457 :
:01/12/01 13:50 ID:hzUg8SGU
少子化で人口減るから、食料自給率どんどん上がるよ。
458 :
:01/12/01 14:20 ID:6FjB8M38
>>452 それって○堀センセの学説?地球の中心はメタンで満ちてるって言う・・・
センセは蛋白質では権威でしたけど、時々妙な学説を発表されて
失笑を買われておりました。凄いセンセだったのですがね。
今で言う電波ですよ、電波(藁
459 :
:01/12/01 17:24 ID:6COLqgcd
460 :
255:01/12/01 17:25 ID:6COLqgcd
IDで分かると思うけど459=255ね
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/01 18:15 ID:V7ipiN36
化学肥料や農薬の原料は輸入せずに作れるのかな?
窒素肥料は他の製品の副産物で作れるってきいたけど燐肥料は?
よく知らないから教えて下さい。
結局、輸入に頼るのでは意味がないです。
462 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/01 18:21 ID:ak12+/bU
>>461 同意。
更に言えば、今の農業は石油農業。
石油を輸入しているのではあまり意味が無い。
463 :
255:01/12/01 20:21 ID:6COLqgcd
>>461 燐肥料の原料の燐鉱石はモロッコ、中国、ヨルダンなどから輸入されています。
農薬の原料は色々あるので一口には言えませんが、大抵の物は石油から作られています。
石油以外のものから作られるものは、
Btなどの微生物を利用したものが結構普通に使われているようです。
燐の事で興味深い話が
>>427の「有機栽培って良いですか?」の46に書いてあります。
輸入に頼るのは意味がないというのには同意です。
>>462 資材以外にもエネルギーを大量に使うって事かな?
464 :
:01/12/01 20:39 ID:2YPq7Q7t
農耕も機械で行うわけだから、ってことでしょ。
農地を人間が耕作したら、その人間の消費カロリーが増えて作物の消費量が上がって意味なし。
窒素肥料は石油を高温で燃焼させることで、空気中の窒素を固定化する。
エンジンがNOXを排出するけど、それを計画的にプラントで起こす。
機械化に拠って、資材の製造にも石油は必要なわけだ。
石油農業とは言い得て妙だな。
465 :
さまよえる中国人:01/12/01 20:47 ID:ak12+/bU
結局食料自給率を百%にするよりも、緊急時に困らないように
備蓄するとか、友好関係を構築しておくとか、脅せるように軍事力
を強化しておくとかのほうが現実的ではないのか。
466 :
255:01/12/01 21:00 ID:6COLqgcd
うを、はぢまた。
467 :
一言レス:01/12/01 22:11 ID:NSZ0N8Ht
>464
> 窒素肥料は石油を高温で燃焼させることで、空気中の窒素を固定化する。
> エンジンがNOXを排出するけど、それを計画的にプラントで起こす。
それって火力発電の副産物って言い換えれるんじゃないの?
468 :
:01/12/01 22:22 ID:e4IU4xbL
>>467 火力発電でNOXを排出するのは具合が悪い。
それよりも、窒素固定化のプラントが電力生み出せるようにする方が正攻法だと思える。
能なしの火力発電よりも、窒素肥料を生産しながら発電も行い、廃熱を暖房に使う。
これくらいやれば相当効率的になる。
469 :
:01/12/01 22:25 ID:LzyeO6BR
>>468 コジェネって奴だね。
資源のない国だからこそ、そういうのに力を入れてもらいたいけど。
実際は、縦割りとか、利権がらみで複合施設というのはつくるの難しいようですね。
470 :
255:01/12/01 22:30 ID:6COLqgcd
光触媒で作った水素と窒素を反応させて作ればあんまりエネルギー掛からなくて良さそう。
471 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 00:32 ID:HNxD4NXd
F1種子ばかり使うのは、種子の製造販売の業者がもうかりつづけるためにあるのかな。
作物からとれた種子をまいても、優秀な作物がとれるように改良できないのか。
472 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 01:05 ID:UjJ0kp8e
