<<狂牛病関連情報蓄積スレ その6>>

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▼ニューズウィーク日本版 12月19日号(先週号)
アメリカの牛肉は本当に安全なのか 予防は徹底、だが検査体制に批判も
千葉香代子、ジュリー・スケルフォ、アダム・ロジャーズ、アンドルー・マー
http://www.nwj.ne.jp/public/toppage/20011219articles/SR_sef3.html

 日本で狂牛病が発生したと知らされたのは、電話だったか、電子メールだったか。
最近のことなのに思い出せないと、米農務省の狂牛病対策チームを率いるリンダ・
デトワイラーは言う。
 覚えているのは、日本からの牛肉や肉骨粉の輸入を止めようとしたことだけ。感
染した牛が外国で新たに見つかると、いつもそうする。だが日本の場合、口蹄疫の
ために昨年からすでに輸入禁止になっていた。
 品種改良のため1994〜99年に日本から輸入された242頭の和牛については、所在
を突き止め、隔離する。「牛が死ぬまで監視下におく」と、デトワイラーは言う。
 農務省が狂牛病の監視を始めた90年以来、アメリカでは感染例が1件も確認され
ていない。政府の予防措置が効果を発揮している証拠とする見方がある一方、見つ
けようとする努力が足りないと主張する人々もいる。
 はっきりしているのは、もし発生すればパニックになるということだ。牛肉と関
連製品を合わせた昨年度の輸出額は530億ドル(半分は日本向け)に達し、農産物
輸出全体の約1割を占める。「狂牛病が発生すれば、市場は崩壊する」と、肉牛生
産者団体R-CALFのジョン・ロッキー専務理事は言う。