対
し、「委員会の問題提起を受け、私がリーダーシップを発揮して問題の究明や対策の徹底
に当たりたい」と述べ、3月以降も農相の職にとどまりたい考えを示した。「(農水省の対応
のまずさなど)一連の経緯は真摯(しんし)に受け止める」とも付け加えた。
委員会の議題となっている畜産行政と食品衛生行政の見直しに関しては、農相は「組織
の問題を含め食の安心と安全を確保する仕組みをつくることが不可欠だ」と語り、農水、厚
生労働両省の縦割りとなっている現行組織の改革に意欲を示した。
<日経新聞2月8日>
415 :
:02/02/12 10:47 ID:C93BdIXX
▽食品表示制度:消費者から違反情報求め「110番」 農水省
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020212k0000e040022000c.html 雪印食品の牛肉偽装事件を契機に食品表示制度の見直しを進めている農水省は
12日、消費者から違反事例などに関する生の情報を収集するため、「表示110
番」を15日に開設すると発表した。消費者が買い物をした際の情報や意見を制度
見直しに反映させ、違反事例と思われるものについては立ち入り検査を行う方針だ。
「110番」は、本省のほか各地域の地方農政局、農林水産消費技術センター、
各県にある食糧庁の食糧事務所などに設置し、都道府県にも協力を求める。
「110番」の電話番号など詳細な実施方法は、14日までに決める予定だ。
同省は牛肉偽装事件をきっかけに、「食品表示制度対策本部」を8日に設置し、
罰則や監視態勢強化などJAS(日本農林規格)法改正も視野に入れて検討している。
【塚本弘毅】[毎日新聞2月12日] ( 2002-02-12-10:35 )
416 :
:02/02/12 11:15 ID:C93BdIXX
▽食品表示110番を設置 農水省、雪印食品問題受け(神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/20020212KIIASA40500.html 武部勤農相は12日、雪印食品による牛肉産地の虚偽表示問題などを受け、日本
農林規格(JAS)法に基づく表示に関する消費者などからの情報提供窓口として
「表示110番」を設置すると発表した。
この窓口は農水省のほか各地の農政局、食糧事務所、農林水産消費技術センターに
15日から設けるが詳細は未定。同省は都道府県にも情報収集で協力を求める方針。
食品表示をめぐっては、雪印食品が狂牛病で販売の難しくなった北海道産牛肉を
熊本産と偽って販売していたほか、外国産の豚肉の加工品を国産と偽って販売する
などした事実が明らかになり、消費者の信頼が大きく低下している。
417 :
:02/02/12 11:20 ID:C93BdIXX
▽ 首相、省庁横断で食品の安全扱う新組織を検討(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20020212CIII037212.html 小泉純一郎首相は12日午前の衆院予算委員会で、狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)
問題を契機に省庁の在り方を見直し、食品全体の安全に関する政府の統合機関を
作った英、独、仏の例を挙げ「非常に参考になった」と強調。さらに「今の日本の
縦割り行政に対する批判も謙虚に受け止めながら、食品に対する安全対策を政府全
体で考えなければならない」と述べるとともに「現在の省庁の在り方にとらわれず、
ある面において省庁の中の食品安全に対する部局を組織改革してもいいのではな
いか」と語り、食品安全を取り扱う省庁横断の組織を検討する考えを示した。自民
党の藤井孝男氏への答弁。
418 :
:02/02/12 16:40 ID:C93BdIXX
▽「牛肉は安全」BSEで公開シンポ 日本獣医師会 (日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews03020212.html 日本獣医師会は十日、広島市内で牛海綿状脳症(BSE)の最新状況を提供する
特別シンポジウムを開いた。関係者八百人が出席。山内一也日本生物科学研究所理
