■■■■狂牛病信者増殖中・その4■■■■

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249SRM=危険部位
>>247
 2000年10月から、全加盟国で食肉(飼料用および肥料用を含む)からSRMの除去が
義務付けられた。それまでは、BSE発生国のみで自主的にSRM除去が義務付けられて
いた。SRMは、EU科学委員会の見解に基づき、徐々に対象部位が拡大されている。
現在のSRMは次の通り。

@全加盟国で除去されるSRM

・12ヵ月齢を超える牛の頭がい(脳および眼球を含む)、扁桃、せき柱(腰椎横
 突起および尾椎を含まず、背根神経節を含む)およびせき髄ならびにすべての
 月齢の牛の腸(十二指腸から直腸まで)

・12ヵ月齢を超える、または歯肉から切歯が生えている羊およびヤギの頭がい
(脳および眼球を含む)、扁桃およびせき髄ならびにすべての月齢の羊およびヤ
 ギの脾臓

A上記@に加え、イギリスおよびポルトガルでは次のSRMを除去しなくてはならない。

・6ヵ月齢を超える牛のすべての頭部(舌を除く)、扁桃、胸腺、脾臓およびせき髄

 なお、BSE発生リスクの低いと考えられる国(オーストリア、フィンランド、
スウェーデン)および牛肉生産管理が厳格に実施されている国(イギリス、ポル
トガル)では、一定の条件の下で、牛のせき柱の除去が免除される。

 また、2000年10月から、牛、羊、ヤギの頭がいおよびせき柱から機械的に食肉
を分離すること(MRM:Mechanically recovered meat)が禁止され、2001年3月末からは、
牛、羊、ヤギのすべての骨からのMRMが禁止された。さらに、2001年1月から、
牛、羊、ヤギについて、SRMが食肉を汚染する可能性のあると畜方法(気絶後に
頭がい内の中枢神経を棒で傷つける方法)が禁止された。