>>95 そもそも、牛を食べるような民族は草原地帯で牧畜を行っていたものが大半である
しかし、ただの草原なら開墾して畑にすればいいことであり牧畜を行うような事にはならない
それでは何故牧畜をするようになったのか?
その答えは地理的要素にある。
もともと牛を飼うような民族は寒冷地で生活しているものが多く、そこでは度々飢饉
が起こっていた。
飢饉が起こると人々は、他の国などに侵入、戦争が起こる。
ゲルマン民族大移動の原因となったフン族の大移動も中国あたりの遊牧民(名前忘れた)
が飢饉に襲われた事を発端とする。
砂漠の遊牧民にも同じような事が言える。
この場合は、寒冷気候ではなく乾燥気候によるものである。
ヨーロッパの場合は、もちろん寒冷気候も関係するがは宗教の影響や
土壌が小麦の栽培に適してなかった土地が多かったこともかんがえられる。
蛇足だが、バイキングの活動は、寒さによる飢饉が原因であったと考えられている。