事は、わが国では政府の検査体制が整備されたため「食卓での安全性は確保されて
いる」と強調した。
シンポは、牛肉の安全性は保証されたが、一部にある不安を払しょくするための
もの。専門家三人が情報を提供した。
山内氏はまた、人への感染メカニズムについて「科学的に不明な点がある」とし、
課題とした。
独立行政法人農業技術研究機構動物衛生研究所の横山隆主任研究官は、BSEの
病原体・プリオンの構造と特性などの解明された点を説明した。
帯広畜産大の石黒直隆助教授は、フランスで実用化されつつある「延髄抜き取り
法」に関し、「日本でも検討を進めている」と述べた。
シンポは二〇〇一年度日本産業動物獣医学会などの年次大会の中で行われた。
419 :
:02/02/12 16:40 ID:C93BdIXX
▽「食品安全庁」設置に前向きな姿勢−衆院予算委員会で首相(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020212&j=0023&k=200202124964 国会は十二日、小泉純一郎首相と全閣僚が出席して衆院予算委員会を開き、二○
○二年度予算案の実質審議に入った。小泉首相は、牛海綿状脳症(BSE)問題に
関連して、「省庁の枠にとらわれず、食の安全についての各省庁の部局を組織改編
してもいいのではないか。よく検討したい」と述べ、農水、厚生労働両省が検討し
ている「食品安全庁」設置に前向きな姿勢を示した。
また公明党の北側一雄政調会長が「三月のBSE調査検討委員会の報告を踏まえ、
けじめをつけるべきだ」と武部勤農水相の辞任を求めたのに対し、首相は「組織や
省庁の在り方を含め、しっかりした対応をとる、これが極めて大事だ」と述べるに
とどまった。
談合に公務員が関与する「官製談合」を防止する法案について、首相は「今国会
で実効ある措置をしなければならないと認識している。議論を詰めていただきたい」
と述べ、今国会中の成立を目指す考えを示した。
420 :
:02/02/12 16:42 ID:C93BdIXX
▽廃用牛買い上げ基準なく混乱 JAや自治体問い合わせ殺到(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02021207.html 農水省が今月一日から始めた廃用牛の買い上げ事業で、産地が混乱している。
「廃用牛」の基準や、JAに加入していない畜産家の廃用牛の扱いなど明確なルー
ルがなく、農家からの問い合わせに応じているJAや自治体の担当者は頭を抱えて
いる。
同省が一月末、自民党の牛海綿状脳症(BSE)対策本部に示した廃用牛対策の
仕組みは、各JAなどが乳用種一頭当たり四万円、肉用種同五万円を農家から買い
上げ、と畜場に出荷。その後、JA全農などの全国団体が肉として流通させるか、
肉骨粉として処理するかを決めるという簡単な図表一枚。明確な買い上げ基準はな
く、大枠だけを示した格好となった。
このため産地側では、「何産した牛を廃用牛とするのか」「家畜共済に加入して
いる場合も助成対象となるのか」「繁殖雌牛を肥育した場合は買い上げてくれない
のか」「要綱、要領を示してほしい」などJAなどに問い合わせが殺到している。
また、たとえJAが牛を買い上げても、と畜場が牛を受け入れなければ、JAで
牛を一時的に保管することになる。と畜場での廃用牛の受け入れ拡大がない限り、
JAは保管施設の確保が迫られる。関係者の中からは「国がと畜場に廃用牛を受け
入れるよう要請しなければ、廃用牛は流れない」との声も出ている。
421 :
:02/02/12 16:54 ID:C93BdIXX
422 :
:02/02/12 18:51 ID:C93BdIXX
▽食品安全管理部門の統一化も検討…首相、予算委で(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/01/20020212i204.htm 小泉首相は12日午前の衆院予算委員会で、狂牛病問題に関連し、「縦割り行政
の批判もあるので今のよくない点を謙虚に受け止め食品に対する安全対策を政府全
体で考えたい。その際は、現在の省庁のあり方にとらわれず、組織改革を行っても
いい」と述べ、厚生労働、農水両省に分かれた食品安全部門の一本化を検討する考
えを示した。自民党の藤井孝男氏の質問に答えた。
