東条英機の孫って人がテレビに出てたけど

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42名無しさん
東条 由布子さん(東条英機の孫)の朝日新聞投稿
(長文につき多少アレンジ)

 いつも8月になると複雑な心境になる。今年は首相が靖国さまへ参拝することが問題になっており、尚更である。中国の指摘する問題点は東条一人であるとしている。祖父ならきっと「私が問題で参拝が困難になり国交に支障を来たすのであれば分祀することを良し」とするに違いないと思う。

 祖父の残した遺言である「絶対に言い訳をするな」を守るために今まで私は口を閉ざしてきた。それは祖父が東京裁判で「日本国内の全責任は自分にある」と証言したことが意味を失い、陛下や戦争関係者、ご遺族に累が及ぶことを危惧してのこと。

 また祖父は遺言で、開戦は自存自衛が目的であり国際法を遵守しており日本は無罪であると最後まで主張していた。ただ、陛下の軍隊が戦場で一部過ちを犯したことについて悔やんでもいた。そして靖国さまについて祖父は「我々の処刑で戦犯の処罰は、これを終えてほしい。戦死、戦災死者は遺族の申し出があらば合祀されたし」と述べており、また「敵、味方、中立国の国民、罹災者の一大追悼慰霊祭を行われたし」とも述べている。

 平成7年3月19日付け毎日新聞で「昭和天皇 東条首相を賞賛」と一面で大きく報道された。これは祖父が首相解任時に天皇から賜った異例の勅語が米国で保管されていたマイクロフィルムから見つかったことから判明した。「百年の後の名を期せ」の祖父の言葉を思い、胸が熱くなった。生涯で一番嬉しい日だった。(引用終わり)