▽1月13日 県産牛安全性PRの見学会 消費者40人が参加(読売新聞・熊本支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news003.htm 消費者に県産牛の安全性をPRしようと、県畜産農協連合会は十二日、生産と流通現場の
見学会を開き、四十人が参加した。
熊本畜産流通センターや県食肉衛生検査所で枝肉の品質・衛生管理や狂牛病の検査法の
説明を受けた後、一の宮町の直営牧場阿蘇肥育センターを訪問した。
同センターは県内唯一の直営牧場で、あか牛、くろ牛と両種の交雑種計三百九十二頭を飼育。
担当者は配合飼料や肥育期間などを説明。肉骨粉や動物性たんぱく質などを使わない安全な
県産牛を強調した。
熊本市の非常勤職員、石村忠輝さん(58)は、「生産者の苦労が改めて分かりました」と
話していた。大村直純・県畜産農協参事は「百回の説明より現場を見てもらうことで、安心感は
高まる。安全を確信してもらえたのではないか」と手ごたえを語った。