英紙、社説で靖国他取り上げる

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この板でしばらく前から常任理事国と核武装のために周辺国と
強固な「友好関係」を築けと主張している人がいますね。
一見もっともな意見ではあるが、実のところは目標と手段が
あまりにもかけ離れていると思う。

常任理事国となり核武装するのはなんのためか。それは日本が
政治的にも大国となり日本の生存環境を自分の力で構築し、
国益を追求できるようにするためでしょう。

まあ、どうふるまおうと日本が常任理事国になることには
中国・韓国は強硬に反対するに決まっている。日本が常任理事国に
なれる場合はドイツとインドが常任理事国になる場合に抱き合わせで
一緒になる場合に限られると思う。自力で常任理事国になることは
無理でしょう。

そこで、そもそもなぜ日本が常任理事国になった方が国益のために
なるのか根源に遡って考える必要があると思う。
常任理事国になることは手段であって目的ではない。常任理事国に
なって政治的力を得て日本の利益を主張することが目的でしょう。
しかし、それって常任理事国という地位を得ないとできないこと
なのでしょうか。
そうではないはず。日本ほどの国力があれば常任理事国という地位が
なくとも他国と喧嘩して日本の国益を主張することはできるはず。
日本の国民と政治家に他国と徹底的に喧嘩する覚悟と戦略があれば
安全保障理事国の地位なんていうものはどうでもいい。
逆に安全保障理事国の地位が欲しいからといって他国と喧嘩することを
恐れて日本の国益をないがしろにするとすれば本末転倒でしょう。