<<狂牛病関連情報蓄積スレ その8>>

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▽検査済み国産牛を買い取り対象に偽装の疑い 雪印食品(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0129/004.html

 狂牛病(牛海綿状脳症、略称BSE)対策による国の「買い取り金」をだまし取るために、
輸入牛肉を国産と偽っていたとされる雪印食品関西ミートセンター(兵庫県伊丹市)が、狂牛
病の検査を終えて買い取り対象にならない国産牛についても古い加工日のラベルに張り替えて
いた疑いが強まった。28日までに、関係者が証言した。価格が低迷している牛肉を、買い取
り価格の高い国の制度に乗せて引き取らせようとしたとみられる。雪印食品本社は、事実関係
について調査を始めた。
 関係者によると、昨年秋、同センターで従業員が、青森県内の食肉加工場から出荷された、
加工日「01年10月22日」「(同)26日」などの日付の牛肉製品の箱から、製品のラベ
ルと「BSE検査済」のラベルの両方を、アイロンを当ててはがした。
 その後、同センターが加工者であることを示す雪印食品関西ミートセンターの青い縁取りの
ラベルを張った。偽造ラベルの加工日は、古い日付が印刷されていたという。
 同センター内には、「BSE検査済」のシールがわざわざはがされ、捨てられていた。
 国が買い取りの対象としたのは、狂牛病の全頭検査が始まった01年10月18日より前に
処理された国産牛に限られている。しかし、この時期は全国的に牛肉の買い控えが続き、在庫
がだぶついていたとされる。量販店向けの牛肉はこのころ、4割ほど値下がりしており、同セ
ンターは、市場に出しても値が安くなっていた10月18日以後の国産牛についても、日付を
改ざんすることで国に買い取らせようとしたとみられる。
 関西ミートセンターが買い取りを申請した牛肉は計139トン。このうち13.8トンは輸
入牛肉を偽装したものだった。残る約125トンの中に、本来は買い取り対象にならない検査
済みの牛肉が交じっていた疑いがある。

 ◆雪印食品本社の話
 詳細は不明だが、関係したとみられる社員からさらに事情を聴いている。(03:07)