アフガンのアヘン生産のことだけど、国連ODCCPが今年7月に出した報告書
"Grobal Illicit Drug Trends 2001"が先のニュース(
>>379,
>>381)を裏付けてる。
UN-ODCCP, Grobal Illicit Drug Trends 2001 報告書、分析部アフガン章(英文)
http://www.undcp.org/adhoc/report_2001-06-26_1/analysis_afghanistan.pdf ケシ栽培は19cからあったが長い間きわめて小規模なもので、
急激に規模が大きくなったのは1979年のソ連侵攻以降。
内戦により政府コントロールが失われ、長期化するにつれて
異常な戦時下経済構造へと移行してしまったのが背景。
報告書には時期別の詳細な分析が書かれている。
1999年9月、タリバン政権は栽培面積を1/3減らすよう布告。
国連予備調査ではアフガン全体で10%程度の減産と推定されたが
干ばつの影響もあって2000年生産量は28%減少。
2000年7月、タリバン政権は「ケシ栽培全面禁止」を実施。
2001年2月の国連予備調査で「極めて大規模な栽培面積減少」が確認される。
英文だし読むのが面倒なら、図-2(Figure-2)のグラフだけ見るのが吉。