<<狂牛病関連情報蓄積スレ その7>>

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26調査検討委員会概要2
○2001/12/28掲載 第3回BSE問題に関する調査検討委員会の概要について<暫定版>
http://www.mhlw.go.jp/shingi/0112/s1221-1.html

・OIE基準による評価を主張する決定は、関係課、部局の了解を得たとしているが、いつどう
 いう形で了解を得たのか、書類があればわかると思うが、具体的に教えて欲しい。
・EUは、ステータス評価報告案において、SRMの除去、レンダリングラインの分離、サーベ
 イランスの強化等3つぐらいの勧告を行っているが、これに対して2001年9月以前に、我
 が国においてどうような対応がなされたのか。
・我が国で発生した3頭の牛にはいずれも同じ飼料工場の代用乳を給与していたとの報告があっ
 たが、その他に通常給与されているスターター(人工乳)も同じ工場で製造されていたのか。
・96年、BSEと変異型クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)との関係が否定できないとの
 形で発表され反響。英国では、BSEが18万頭発症し、約100人がvCJDで死亡したと
 いわれるが、我が国でも同じことが起こるのではないかと国民は不安に思っているのではないか。
・BSEのリスク評価とvCJDのリスク評価を分けて行う必要がある。それぞれ他の疾病と比
 較しながら、日本でどの程度発生の可能性があるのか、この分野で権威の第三者に科学的な分
 析を行っていただいて、消費者、行政関係者等が正しい知識を共有し、対応のあり方等を論議
 する必要がある。
・BSEへの対応が混乱していたことに議論が集中している。この委員会で後向きの議論をして
 いるが、前向きの議論をする発言の機会がない。
・米国、豪州でBSEが発生するのか、仮に、米国、豪州で発生した場合に政府がどういう対
 応をするのかといった議論をした方がいい。
・将来の話は後半にやる予定。制度の変革も含めて話題になると考えている。過去を責めるので
 はなく、反省を踏まえて将来の話をするということが重要。
・人の問題に限って言えば、英国で111人がvCJDで亡くなっているが、どのようなものを
 食べて、どういう経過でvCJDが発症したのか。食べた物と病気の発症との関係がまだよく
 わからないことを国民にわかっていただくことに意義があるのではないか。
・英国でvCJDで111人亡くなっているが、その原因についてできるだけ資料を提出して欲
 しい。
・その関連で、vCJDの発症までに10年近くかかるので、10年前まで遡って(vCJD発
 症者の)食生活を調べることは難しい。家族単位で見れば食生活はほぼ同じなので、家族の中
 にvCJD発症者が1人出たのか、2人出たのかといったことを調べればよいのではないか。
・この委員会では、二度とこのようなことを起こさないようにするためにどうするかが重要なの
 で、それに関して各委員の考えを発言する機会を設けるべきである。
・今の消費者の関心は安全である。EUで食品安全庁を作る動きがあるが、その背景としてBS
 Eの問題がどれほどの位置を占めるのか、EUがBSEを教訓として何を目指しているのかと
 いったことも参考にしながら、食品の安全の確立に向けて検討していくことが重要。
・EU、ドイツ等ではドラスティックに食品行政を改革した。そういう事例を報告して欲しい。
・消費者は安全と言われても牛肉を買わない。それはどうしてこのようなことが起きたかがわか
 らないためである。行政のどこに問題があったかを明確し、今後それをなくすようにしなけれ
 ばいけない。
・WHO勧告の最終報告書は、(1996年)5月7日に農水省に送付されているが、(資材審
 議会飼料部会では)その後9月まで議論されておらず、9月の部会でも最終報告書が提出され
 ていない。政策の決定が個人の判断で行われているのか、議論を行った上で決めたのか究明す
 べき。
  これについては、厚生省も関与しているが、農水省が取り上げなかったことについて、厚生
 省は何も言わなかったのか。縦割り行政はチェック機能が効くという面もあるが、この件につ
 いては、厚生省はチェック機能を果たしていなかったのか。