首相は答弁の中で、狂牛病が発生した後に、イギリス、ドイツ、フランスの各国
政府が食料の安全に関する統合機関を作ったことに言及、「非常に参考になった」
と語った。
イギリスでは狂牛病対策を強化するため、2000年4月に新たに「食品基準庁」
を設置。ドイツでも感染牛が確認された(2000年11月)ことを受け、2001
年1月に食品安全部門を吸収して「消費者保護食糧農業省」に一本化した。
同問題をめぐっては両省の合同検討委員会(両相の私的諮問機関)が3月中旬を
めどに畜産行政、食品衛生行政のあり方について報告書をまとめる方針だ。
政府の食品安全政策は、衛生管理部門は厚労省の医薬局食品保健部が、飼育・流
通部門は農水省の生産局が所管。このため、狂牛病問題では、牛の飼育や出荷は農
水省で、食肉処理場は厚労省での対応となった。両省間の連携ミスが目立ち、自民
党内から組織の統一を求める声があがっていた。 (2月12日13:38)
423 :
:02/02/12 19:01 ID:C93BdIXX
▽雪印食品、業界組合に1億9500万円を返還へ(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020212ic13.htm 雪印食品(本社・東京都中央区)の牛肉偽装事件を受け、国産牛肉買い上げ制度
に基づき業界団体の日本ハム・ソーセージ工業協同組合が同社から買い取った牛肉
約280トンが、12日までに同社に返却された。同社は同組合から受け取った
1億9500万円を近く返還する。
雪印食品は昨年11月5日、全国8か所の倉庫で保管されていた計約280トン分の
買い取りを組合に申請。同6日付で所有権が移り、輸入牛を国産に偽装した30トン分
約2100万円を含め1億9500万円が同社に支払われた。
しかし、牛肉偽装事件が発覚し、農水省は同社に約280トン全量の申請取り下げを
指導。今月8日付で、牛肉の所有権が組合から同社に戻された。同社は、牛肉の所有
権が組合にあった約3か月間の保管料についても負担する方向。 (2月12日14:31)
424 :
(゚Д゚)ハァ? :02/02/12 19:06 ID:C93BdIXX
▽武部農林水産大臣 会見要旨
http://www.takebe.ne.jp/kisya2212.htm 私の方から申し上げますが、BSE対策本部長であります、遠藤副大臣が2月4日
から12日までの日程で、フランス、ベルギー、英国、スイス、イタリアを訪問し、
OIE、WTO、EU関係国政府の閣僚及び専門家等との意見交換を行いまして、
本日帰国の予定でありますが、この度の遠藤副大臣の訪欧においては、BSEに
対する日本国政府の迅速・的確な対応について、WHO等から高い評価を得たと
いう連絡報告がありました。
また、WHOの専門家からは、「日本においてBSEが発生したことは誠に不幸な
ことであるが、一方、日本がBSE発生に関する情報の公開等透明性の高い国とな
ったことで、不明なことが多いBSEについて解明が促進されることを期待する。」
との発言があったということでございます。今後も情報の公開を図りつつ、病原体の
究明等のため、一層関係国との提携を深めて参りたいと考えております。
425 :
:02/02/12 19:13 ID:C93BdIXX
武部農林水産大臣 会見要旨 2月12日
http://www.takebe.ne.jp/kisya2212.htm もう一点ございます。食品の表示に対する消費者等の関心が高まっている現状に
かんがみ、広く国民からJAS法の表示に関するいろいろな情報の提供を受け付ける
窓口、「表示110番」を設置することと致しました。
この窓口は、本省、農政局、食糧事務所、農林水産消費技術センターに、2月
15日から開設する予定でございます。なお、都道府県についても、協力を求める
こととしております。なお、連絡先等、詳細については、現在、事務方で準備中
なので、まとまり次第、担当課から公表致します。私からは以上でございます。
426 :
:02/02/12 19:37 ID:C93BdIXX
▽ 食品安全で新組織検討 首相、減税先行も視野 (共同通信)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=FKI&PG=STORY&NGID=AMAN&NWID=A0051200 衆院予算委員会は12日午前、小泉純一郎首相と全閣僚が出席して、2002年
