英紙、社説で靖国他取り上げる

このエントリーをはてなブックマークに追加
661o
他人の批判ばっかりしていてもしかたないので、私なりの反対論も書いておきます。
私が反対するのは端的にいえば違憲の疑いが強いからです。
政教分離原則というのは政治が宗教を利用し、または逆に宗教が政治に介入した
場合に大抵人権が侵害され個人の尊厳が踏みにじられてきたという人類の歴史的
経験からきている。
だから、最高裁がどう判断していようと私は政教分離原則を厳格に考えるべきだと
思います。
世論もちょっと前までは靖国公式参拝には反対していたはずでしょう。森さんが神の国発言を
したときにはあの発言を支持する人はほとんどいなかったしね。
それが、アサヒが外圧を利用したという作用に対する反作用、中国や韓国に対する
感情的反発として断固賛成という感情に流れていることを危惧します。

靖国問題を外交問題として考えれば参拝すべきでしょう。
また、日本のために死んだ人たちを弔うのは国家の義務とも言えるでしょう。
しかし、宗教と政治という問題は時事的な外交なんかよりもはるかに巨大な問題
だと思います。
そして、戦死者を弔うことは靖国でなくてもできるはず。
だから、私は靖国参拝には反対だし、参拝をやめることが外交的失点になるような
状況を作り出したアサヒを憎みます。