<<狂牛病関連情報蓄積スレ その6>>

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▽ 「もう牛飼い続けられない」 BSE110番に悲痛な声続々(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash01122806.html

 牛海綿状脳症(BSE)の国内発生で打撃を受けている農家の窮状を受けとめようと、農民
運動全国連合会(農民連)は「BSE110番」を開設して、毎日、電話で相談を受け付けて
いる。十日から始めて、すでに五十件の相談が来た。牛の値下がりで赤字続きの肥育農家や、
廃用牛を処分できない酪農家の嘆き、怒りの訴えが目立つ。集まった声は農相に届け、「損失
補償などの対策をとるよう申し入れをしたい」としている。
 電話をかけた一人、愛知の肥育農家は、乳廃用牛専門のため、市場に拒否されて出荷できな
い状態が続いている。「借金を払うには田んぼを売るしかないが、税金で三分の一も取られる。
国の責任で起きたのに税金まで取られるのでは泣くに泣けない」と訴えた。
 別の肥育農家は、電話をかけた後に上京、事務所を直接訪れた。肥育牛を月に二十頭以上出
荷していたが、値段が四分の一に下がったという。「えさ代はおろか、元の子牛代にもならず
完全に赤字だ。暴動を起こし政府になぐり込みをしたい気持ちです」
 また、都内の焼き肉店主からも「このままでは店を閉めざるを得ない」と相談が来た。BS
E発生後は来客が八割減り、売り上げはそれ以下になったという。
 電話を受ける石黒昌孝事務局次長は「営農をあきらめている人もいた。聞くのもつらい」と
語る。「後継者になる子どもたちのためにも、営農を続けられるような支援が必要だ」として、
国の責任で金銭面での対策を取るよう要望していく方針。BSE110番の電話は農民連事務
局、電話03(3590)6759。