<<狂牛病関連情報蓄積スレ その6>>

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▼ニューズウィーク日本版 12月19日号(先週号)
アメリカの牛肉は本当に安全なのか 予防は徹底、だが検査体制に批判も
千葉香代子、ジュリー・スケルフォ、アダム・ロジャーズ、アンドルー・マー
http://www.nwj.ne.jp/public/toppage/20011219articles/SR_sef3.html

●検査規模は圧力の表れ?

 農務省のデトワイラーは、すでに発生して根絶しようとしている国と、そもそも
存在するかどうかを調べようとしている国では立場が異なると反論する。
「1件当たり30〜40ドルかかる検査をただ増やすより、疑わしいところを集中的に
調べたほうが効率的だ」と、ワイオミング大学のベス・ウィリアムズ教授(獣医学)
は言う。
 いずれにせよ、感染が広まっているとみなす専門家はほとんどいない。検査頭数
が少ないのは牛肉業界の「圧力」の表れだと批判するジャーナリストのシェルドン・
ランプトンも、「アメリカに狂牛病が蔓延しているとは思わない」と言う。「感
染していたとしても、数はきわめて少ないだろう」
 アメリカの消費者にとっては幸運なことに、肉骨粉の混入飼料を食べた1222頭の
牛は、ピュリーナ社がすべて買い取って処分した。だが、幸運がいつまでも続くと
はかぎらない。

ニューズウィーク日本版 2001年12月19日号 P.25