<<狂牛病関連情報蓄積スレ その6>>

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405読売新聞
▽5年も前から専門家「肉骨粉」法規制求める声(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20011228ic09.htm

 狂牛病の感染源とされる肉骨粉の牛への使用を農水省が行政指導にとどめた問題で、行政指
導の通達直前に開かれた狂牛病専門家の検討会で、委員から「日本でも法的措置が必要」など
と徹底した措置を求める意見が出ていたことが28日、公表された議事録で明らかになった。
同省はこれまで、「専門家の意見も踏まえて決めた」と説明していただけに、改めて同省の対
応が問われそうだ。
 検討会は、世界保健機関(WHO)が加盟国に肉骨粉の牛への供与禁止を勧告したのを受け、
1996年4月8日、開かれた。
 会議では、農水省の熊沢英昭畜産局長(現次官)が「慎重に対処したい」とあいさつ。事務
局から「(肉骨粉規制の)指導通達を近々出すことにしている」などの説明がされた。
 出席した7人の委員の一部からは、「日本でも英国と同様、禁止令を出したほうがよいので
はないか」「将来、責任問題に発展する。しっかりとした対策が必要」との意見が出た。
 しかし、同省側は「検討したい」としただけで、審議は終了。その8日後の4月16日、同
省は牛への肉骨粉の使用を禁止する行政指導通達を出した。
 この経緯について、農水省では「法規制を求める声は少数意見で、検討会終了後、委員全員
の了承を得た」と説明している。  (12月28日13:55)