<<狂牛病関連情報蓄積スレ その6>>

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402毎日新聞(続き1)
◆怒る農家
 感染牛が出た地域などからは「大臣が言うことではない」「軽すぎる」との批判が出ている。
 国内3頭目の感染牛が確認された群馬県宮城村でも28日、武部農相との意見交換会が予定
されている。村で乳牛40頭を飼育する酪農家の男性(53)は「(意見交換会には)農家側
から呼んだのではなく、あちらから来てくれることになって期待感があったが、あまりに不用
意な発言だ」と話し「(交換会では)きちんと現場の窮状を聞いてほしい」と述べた。
 1頭目の感染牛が発見された千葉県の畜産団体は「感染源が確定しないと、酪農家はいつ自
分の家に狂牛病が出るかと不安で仕方がない。解明はきちんと進めてほしい」と求めた。
 福島市議会は27日、国に狂牛病発生の行政責任を明らかにするよう求める意見書を全会一
致で可決した。意見書提案者の一人で元酪農家の石原信市郎市議は「農相の一連の発言は軽す
ぎる。仲間の畜産業者の状況は悲惨で、山形県では自殺者も出た。事務方だけ辞任させ、自ら
の責任を明らかにしてこなかった武部農相の対応は政治家といえない」と怒った。

■農相の26日の狂牛病関連発言要旨は次の通り。

◆北海道中標津町で
 感染源、感染ルートが究明されなければ消費者に安心感を与えないと(新聞は)書いている
。だが、イギリスでは15年で18万頭、EUでは2200頭(の感染牛)が出ているが、こ
れまで感染源、ルートは特定されていない。
 よくタウンミーティングで「(牛の肉骨粉を牛に与えてはいけないという)行政指導を知ら
なかった」と言う農家がある。それは恥ずかしいと思わないのか。(行政指導を)知らなかっ
たのは事実でしょう。けど、行政指導じゃ駄目だから法律で3年以下の懲役、30万円以下の
罰金にした。全部法規制というと社会主義の国になってしまうじゃないですか。
 感染源、感染ルートはそんなに大きな問題なのでしょうか。今にでも解明したい。明日にで
も犯人を特定したい。イギリスでは15年しても特定できない。3年も5年も特定しないと消
費が回復しないとでも言うのか。安全性と感染源の問題は別。今、全頭検査になって、直接関
係ないじゃありませんか。

◆同根室市で
 どの新聞も、感染ルートを解明しなければ安全でないようなことを言っている。学校給食は
60%が牛肉をやめた。今も25〜26%は使っていない。でも牛乳はやめていない。牛乳は
よくて肉は駄目なのか。牛肉やめるなら牛乳はなぜやめられないのか。