【狂牛】ニクコップンで狂牛病!脳衰省氏ねpart21

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252また真実は隠されたか
狂牛病
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 不適切部分の検体提供指示 農水省が千葉県に

 国内で初めて狂牛病(牛海綿状脳症)と確認された千葉県産の乳牛が、最初の検査では陰性
と判断されていた問題で、農水省側が組織を採取した千葉県に対し、検査用脳組織のうち、
狂牛病の原因である異常プリオンが最も蓄積しやすい部分でなく、
その周辺部の検体を検査機関に提供するよう指示していたことが二十七日、分かった。
最初の検査の検査キットを開発したメーカーは、周辺部は不適切で、蓄積部分を検査する
よう再三にわたり求めており、農水省側も認識していた。
検査についての農水省の指導の問題も問われそうだ。
同省は一頭目の狂牛病の牛が確認されて以降、同じ検査でこれまで陰性とされてきた
約三百頭の牛すべてを再検査。すべての検査結果が陰性だったと発表したばかりだが
、この三百頭も同じように周辺部を調べており、検査データの信頼性が揺らぐことになった。

この検査は、スイスのメーカーが開発したプリオニクス検査と呼ばれる国内未承認の方法
。同省は研究目的で四百検査分のキットを輸入し、同省管轄の独立行政法人・動物衛生研究所
(茨城県つくば市)で、今年春から神経症状のある牛などを対象に検査を実施していた。
異常プリオンは、脳の延髄のうち、一―一・五グラムある「かんぬき部」に最も蓄積しやすく、
メーカー側はかんぬき部を正しく採取して検査することが不可欠だとして、
研修の受講などを求めていた。
しかし同研究所によると、農水省は、かんぬき部については組織を直接、
顕微鏡で調べる別の検査に用いるよう各県を指導しており、今回も千葉県が
この指導に従ってかんぬき部の周辺組織だけを同研究所に提供。
プリオニクス検査が行われたという。
同研究所は「メーカーのマニュアル通りでないことは承知していたが、
周辺部でも異常プリオンは検出できるとのデータもあり、陰性の結果が
採取の方法と関係があったかは分からない」としている。
(了) 09/27
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20010927-154.html