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第五話:
カンコ君の家はとても貧乏です。
カンコ君はつぎはぎだらけの服を着ていて靴すらはいていない有り様でした。
それを可哀相に思ったニホンちゃんはある日カンコ君に服と靴を買ってあげました。
とびきりいい服ではありませんでしたが、それでもそのときのニホンちゃんにとっては結構な負担です。
そして服と靴を身につけたカンコ君はニホンちゃんにこう言いました。
「むりやり欲しくもない服を着させるな!こんな服なんか着たくもなんともない!謝れ!賠償だ!」
怒ってカンコ君は家に帰ってしまいました。
次の日、カンコ君はその服と靴を身につけて学校に来ました。