<<狂牛病関連情報蓄積スレ その9>>

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◆第5回BSE問題に関する調査検討委員会の概要について<暫定版>
http://www.maff.go.jp/work/press020208bse-05.pdf
(平成14年1月31日)(14.2.7)

・両省は利害が相反するので分かれたのだから、互いにチェックする機能が必要
である。しかし両省ともそれがされていなかった。
・衆参両国会で「食品衛生法」の改正の請願が採択されたが、その内容がどのよ
うなものであるか、また、それに対してどのような取り組み行われ、厚生労働省
と農林水産省でどのような連携が行われているのか、資料を提出してほしい。ま
た、10 年前に「食品安全法」制定の提案があったが、厚生労働省、農林水産、
省はどのように承知していたのか。
・省庁間の連携についてであるが、食品の問題について農水省・厚生省どちらに
照会したらよいかということで、過去には、例えば両省とも引いてしまい行き場
所がなくなる場合もあれば、両省が取り合って当惑したこともあり、また省内で
たらい回しされた経験もある。平成元年より前の話であるが、両省にまたがるよ
うな問題について、経済企画庁国民生活局に仲介をお願いしたが、お手上げであ
った。平成元年より厚労省及び農水省の間で定期的な懇談会が開催されるように
なったが、積極的にやっていこうとするか、そこから引けた感じになるかで全然
違う。
・行政対応に関する調査を見ても「人員不足でできるような状態でなく、もっと
別の機関を作ることが必要」等積極的な意見が寄せられている。既存の組織とは
全く別の組織が必要とも思うので、今後それを考えていく必要があるのではない
か。
・何のために行政改革があったのか。やたらに図体が大きくなることがいいこと
ではない。実のあるものにして欲しい。
・雪印問題の資料に関して、10 月17 日以前にと畜された牛肉は、現在どうい
う状態で保管されているのか。また目視も含めた検査で国産牛と輸入牛の区別は
つかないのか。
・改正JAS 法により表示が拡充され、大いに期待している。ただ工業製品と異
なり食品は分析しても必ずしも結果が出てこない。内容と表示が合っているかチ
ェックするのが大きな課題。今回の雪印の問題で、食肉のみならず食べ物の表示
全体の信頼性が疑われることも懸念される。信用を回復しないと表示の意味がな
くなる。
・厚生労働省及び農林水産省の連携についてお互いやっていたと言えるのか。例
えば千葉県において国内初のBSE が確認された件について、8 月6 日に食肉検
査所で敗血症と診断されてから、9 月10 日に記者発表するまでの間、各時点に
おいて、厚労省及び農水省でどのような連絡がなされたのかを確認したい。