熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成14年1月7日(月) 14:00〜14:09 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/010107jimujikan.htm ○牛海綿状脳症(BSE)の対応について
Q: 次官の会見としては、今日で最後になると思うんですけれども、特に狂牛病などに関して、
今後の農水省として後進の方々にどんなことをご期待されたいのでしょうか。
A: BSEの問題につきましては、私はこれまで農林水産省としての対応を皆様方にお話して
参りましたし、また、関連の資料につきましては現在、調査検討委員会に全てお出しをして
検討してもらうようにしておりますので、その論議の結果を待ちたいと思います。また、渡辺
新次官とは、明日、新旧次官交代の記者会見を行う予定にいたしておりますので、その場で
お答えする方がよろしいかと思います。
Q: ただ、前回もそういうようなお話しだったんですが、やっぱり改めてこのBSE問題はまだ
道半ばという状況なわけですね。この段階で改めてお伺いするんですが、ご自身のこれまでの
対応も含めて、何かコメント頂けないでしょうか。
A: 私はまだ、今日、次官として1日務めております。前回の記者会見でも同じ質問をされたと
思います。私がその際にお答えしたとおりでございます。
Q: しかし、このBSEの問題、対応をめぐっては、色々な面で農政不信にもなってきている
ところがあると思うのですが、やっぱり農水省のトップとして、ここはきちっと答えてしかる
べき問題ではないかと思いますが。
A: 農林水産省の対応については、これまでも何回もこの席でお答えを致しております。あ
なたからも昨年同じ質問をお受け致しております。その際にも申し上げておりますけれども、
これまでこの問題については、大臣の下で省を挙げて取り組んで参った問題でございます。
そして、この問題の今後の対応については、調査検討委員会に全て資料をお出ししてご論議を
いただいております。その中で、今後の取組について前向きの改善すべき提言を期待致して
おります。それに基づいて、省としては厚生労働省と連携をとりながら改善策への対応について
全力を挙げて参りたいと、このように考えております。
−以上−