度予算案の基本的質疑に入った。首相は狂牛病(牛海綿状脳症)対策に関連し「食
品安全対策を政府全体で考えないといけない。現在の省庁の在り方にとらわれず、
部局を組織改革する点も含めて検討したい」と述べた。食品の安全性を包括的に監
督できる体制をつくるため、農水、厚生労働両省の食品行政担当部局を統合する
「食品安全庁」新設に前向きな考えを表明したものだ。税制改正をめぐり、首相は
「経済活性化に資する税制を考えていくべきだ。単なる増減税という考え方にとど
まらず、国民の努力が報われる税制も考えないといけない」と、増減税同額の「税
収中立」にこだわらず、減税先行もあり得るとの認識を示した。 (了)
427 :
:02/02/12 22:33 ID:C93BdIXX
▽熊本の農家200人が雪印食品と農水省に抗議(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020212i312.htm 雪印食品関西ミートセンター(兵庫県伊丹市)が北海道産の牛肉を熊本県産に偽
装していた問題で、熊本県内の畜産農家の約200人が12日、東京・中央区の同
社本社を訪れて抗議した。同社側は代表者だけを社内に招き入れて応対したが、
農家側は全員の目の前で謝罪するよう要求。同社1階の玄関では、社内に入ろうと
する農家側と制止する会社側がもみ合いとなり、一時騒然となった。
上京したのは、県BSE(狂牛病)緊急対策連絡協議会(安武孝之会長)のメン
バー。安武会長ら代表者が脇坂俊郎専務らに面会し、一連の偽装工作について抗議。
脇坂専務は「ご迷惑をおかけし、心からおわびする」などとして謝罪文を手渡した。
この間、外でシュプレヒコールをあげていた他のメンバーは、社長からの謝罪を
要求。もみ合いの末、脇坂専務ら幹部が外に出て全員の前で頭を下げた。安武会長
は「雪印は農家が苦労して作り上げた熊本県産牛肉のブランドを汚した。今後どう
対応するのか見たい」と話した。
農家らはこの後、農水省前で約2時間座り込みを続けたほか、野間赳・副大臣に
所得補償の充実などを求める要請文を手渡した。 (2月12日21:28)
428 :
:02/02/12 22:36 ID:C93BdIXX
▽吉野家、狂牛病の影響で業績見通し下方修正(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/02/20020212i413.htm 牛どんチェーン最大手の吉野家ディー・アンド・シーは12日、2002年2月期
(単独ベース)の業績予想を下方修正した。昨年9月時点の予想より、売上高が
4・5%減の879億円に、経常利益が15・5%減の158億円に落ち込む見通しだ。
吉野家は昨夏に「牛どん並」の価格を120円安い280円に値下げし、来店客
数で前年同期比35%増を見込んでいた。しかし、狂牛病騒動で、消費者の牛肉
離れが広がったこともあり、来客の伸びは、10月は3%、11月は15%の伸びに
とどまった。
安部修仁社長は同日の記者会見で「(狂牛病の影響は)予想をはるかに上回る
規模だった」と述べた。 (2月12日20:25)
429 :
:02/02/12 22:41 ID:C93BdIXX
▽吉野家、業績を下方修正 狂牛病問題でダメージ(熊本日日新聞)
http://kumanichi.com/news/kyodo/economy/200202/20020212000702.htm 牛どんチェーン最大手の吉野家ディー・アンド・シーは12日、狂牛病などの影
響で2002年2月期連結決算の業績見通しを下方修正した。売上高は当初予想を
50億円下回る1490億円に、当期純利益も11億円減の47億円になる見通し
だ。
狂牛病に感染した牛が見つかった昨年9月までは、牛どんの値下げによる客足の
伸びで売り上げも好調だったが、「10月以降は、狂牛病問題によるダメージが予
想以上だった」(安部修仁社長)という。
来店客数は9月末の水準と比べ「最大4割ダウン」。保有有価証券の評価損とし
て約4億2000万円を計上するため、当期純利益も減少する見込み。
430 :
:02/02/12 22:43 ID:C93BdIXX
431 :
