結局『新しい歴史教科書』ってどこが悪いの?

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>49ページ 公地公民
>「豪族の頭目である蘇我氏を宮中から排除する計画を、まず最初に
>心に秘めていたのは、中大兄皇子と中臣鎌足(のちの藤原鎌足)で
>あった。」
>コメント:文中にある中臣鎌足をはじめ、蘇我氏以外にも豪族はおり、
>彼らの頭目に蘇我氏がなったことはない。
>蘇我氏は大和朝廷で「大臣」という職につくことによって、
>政治に参画していたのである。
>通常、「頭目」とは盗賊など悪人の統率者について使われる語である。
>7世紀前半の事実に、天皇が善であり、豪族は悪であるという、
>執筆者自身の善悪の尺度を当てはめたことによって、
>こうした表現が出てきたものであろう。
>※他社本では蘇我氏を「大臣の」「豪族の」などとし、
>「豪族の頭目」とは表現していない。

今度は、当時使われていた言葉を批判している。
そもそも、この記述から天皇=善 豪族=悪と読める人間がどれだけ
居るだろうか?