<<狂牛病関連情報蓄積スレ その7>>

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▽1月11日 信頼回復へ牛総背番号制(読売新聞・広島総局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news005.htm

・狂牛病対応 耳標装着始まる
 狂牛病の感染が確認された際の対応を迅速にするため、出生地や誕生年月日、移動履歴など
を記した「耳(じ)標(ひょ)(う)」を牛の耳に取り付ける作業が十日、大野町のチチヤス
牧場の牛舎で始まった。県は三月末までに、乳牛、肉牛計四万三千三百四十七頭すべてに装着
して〈総背番号制〉を確立する。
 耳標は、農林水産省の「個体識別システム」事業で、委託を受けた県が装着を推進。バーコ
ードと十けたの識別番号が付いており、個々の牛をデータベース化する。狂牛病への感染がわ
かった場合、すぐに同じ生産農家の牛を隔離できるメリットがある。
 この日は、県畜産振興室の職員や牧場の飼育員が牛舎に入り、牛が暴れないように押さえて
専用のパンチで耳に穴を開けて、黄色の耳標を五十頭の乳牛に取り付けていった。
 ただ、個体識別システムだけでは、店頭では生産情報が消費者に伝わらない欠点があり、県
は全農県本部と協力して和牛の出生地や食べていた飼料を書き込んだ「履歴書」を店頭に張り
出し、消費者に情報を提供することにしている。
 チチヤス酪農業協同組合の野村正理事は「耳標は問題があった時の原因究明にも役立ち、消
費者の信頼回復への一歩となる。国は風評被害が広がる前にこうした対策を取るべきだった」
と話していた。