■■■■狂牛病信者増殖中・その4■■■■

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777とおりすがり
765>プリオン自体の研究は日本はトップクラスらしい

そんなことないです。生命科学は主に何のテーマでもそうですが、
アメリカがぶっちぎりのトップ。次は欧州です。日本は同じくらいかその次。
他の諸外国には研究そのものがあって無いようなレベルですから。
金子先生も今までの業績は全てプルジナー研留学時のもので、
帰国後は十分な研究はできていません。(この点は行政がいたらないと思う。)

変異プリオン1分子でも正常プリオンを変異させることができるのは、
事実ですが、それは生体内に一分子を投与したのではなくて、
試験管内の正常プリオンに異常プリオンを1分子まぜたら、
みな異常プリオンになった、という実験結果のことです。
このことから、異常分子が1分子でも生体内正常プリオンと出逢えば、
それを異常型に変成させる力はあると、考えられます。
しかし試験管内と、生体では違いがあります。

腸、口腔、扁桃等から体内に取り込まれた変異プリオンが、
脳神経系にまで達することが可能かどうか?
その過程で何%が代謝、排出されるのか?
その到達可能性の具体的数値は、人体実験はできませんから依然未知数です。
しかし動物実験その他の事実から、かなり低い、と予想されています。
それが安全根拠の柱でもあります。

そう言ってしまうと、実は安全性には確実(100%)な証拠はありません。
しかし、かなり確信的確率で「感染確率は天文学的に低い」と考えられます。

10万個。価は大きいですが生化学の世界では非常に微量です。
それでもその10の6乗倍くらい、経口摂取しないと、その量は脳には達しないでしょうね。(しかしそれが牛肉量にしてどの程度かは、私には解りません。)

ですから必要以上に恐れることはないのですが、
普段以上に牛肉摂取を増やすことは、これまたすすめられません。
778名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/26 03:20 ID:Y+L58Jh0
758>鹿児島大学医学部の納光弘教授は、BSEを引き起こす異常プリオンは10
>万個集まらなければ、感染にはつながらないという最新学説を説明した。

10万分子=1.66 x10のマイナス7乗ピコモル、で感染.....、
molに直すと天文学的に低い数値ですね。
仮にこの10万分子が1ulに解けているとして、
モル濃度は0.166 pM!これはあまり意味が無い数値ですが、
体内のホルモンや細胞成長因子(nMオーダー)よりもかなり強力ですね。
でもまあ、その分子数が「細胞内」に入り込まなきゃならないということでしょうから(この新聞記事からはその辺のディテールは不明)
プリオンのreceptorがないと早々起きることでは無い様に思いますね。
779 :01/12/26 11:36 ID:aYX5VQOK
>>764
運悪く感染し発症した人と同じ食生活を送って感染しない人も居るわけだから、
「ヒトには異常プリオンを排出する機構が備わっている」か「遺伝的にプリオン病に
感染しにくい体質のヒトが居る」のいずれかを仮説として採っているだけでしょう。
実証された話ではないと思われます。

「自分が発症しにくい体質」であるか「食べても排出される」ことを期待して牛を
食べることが生理的に嫌な人は、今まで通り食べない方がいいでしょう。