:02/02/12 22:45 ID:C93BdIXX
▽熊本の農家200人、雪印食品本社に抗議 牛肉偽装で
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/200202/13-01.html 雪印食品の牛肉偽装事件で「熊本県産の牛肉のイメージが落ちた」として、同県
内の畜産農家約200人が12日、東京都中央区の同社本社を訪れて抗議文を提出
した。6日にJA熊本中央会長らが抗議しているが、「それだけでは気が済まない
」と、大挙上京した。
続いて東京・霞が関の農水省前で「国は狂牛病の責任を取れ」などと書いたのぼ
りを立てて、座り込みをした。13日には、国会前などをデモ行進して狂牛病対策
などを訴える。 JA菊池の安武孝之肥育部会長は「雪印事件後、熊本産の枝肉相
場は1キロ当たり100円も落ちた」と、憤っていた。
同社関西ミートセンターは昨年9月、狂牛病発生で需要が下がった北海道産牛肉
を熊本県産と偽って販売していたことが、農水省などの調査で分かっている。
【早川健人】 [毎日新聞2月13日]
432 :
:02/02/12 22:59 ID:C93BdIXX
433 :
:02/02/12 23:01 ID:C93BdIXX
▽農畜産物の履歴一目で、スーパーなどシステム構築(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20020212CIII043212.html 店頭表示に加え、パソコンなどで農畜産物がどこでどう作られたのかを消費者が
知ることができる――。こうした情報開示システムづくりに、小売業や農協、食品
メーカーが力を入れ始めた。狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)や雪印食品の産地偽
装など食の安全性を揺るがす事件が相次ぐなか、生産や流通の過程などをはっきり
させることで消費者の信頼を取り戻すのが狙いだ。
食品スーパーのマルエツは2月末、生産者名や栽培方法、出荷日時まで約30のデ
ータを明示したイチゴを販売する。昨年10月から生育履歴を記録した野菜を「育ち
はっきり」という統一ブランドで試験販売しており、ニラ、春菊に次ぐ第3弾。同
ブランドの野菜を扱う東京や神奈川の10店はデータを店頭に表示、新糀谷店(東京
・大田)にはパソコンで客がデータを確認、印刷できるコーナーを設けた。年内に
は、キャベツなど産直契約を結んでいる野菜15品目程度に対象を広げる計画だ。同
社は「生鮮品がどう作られ、流通したかを確かめたいとのニーズは高まっている」
と話す。
434 :
:02/02/12 23:04 ID:C93BdIXX
▽吉野家ディー、今期連結営業益162億円に(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20020212CAHI352212.html 吉野家ディー・アンド・シーは12日、2002年2月期の連結営業利益が前期比4%増
の162億円になりそうだと発表した。狂牛病騒動の影響で昨年10月以降、来店客数
が大幅に減り既存店売上高が低迷。中間決算発表時の予想183億円を21億円下回る
見通しとなった。
連結売上高は6%増の1490億円と、従来予想を50億円下回る見込み。昨年8月の牛
どん値下げにより、下期の既存店の来店客は前年同期比50%以上の増加を見込んで
いたが、10月以降は月ベースで3-29%程度増にとどまった。値下げで客単価が25%
程度低下したため、下期の既存店売上高は2.5%減る見通し。昨年9月時点の同社の
見込みでは、狂牛病による売り上げ減は2カ月間続き、マイナス幅は騒動がない場合の
5%としていた。実際は予想以上に長引き、10月から2月までに売り上げで「15%程度の
マイナス」(安部修仁社長)となりそうだ。
435 :
:02/02/12 23:06 ID:C93BdIXX
▽首相「食品安全部局の統合も検討」・狂牛病対策関連で(日経新聞)
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?i=2002021203262bs&c=0 国会は12日午前、衆院予算委員会に論戦の舞台を移し、2002年度予算案の実質審
