<<狂牛病関連情報蓄積スレ その7>>

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▽1月13日 県産牛 全頭に“背番号” 県、下旬から耳標装着(読売新聞・松江支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news001.htm

 狂牛病の牛が発生した場合の感染ルートを明確にするため、県は今月下旬から、牛の生産地
や移動歴などが識別できるプラスチック製の標識(耳標)を、県内産の全頭の耳に付ける。牛
を売買するのに必要だった農家名や飼育期間などの証明書の添付が省け、効率の良い競りも可
能となり、県畜産振興課は「消費者にも牛の正確な情報が提供でき、牛肉の販売増につながる
のでは」と期待している。
 昨年、狂牛病感染が判明した国内の三頭のうち、北海道と群馬県で飼育されていた二頭と同
じ牛舎にいた牛が全国に売買されていたが、その後の飼育先が転々として与えられたえさの特
定などができないため、この二頭に関しては感染ルートが解明されていない。そこで農水省が
全国の牛を対象に、背番号となる「個体識別システム体制」を導入した。
 耳標は縦七・五センチ、横五・五センチで黄色のプラスチック製。生年月日や品種、売買に
よる畜産農家の移動歴などが、バーコードと十けたの識別番号で記載されている。県内産は、
肉牛の島根和牛が約三万四千頭、乳牛は約一万千頭の計四万五千頭強。県やJAなどの職員が
畜産農家を訪問し、三月末までに牛の両耳に同じデータの耳標を付ける。
 一方、隠岐島で闘牛用として登録されている八十四頭は、対戦中に耳標で傷つく心配がある
ため特例扱いで、食肉として出荷する際に装着する。隠岐で強い牛は五、六歳になると闘牛の
頭数の多い沖縄県などに売られることも多く、実際に耳標装着の対象になるのは島内で引退す
る六歳以上の牛になりそう。