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ステップ5 「誤差修正」
ご存じのとおり、物事には誤差というものがつきものです。最終的にはこの誤差を上方修正してやる必要があります。
「いや、下方修正だろ!!」
と思われた方は、まだ誤差の検出方法を把握していません。私が言っているのは就職率と現実との誤差ではなく、99%との誤差です。しつこいようですが、我々が求めているのは 式a=99 という方程式の、式aの方なのですから。
ただ、ステップ1〜4を、あんまり阿漕にやりますと、ときどき就職率が100%を超えることがあります。まあ、分母の集団と分子の集団が別集団なのですから、100%超えることもありえますよね。この場合は、やむなく下方修正して99%台まで戻します。
■結論
以上、ざっと典型的手法をご覧いただきました。ここから導かれる、就職率計算式は、
(全生徒の全就業内定回数もしくはポイント)÷(生徒のうち任意の人数)×(任意の数字)+任意の数字
ということになります。
別に就職率は、気にしなくてもいいわけですね。