議に入った。小泉純一郎首相は狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)対策に関連して
「現在の省庁のあり方にとらわれず、各省の食品安全に関する部局の組織改革も含
めて検討したい」と述べ、農水、厚生労働両省に分散している食品安全性の担当部
局の統合も検討する考えを明らかにした。
統合の対象として想定されるのは農水省の畜産部、遺伝子組み換え農産物などの
安全性評価を担当する農水技術会議と厚労省の食品保健部などで、これらを「食品
安全庁(仮称)」に改組する構想が政府部内で浮上している。
首相は経済財政諮問会議で検討に着手した税制の抜本改正の方向性について「経
済活性化に資する、単なる増減税にとどまらない、国民の努力が報われる税制を総
合的に考えていきたい」と表明。同時に「主要先進国の国民所得に対する税負担は
日本が1番低く、課税最低限も日本が1番高い。今の税制にはいろいろ問題がある」
と指摘、所得税の課税最低限の引き下げに向け各種控除の見直しを進める考えを示
した。
デフレ対策を巡る政府・日銀の対応では、竹中平蔵経済財政担当相が「日銀総裁
もメンバーの経済財政諮問会議で2年をメドにデフレを克服する目標を掲げている。
緩やかな形で物価目標を設定することを確認しており、デフレ政策に向けて大変
重要なステップだ」と指摘。塩川正十郎財務相は「日銀が流動性資金の供給を潤沢
にするのはデフレ阻止の柱だ。日銀は毎月8000億円の国債買い入れをしているが、
1兆円規模で買い上げてほしいと言っている」と強調した。
自民党の麻生太郎政調会長、藤井孝男元運輸相、公明党の北側一雄政調会長への
答弁。
436 :
:02/02/12 23:13 ID:C93BdIXX
437 :
:02/02/12 23:15 ID:C93BdIXX
438 :
:02/02/12 23:31 ID:C93BdIXX
▽食品安全で新組織検討 首相、減税先行も視野(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/20020212KIIAKA00500.html 衆院予算委員会は12日午前、小泉純一郎首相と全閣僚が出席して、2002年度
予算案の基本的質疑に入った。首相は狂牛病(牛海綿状脳症)対策に関連し「食品
安全対策を政府全体で考えないといけない。現在の省庁の在り方にとらわれず、部
局を組織改革する点も含めて検討したい」と述べた。食品の安全性を包括的に監督
できる体制をつくるため、農水、厚生労働両省の食品行政担当部局を統合する「食
品安全庁」新設に前向きな考えを表明したものだ。税制改正をめぐり、首相は「経
済活性化に資する税制を考えていくべきだ。単なる増減税という考え方にとどまら
ず、国民の努力が報われる税制も考えないといけない」と、増減税同額の「税収中
立」にこだわらず、減税先行もあり得るとの認識を示した。
439 :
:02/02/12 23:37 ID:C93BdIXX
▽吉野家、業績を下方修正 狂牛病問題でダメージ(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/20020212KIIAEA22110.html 牛どんチェーン最大手の吉野家ディー・アンド・シーは12日、狂牛病などの影響
で2002年2月期連結決算の業績見通しを下方修正した。売上高は当初予想を
50億円下回る1490億円に、当期純利益も11億円減の47億円になる見通しだ。
狂牛病に感染した牛が見つかった昨年9月までは、牛どんの値下げによる客足の
伸びで売り上げも好調だったが、「10月以降は、狂牛病問題によるダメージが予想
以上だった」(安部修仁社長)という。
来店客数は9月末の水準と比べ「最大4割ダウン」。保有有価証券の評価損として
約4億2000万円を計上するため、当期純利益も減少する見込み。
440 :
:02/02/13 07:47 ID:gB7VlmrY
▽食品安全行政、独立機関案など浮上(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20020213CEEI047212.html 狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)問題で農水、厚生労働両省による縦割りの弊害を指摘される