誰か今まで出た前向きな意見をうまくまとめてよ。
473 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 01:36 ID:N+P7Gvyi
>472
おれの意見は皆と違うからまとめられん。
農業大規模化には反対意見なのさ。
地域内で栽培して消費。が理想だと思ってる。
474 :
まう:01/12/02 02:20 ID:1VmGFsYh
>>473 俺は蕎麦を食べたいし、ゴーヤも食べたいけどね。
475 :
mka:01/12/02 07:41 ID:bydBM1ND
476 :
mka:01/12/02 07:53 ID:bydBM1ND
森をつくる営みが農業である
原後 雄太
「森を保護しようとしたというより、これまでアマゾンで何とか生き抜
いていこうとしていたら、結果的に森を育てることになったんです」
海外林業コンサルタンツ協会の招きで来日し、実に36年ぶりに日本の
冬を経験したというトメアス農村振興協会の新井範明会長は、アマゾン
での営農をみずから振り返ってそう語った。
アマゾン川の河口に位置するベレン市。そこから230キロ南下したと
ころに、アマゾンで最大の日系人移住地トメアスがある。1929年から移
住が始まり、1942 年までに352家族、2104名が地球の裏側にある広大
な密林に入植した。
カカオ栽培と米作を基本に入植したものの、カカオは全滅。陸路はな
く、船で 10時間かけてベレン市まで野菜を出荷することになった。少
し落ち着いたころに、悪性のマラリアが現地を襲い、治療もできないま
まに多数の移住者の命が奪われた。入植世帯の8割にあたる276家族が脱
耕してトメアスを去った。
477 :
mka:01/12/02 07:54 ID:bydBM1ND
1933年、移住者のひとりだった臼井牧之助氏の手でシンガポールから
コショウの苗20本が海を渡った。そのうちわずか2本だけが生き残り、
トメアスに持ち込まれると、空前のコショウ景気に沸くことになった。
ジュート(麻)と並ぶ日系人によるアマゾンの二大産業として成長を遂
げ、トメアスは世界有数のコショウ産地に変貌したのである。
ところがコショウブームも60年代後半になると陰りが生じる。水害と
土壌菌による病害の蔓延で74年までにコショウ畑は全滅してしまった。
マラリア以来の悪夢の再来とばかりに、半数以上の入植者がふたたびト
メアスを後にした。
なぜそんな悪夢がふたたび訪れたのだろうか。熱帯林は種の多様性こ
そが命だ。そして遺伝子の多様性は、自然条件の変化に備えて種を存続
させる自然の知恵である。それなのに、「黒いダイヤ」(コショウ)だけ
をできるだけ作り出そうと、森林をすべて焼き払い、表土をツルツルに
した。化学肥料をまいて、わずか 2本の苗木から何百万本もの「クロー
ン」を仕立てた。
478 :
mka:01/12/02 07:55 ID:bydBM1ND
生産性は上がったように見えたが、「ひとたび一人が風邪をひいたら
みんな風邪をひいてしまう」(坂口陞さん、後出)のは自然の理だった。
「水害や病害は自然の摂理に反したことのしっぺ返しだったのではない
か」。トメアスに残った人々は、再建計画をつくるなかでそう考えるよ
うになった。
「それでは、これまでの逆をやってみよう」。野菜のほかに、メロンや
スイカを植えて地表をできるかぎり覆う。柑橘類のほか、アセロラ、ク
プアスといった樹木性の果樹を植える。コショウの枯れた畑には日陰を
つくるために木を植え、その間にカカオを植えた。
カカオの大きな葉は落葉して降り積もり豊かな腐植土をつくる。そこ
に木を植えると何を植えても驚くほどよく育った。
カカオ、ゴム、コーヒーといった主要な樹木作物に、クプアスやグラ
ビオラ、アセロラ、マンゴスチンといった果樹を植え込む。さらにブラ
ジルナッツや薬用となるアンジローバ、家具材となるフレジョ、マホガ
ニー、セドロなどの価値のある樹種を植えていった。東アマゾンの森も
、いまではトメアスだけで40を越える製材所がひしめき、森林が急速に
消えている。ところが日系移住地に入ると急に森が深くなる。古くは
1930年代にブラジルナッツを植え、60年代にゴムを植え、70年代から本
格的に植林をしているためだ。
「コショウの病気は人害です」そう言い切るのは、樹木作物を熱心うっ
たえるトメアスにおける農業の先駆者で、その指導的な立場にある坂口
陞さんだ。76年から森を切って焼くことをやめた。それと同時にコショ
ウとも縁を切った。
「自分の生より長く生きる作物を植える。それをつくって死ぬのが生だ。
