<<狂牛病関連情報蓄積スレ その8>>

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248名無しさん@お腹いっぱい。
▽廃用牛買い上げ 農家滞留を解消へ/政府・自民(日本農業新聞平成14年1月26日)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews02020126.html
 政府・自民党は二十五日、牛海綿状脳症(BSE)の影響で出荷が滞っている廃用牛を、
国費で買い上げることを決めた。乳用種だけでなく、肉専用種の繁殖雌牛も対象にする。
買い上げ単価は乳用種が一頭当たり四万円、肉専用種が同五万円とする方向で、農水省は
財務省と最終調整に入った。廃用牛の買い上げが決まったことで、農家段階で現在滞って
いる四万頭を超える廃用牛が出荷され、農家の経営安定や乳牛と繁殖雌牛の更新が進むこ
とが期待される。

 廃用牛を買い上げるのは、JA全農、日本ハム・ソーセージ工業協同組合などの団体と
する方向で検討。国は買い上げ費用を助成する。この「老廃牛処理推進事業」の費用は、
二百億〜三百億円程度になる見通しだ。

 同事業の仕組みは、各団体が酪農家や肉用牛繁殖農家から廃用牛を買い上げて、と畜す
る。買い上げは「経産牛」が要件で、出産の回数を要件とするかはさらに調整する。
 と畜後はBSE検査を実施し、感染していないことを確認した上で、肉として販売する。

 肉としてすぐに販売できない場合は、一時的に保管する。一定期間保管後も販売ができ
ない場合には、肉骨粉に加工して焼却処分する。肉骨粉への加工・焼却の費用は、国が助
成する方向だ。

 このほか、廃用牛を専門に行う「と畜場」を緊急に整備する。廃用牛の肉を使った新商
品の開発も行うとしている。