食品安全行政を巡り、見直し論議が活発になってきた。生産から消費者に至るまでの食品の安全
を一括して担当する独立機関の新設案が農水省と自民党内に浮上。厚労省には農畜産物の生産現
場も監視できる権限を求める声がある。省庁再編でも解決できなかった問題だけに、縄張り意識
も絡んだ綱引きが始まっている。
小泉純一郎首相は12日の衆院予算委員会で、食品安全行政について「現在の省庁のあり方にと
らわれず、各省の関係部局の組織改革も含めて検討したい」と、組織再編に意欲を示した。農水、
厚労両省が昨年11月に設けた「BSE問題に関する調査検討委員会」は13日から行政の見直し論
議を始め、3月に改革案をまとめる。現在の食品安全行政は農場などの生産現場が農水省、流通段
階からが厚労省の分担。1頭の牛であっても牧場での伝染病予防や飼料の安全性は農水省の担当で、
食肉処理場からの衛生管理は厚労省に所管が移る。
441 :
:02/02/13 07:54 ID:gB7VlmrY
▽食品行政に独立機関案・生産や流通を監視(読売新聞) 狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)問題で農水、厚生労働両省による縦割りの弊害 を指摘される食品安全行政を巡り、見直し論議が活発になってきた。生産から消費 者に至るまでの食品の安全を一括して担当する独立機関の新設案が農水省と自民党 内に浮上。厚労省には農畜産物の生産現場も監視できる権限を求める声がある。省 庁再編でも解決できなかった問題だけに、縄張り意識も絡んだ綱引きが始まってい る。 小泉純一郎首相は12日の衆院予算委員会で、食品安全行政について「現在の省庁 のあり方にとらわれず、各省の関係部局の組織改革も含めて検討したい」と、組織 再編に意欲を示した。農水、厚労両省が昨年11月に設けた「BSE問題に関する調 査検討委員会」は13日から行政の見直し論議を始め、3月に改革案をまとめる。 現在の食品安全行政は農場などの生産現場が農水省、流通段階からが厚労省の分 担。1頭の牛であっても牧場での伝染病予防や飼料の安全性は農水省の担当で、食 肉処理場からの衛生管理は厚労省に所管が移る。 狂牛病の感染源とされる飼料の肉骨粉の安全基準や輸入規制は農水省の担当。調 査検討委員会などで農水省の危機意識の薄さが浮き彫りになった。厚労省には「生 産者寄りの農水省に厳しい監督を求めても無理」(幹部)との声もある。 欧州連合(EU)は狂牛病の反省を踏まえ、政策決定機関である欧州委員会から 独立した「欧州食品安全機関」を近く設立。科学者ら約300人が生産から消費まで 食品の安全性を評価し、欧州委に対応を提言する機能を持たせる。 1月に調査団を欧州に派遣した自民党農林関係議員の間では、日本でも食品安全 に関する新機関を設立する案が浮上。農水省には公正取引委員会のように有識者ら 数人を委員とする独立機関を新設し、農水、厚労両省の食品安全行政全体を監視し、 改善を求める権限を与える構想がある。「農水省傘下とすれば狂牛病問題の焼け太 りと批判される」(農水省幹部)として、内閣府に置くことなどを探っているもよ うだ。与党内でも「失態を繰り返した農水省には置けない。内閣府しかない」(保 守党議員)との声がある。 一方、厚労省幹部は「中央省庁を再編し、省庁数を減らしたばかり。新たな役所 を作るべきではない」と批判。「厚労省に生産現場を含め網羅的に監視する権限を 持たせればいい」と反論する。同省は薬害エイズ問題後、医薬の生産指導と安全性 監視の組織を分離した経緯もあり、農水省の下に監視機関を新設する案には反対の 姿勢が目立つ。 [2002/2/13 日本経済新聞]
442 :
:02/02/13 09:35 ID:VCB72PF6
▽雪印食品牛肉偽装 熊本の生産者ら同社などに抗議 (西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/today.html#009 雪印食品(本社・東京)が北海道産牛肉を熊本県産と偽って販売した問題で、同
県内の畜産農家らで組織するBSE(狂牛病)緊急対策連絡協議会の安武孝之会長
らメンバー約二百人が十二日、同社や農水省を訪れ抗議行動をした。