枯れるようなものを植えるのは百姓ではない」というのが坂口さんの持
論だ。森を切り開くのではなく、森をつくる営みのなかで生かされるの
が農業である、と考えるのだ。
479 :
mka:01/12/02 07:56 ID:bydBM1ND
そうしたアプローチはこれまでの農業観をくつがえすものだ。森と対
峙するのではなく、森を模倣して森を復元することで生かされる生業と
しての農業――。それをトメアスの人たちは“森林農業”と呼んでいる。くしくもそれは、かつてアマゾンの地で行われてきたカヤポ人らの先住民の農法を模倣したものでもある。
トメアスにはほっとする温かさがある。それは、山村を荒廃させ、あ
るいは放棄して発展させてきた日本の産業社会の、さらに先にある大事
なことに気づいているからではないか。森林という自然環境のなかで生
かされる森林共存型の文明を築こうとしている。それは、アマゾンとい
う濃密な自然のなかで生き抜こうとして行き着いた人類共有の知恵であ
るようにも感じられる。焼かずにむしろ木を植える農業――。トメアス
の混作農業はかねてから世界の研究者に注目されてきた。そんな農業が
アマゾンでもっと広まってほしい。
http://super.win.ne.jp/~jbn/cgi-bin/jbn-news/vol_2_8.html
480 :
T:01/12/02 08:26 ID:ZAjtKe6g
>>mkaさん
アイヌの人たちと似ていますね
でもそれでは日本の人口を支えられないと思うけど・・
481 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 09:36 ID:dWZCmqe7
熱帯雨林ではかなり正解に近い(持続可能な)農業だと思います。
ただ、ゴムなどこれらの農作物は半日陰で育つ樹木だから可能な面もありますね。
日本では多層構造の森林は無いので多少のアレンジは必要でしょう。
482 :
455:01/12/02 09:42 ID:pEegMYve
>>456 >>3年も掛かったら・・
宮内庁に納入する位のモノが出来るようになるまで3年掛かるの。
単位収量も増えて。
「並み」のモノ、「並み」の収量ならその間もできるの。
>>何も考えない・・
その道何十年の職人芸を持った農家さんの頭の中が僕に分からない
だけで、少なくとも農業試験場やら肥料メーカー技術者やらの
「浅はか」な計算より、その土地で何十年も試行錯誤してきた職人芸
農家さんの判断の方が確かに見える。ほんの数百メートル離れただけ
で生育状況って変わるから、机上の計算はあてにならない。
思うんだけど、農家のオッさんって皆何も考えられない
馬鹿だと思われてるみたいね。人によるけど、違うよ。
何も考えられてない人もいるけど。
僕455ね。
自給率向上の為に必要なのは、農家さんへの「経営者教育」です。
販売を農協に任せきりにしていて都市部消費者の意向なんか分かる筈も
ないし、それで借金して大規模化しても利益を出せずに脱落していく。
持続可能で安全性の高い生産技術なんて分かってるんだよ。
経営能力が低いから自立できず、農協と国策頼りで自滅してるのが問題。
各々の素養もあるから「生産のプロ」と「経営のプロ」がチームを組んで
運営する農業法人が増やせれば、日本の農業も再生するかも。
483 :
アメリカこわい:01/12/02 10:00 ID:PwYwzf4P
484 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 10:35 ID:1zBme579
日本は食料自給率を捨てて、工業化で発展せざるを得なかった。
何故ならそこで田んぼを作って米を作るよりは、工場を建てて
モノを売るほうが利益が上がるからだ。
狭い土地で人を養うにはそれしかなかった。
だから食料自給率を100パーセントにしようとしたら、それこそ
その前に貧民層が増えて餓死者も増えるのでは。
既出ならスマソ
メガフロート構想とかあるけど、そういうので土地が増やせればなあ
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 10:46 ID:YnlVKNJr
>484
むしろ、メガフロートで工業
土の上で農業がのぞましい。
海の上なら重いものも楽運べるし。
486 :
255:01/12/02 17:24 ID:AMIUGlrn
>>482 >宮内庁に納入・・・
全体的に見て今より収量増えるのね、
それすごく大事な事だから先に書いてほしかった。
>その道何十年・・・
だったら化学肥料もちゃんと使えるんじゃない?
