京福電鉄衝突

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117名無しさん23
京福存続へ1100人気勢、決起集会 (●2001年6月23日 ●午後2時) 「京福電車存続総決起集会」は23日、勝山市の京福勝山駅裏で開かれた。京福越前本線や三国、永平寺両線の存廃をめぐる県の論議が正念場を迎える中、1000人を超える沿線市民が集まり、存続へ気勢を上げた。県民の機運を一気に高めていこうと、勝山市民などでつくる京福電車利用促進会議が初めて企画。同市民や福井市、坂井、吉田両郡の各種団体に呼び掛けたところ、約1100人が参加した。
 集会ではまず同会の滝川裕司会長が「電車は地球環境に優しい乗り物。交通弱者にはなくてはならないものだ。孫、子どものために、皆さんの熱意で残していこう」とあいさつ。山岸正裕市長ら沿線市町村代表や県議、県選出国会議員が存続へ声を高めた。
 利用者を代表して、ふくい路面電車とまちづくりの会の会員らが「公共交通がなくなると街は廃れていく。この集会を契機に、市民一人ひとりに電車の大切さを訴えていこう」と呼び掛けた後、全員が「バス転換はだめ電車存続を」と書かれた鉢巻きを締め頑張ろう三唱した。
 このほか会場周辺では電車への落書きコーナーなどさまざまなイベントが行われ、多くの電車愛好家でにぎわった。
 京福線をめぐっては、越前線活性化協議会で第3セクター方式での存続か、廃線によるバス路線転換などを視野に検討を進めている。9月までに3セク導入の可能性を探り、12月ごろに最終的な方向性を示すことにしている。