同社本社では、同協議会側が「牛肉偽装工作は計り知れない経済的損失を及ぼし
た」などと書かれた抗議文を提出。代表らが同社幹部と非公開で会談した。
この間、他のメンバーは本社前で「社長出てこい」「謝罪せよ」などと連呼。
数十人が本社内に強引に入り、社員を取り囲むなど、緊迫した場面もあった。
会談後、同社の脇坂俊郎専務は「誠心誠意対応させていただきたい。今週中に全
国紙におわびの謝罪広告を出します」と震える声で語った。
農水省では、野間赳副大臣に対し、狂牛病発生で危機的状況に陥っている生産農
家の経営安定のため、制度の拡充などを要請。同省前で、抗議の座り込みをした。
443 :
:02/02/13 09:38 ID:VCB72PF6
▽狂牛病影響 廃用牛1000頭出荷できず 県内酪農家に痛打 (西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-local/fukuoka.html#003 狂牛病(牛海綿状脳症)問題に伴い、県内で一月末現在、廃用牛(乳が搾れなく
なった五、六歳以上の牛)約千頭が出荷できず、酪農家の経営を圧迫していること
が十二日、県議会農林水産委員会で報告された。子牛価格の低迷にもつながってお
り、関係者は対応に頭を痛めている。
県によると、これまでに国内で見つかった感染牛が、いずれも廃用牛だったこと
から、食肉処理業者が買い取りに難色を示し、全国で計四万四千頭が出荷できない
でいる。県内でも昨年十二月から廃用牛の流通が止まり、酪農家約四百八十戸が乳
用約千頭、肉用約十頭を抱えているという。
酪農家の多くはこれまで、廃用牛を肉用として出荷、若い乳用牛に切り替えなが
ら、牛乳を生産している。しかし、狂牛病の余波で、こうした切り替えができず、
一月の牛乳(生乳)生産量は一万六百五トンにとどまり、前年同月比3・3%減。
農家の減収にもつながっている。
一方、廃用牛のだぶつきに伴い、子牛を購入する動きも鈍化。福岡県南家畜市場
(八女市)では昨年八月、一頭あたり四万円だった雄の乳用子牛(生後一カ月)価
格が、昨年十二月には同七千円に暴落。今年一月には同九千円とやや持ち直したが、
子牛価格の低迷が続いている。
県酪農業協同組合連合会(福岡市)は「今の状態が続けば牛乳、子牛の市況は悪
化する」と危機感を募らせる。こうした中、県は廃用牛を農協などを通じて一時引
き取り、子牛を飼育するスペースを確保するほか、食肉処理業者に助成金を交付す
るなどの対応を打ち出しているが、買い取りは進んでいないのが実情。県は「食肉
処理業者らに検査態勢をアピールしながら、理解を求めてゆきたい」と話している。
444 :
:02/02/13 09:42 ID:VCB72PF6
▽牛肉偽装 雪印食品本社へ抗議 県内の生産者ら200人(熊本日日新聞)
http://www.kumanichi.co.jp/usi/kiji/20020213.1.html 雪印食品(東京)が輸入牛肉などを「熊本産」と偽っていた問題で、県内の酪農・
畜産農家ら約二百人が十二日、東京・日本橋茅場町の同社本社を訪れ、抗議した。
生産者らは社長の直接謝罪を求め、同社の脇坂俊郎専務が本社前で陳謝した。
県内のJAグループや農家による同社への直接抗議は三回目。
抗議したのは、農家でつくる県BSE緊急対策連絡協議会のメンバーらで、安武
孝之会長ら代表十数人が同社内に入り、脇坂専務に抗議文を提出した。
同社前では生産者らが横断幕やのぼりを掲げ、「社長が顔を出さんか」「農家の
努力を踏みにじるな」「土下座して謝れ」などと抗議。玄関から同社内になだれ込
み、社員に「表に出て生産者全員に謝罪の声を聞かせろ」と詰め寄った。
これに対し、脇坂専務ら幹部が玄関前に現れ、「申し訳ありません」と謝罪。新
聞に謝罪広告を出すことを説明、「おわびして済むとは思っていない。今後も一つ
一つ対応したい」と、何度も頭を下げた。
この後、生産者らは農水省前で座り込み。県産牛肉の安全性をPRするビラを配
布したほか、応対した野間赳副大臣に経営安定対策などを要請した。自民党本部で
県関係国会議員にも要請した。十三日には、国会や農水省周辺をデモ行進する予定。
熊本日日新聞2002年2月13日朝刊
445 :
:02/02/13 11:29 ID:VCB72PF6
446 :
:
02/02/13 11:51 ID:VCB72PF6