>ほんの数百・・・
しっかりと土壌分析を行ってやれば、充分当てになるはず。
>思うんだけど、農家・・・
そんなの分かってる、外国だと農業の知識が無いのがいるみたいだけど。
その下の文章は同意、昨日やってたね。
487 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 21:02 ID:PU9U3sc/
NHKスペシャルはじっまたよ。
488 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 21:17 ID:YJhD+JnT
今、見てる。
冒頭で農産物(ネギ)の中国と日本の価格差が出てた。
日本は中国の2倍の価格。その内約半分が輸送とか仲買とかの価格。
で、日本の価格を下げるためとか言って、下げるのは原価、すなわち
生産者側だけに削減を押しつける様な事を言っている。
何だか農家が気の毒になった。実は今の日本の農業問題は、農家その
ものよりは、流通とか広告とかの中間段階の構造にこそ問題がある様
な気がした。
489 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 21:19 ID:Bljk3zs3
きゅうりの曲がり具合にこだわる消費者もどうかと
490 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 21:23 ID:AH5+VgZr
>>489 曲がったきゅうりを売ることによる物流ロス(箱詰めの際隙間大)>>>>>>>>>曲がっているきゅうりを捨てるロスと思われ
491 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 21:29 ID:Bljk3zs3
分ける作業が省けるからそうでもないんでないかい、と
今見てるNHKで。
492 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 21:36 ID:jDzvtoE3
水なす、丸ナスはうめーな。
493 :
255:01/12/02 21:42 ID:AMIUGlrn
品種保存は行うべき。
将来、品種改良に使えるし、地域の伝統料理に欠かせなかったりするし、
文化を守る事に繋がる。
494 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 21:43 ID:yv5ATLf1
コスト削減って、、、農水省、、、
いままでと全然変わっていない主張だな。
安さ勝負で行ったら、中国に勝てるわけ無いって
おれたちしろうとでもわかるちゅうねん。
495 :
透明性が重要だって:01/12/02 21:46 ID:v0g1ILpd
農業は暗いな。日本経済と一緒だ。
496 :
255:01/12/02 21:48 ID:AMIUGlrn
無能薬栽培か。。。
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 21:52 ID:LZIsqbw+
スーパーが、地元農家の支援しますっていう売り込みができないものか。
地元農家の作物を優先的に仕入れするんだ。
企業の社会貢献、地域貢献って、そういう形でもできるだろう。
498 :
兼業農家:01/12/02 21:57 ID:FTG8vRPn
米の有機農業は大変だ。やってるとこは凄いよ。
うちは兼業農家で、親父が張り切ってるが無理だよ。
もう米作りはやめたい。
499 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 22:06 ID:YJhD+JnT
今、NHKスペシャルでスタジオのサラリーマンの「米農家への
補助金はいらない」と言った趣旨の発言が出た時、武部農水大臣
がちょっと気色ばんだ表情になった。ちょっと可笑しかった。
あと「補助金は自分達のところにちっとも回って来ない」との農
家の意見もあり。
500 :
255:01/12/02 22:09 ID:AMIUGlrn
補助金の話になると、やっぱり嫌な雰囲気になるね。
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 22:09 ID:82zZi5Qs
農作物は産業じゃねえ。生命維持に不可欠なものだ。
そろそろ消費者側の食い物を考え直させる必要があるな。
日本人は永年食ってきた穀物や豆類、根菜類を重視すべき。
しかも、国産で。
502 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 22:35 ID:MrY9GjVt
なんかNHKの放送聞いてると農業関連で実際に田畑を耕しているのが
40万人で、農協やら農機具屋やら農薬屋が同じ40万人ほどいるようだな。
そいつらの既得権益のために、税金が湯水のごとく使われているのか?
ほ場整備事業は本当に農家の役に立っているのか?
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/02 23:39 ID:FTG8vRPn
農機具金かけてもなー
504 :
「酸」と関係ないのになぜ「酸素」?:01/12/02 23:53 ID:m43/T1K5
505 :
:01/12/06 09:37 ID:NqFFIl+J
農協解体しよう。とりあえずそうしよう。
506 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
>505
農協以外にも農地整備工事や農機具販売で食っている連中も
見直しが必要だ。